どんな映画でも面白く観てしまう元気で天真爛漫な映画ファン(俺)が、ほのぼのとした語り口で映画感想文を綴ります。

ウソ、あの死闘の後にコレ? 『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が最高な理由

2022/02/01
 
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『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の悲劇、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の感動を経てのコレ

アベンジャーズの見る影もなく完全な学園コメディと化した『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は、これまたエンドゲームの哀しみなんかすっかりと忘れて日常に戻ったピーター・パ―カーくんのワクワクドキドキ修学旅行が舞台である。

クールなガールフレンドMJを演じるのはゼンデイヤちゃん。

スパイダーマンにおけるヒロイン筆頭キャラのMJといえば、サム・ライミ版のキルスティン・ダンストの記憶が濃厚すぎるし、そもそもコミックではMJ=白人という設定であるわけだが、MCU版はまさかのゼンデイヤちゃん大抜擢で「人種的にどうなの?」という批判もあったらしい。

しかし俺からすれば「可愛ければよかろう」な心境なので、白人だろうが黒人だろうがアンデッドだろうが宇宙人だろうが、なんなら女装した男の娘だろうが可愛ければそんなものはどうでもいい。

そういう意味でゼンデイヤちゃんは合格点だし、美人でスタイルもいいのにオタク感も漂っていてピーターに超お似合いである。

エンドゲームの大決戦の直後で、世間がサノスショックの後遺症に少なからず悩まされているといった状況でありながら、ピーターくんはボスであるニック・フューリーの連絡すら無視してMJ告白計画に余念がない。

 

さすがである。

“親愛なる隣人” はダテじゃない。

 

ヒーローである前に人間だし、人並みに恋だってしたい平凡な男の子だもん! といった感じのピーターくんにとっては、世界の危機よりも好きな子にフラれることのほうが一大事なのであった。



修学旅行のドキドキよ、永遠に

 

なんか知らんが水とか炎とか砂とかの怪物「エレメンタルズ」なる敵の襲来で修学旅行先が大パニックになるわけだが、やっぱり気になるのはMJのこと。

でもヒーローとして闘わなきゃいけないし、MJにも告白したいし・・・って状況で現れた救世主ミステリオに全部マル投げするピーターくん、マジで最高。

 

超強いミステリオがエレメンタルズをぶっ飛ばしてくれるんなら、僕なんか必要ないよね、あとは任せるからMJに告白させて! 修学旅行を満喫させて!

ピーターくんのささやかな願い、マジで叶えてあげたい。

飛行機内でMJの隣に座りたいピーターくん、ヴェネツィアでMJへの贈り物を選ぶピーターくん、恋敵のクラスメイトを殺そうとするピーターくん、まさに仕事は二の次。MJ命。

いいなあ。修学旅行って、好きな子がいるのといないのとでは全然楽しさが違うよね。

いつも学校で会ってるのに、環境が違うだけでこんなにドキドキするなんて・・・。プラハ滞在中のホテルで、告白するなら今だとMJを外に誘い出すピーターくんとかもう青春すぎてたまりません。



そしてミステリオの哀愁たるや

 

本作に新たな登場したキャラクター「ミステリオ」の、そのミステリアスな謎については観てのお楽しみであるが、とにかく哀愁がすごい。

そもそもミステリオ役のジェイク・ギレンホールの顔面がもう哀愁の塊なので嫌でも哀愁が漂ってしまうんだろうけど、今回のミステリオというキャラの生い立ちもギネス級に哀愁があるので、もはやその存在が今世紀最大の哀愁のバクダンと化している。

恋に悩むピーターくんと哀愁のミステリオ。

もうヒーロー映画の要素がゼロでびっくりするねこれ。

サノスとの死闘の直後にコレ、フェイズ3のラストを飾るのがコレ、とんでもない振り幅でお贈りするMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)。

 

実は数日前、ディズニーとソニーとの交渉が決裂したとかで、スパイダーマンのMCU離脱が噂されていた。

もしそんなことになったら、ファンの絶望は必至であるが、これもミステリオの哀愁の成せる技なのであろうか。

本作において、スパイダーマンとアベンジャーズの物語は新たな展開を見せており、まだまだ続きが語られなければならないのだ。

ここまでやっておいて無責任に「大人の事情」で本作のスパイダーマンのその後が観れなくなるなんてことは許されない。

別次元の地球「アース833」の、ディズニーとソニーが一致団結している世界線から続編をひっぱってきてでもしっかりと公開して欲しいものである。

 

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