どんな映画でも面白く観てしまう元気で天真爛漫な映画ファン(俺)が、ほのぼのとした語り口で映画感想文を綴ります。

『シェイプ・オブ・ウォーター』って、美しいどころか超下品だよね?

2022/02/01
 
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アカデミー賞最優秀作品賞に輝いてしまった『シェイプ・オブ・ウォーター』

とんでもない快挙なのは間違いないけど、こんなオゲレツな作品が名誉ある賞(というか日本人的にはもっとも権威ある映画賞)を獲ってしまったことに驚きを隠せなかった。

 

さらに日本における作品の宣伝文句には「ロマンチック」「大人のラブファンタジー」なんてワードが飛び交い、挙句の果てには「モンスターとの純愛」などという、まるで『美女と野獣』みたいなノリ(完全に悪ノリ、というか大嘘)で紹介している媒体もあるではないか。

まあ、作品の観方も感想も人それぞれなので、誰がどんな捉え方をしようと勝手だが、俺が観た率直な感想は「オゲレツ」のひとことだった。

 

普段は映画なんか観ないような人が「アカデミー賞受賞したんだって~」なんて言いながら、1年に一回行くか行かないかの映画館に友人を誘って足を運んで、どデカいバケツみたいなのに入ったポップコーンをシェアしながらぼんやり観るにはあまりにも危険。

その人、今後10年は映画館に行かなくなるのではないか。



そもそもこれを「美しい」とか言う奴は欲求不満

監督であるギレルモ・デルトロさんの過去の作品を観たことがある人だったらわかると思いますが、この人はいつも気持ち悪い映画ばっかり撮っているよね。

よってスクリーンには、どう考えても「美しいモノ」など映っておりません。

 

欲求不満のコミュ障女

ハゲホモじいちゃん

黒人デブ女

サディストの豚男

半魚人

薄汚い研究所

ションベンの飛び散るトイレ

廃れた映画館の上にあるボロアパート

クソまずいパイを平気で客に出すカフェ

 

 

劇中にロクなモノが登場していないじゃん!

 

でもね、このロクでもない下劣な世界には「変態的なエロ」が充満している。

そこは認める。

 

欲求不満のコミュ障女を好む奴→変態

ハゲのホモジジイを好む奴→変態

黒人のデブ女を好む奴→変態

サディストの豚男を好む奴→変態

半魚人を好む奴→変態

薄汚い研究所を好む奴→変態

ションベンの飛び散るトイレを好む奴→変態

廃れた映画館の上にあるボロアパートを好む奴→変態

クソまずいパイを平気で客に出すカフェを好む奴→変態

 

ほら。

全部ことごとく変態が好む世界観じゃありませんか。

 

こんな見事な世界観があっていいのでしょうか。

 

つまりこの作品、誰が最初に「美しい」とか言い出したのかわからないけど、この映画を「美しい」と言ってしまう感覚って、自分が変態的なモノに心奪われたことを他人に知られたくないし、自分自身も認めたくないから、とりあえず「美しい」とか言っておくみたいな感覚なんじゃないかなって思う。

 

「美しい」という言葉の背後には、【いや、違うよ。私はね、このヴィジュアルの美的感覚っていうの? 水の中の幻想的なイメージとかアパートにある小物のセンスとかカメラワーク? あと姿カタチではなく心で繋がる種族を超えた一途な恋愛とか、そんなのを「美しい」と言っているのであって、決して変態的な設定のことではないよ】といったわけのわかんない言い訳が隠れているのだ。

 

しかし実際のところは、この作品の「変態」な部分に惹かれているのは間違いなく、つまりこの作品に本気で感情移入して感動した人間なんてのは、単なる慢性的な性的欲求不満

 

誰とでもいいからセックスがしたい。

 

「イケメンであれば半魚人でもいい」「いいケツしていればブスでもいい」、同性愛者なら「ハゲたジジイでもいい」、マゾっ気のある女なら「サディストで指が腐っていてもいい」と、いろいろと妥協もするけどとにかく誰かとセックスがしたい!という気分に強く共感したのではないでしょうか。

 



そもそもこれはジャンルが良くわからない

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作品の舞台は米ソ冷戦時代の1962年だが、ファンタジックなのはこの時代設定のみ。

 

政府の研究施設に実験台として連れてこられた半魚人さんと清掃員の孤独な(欲求不満)女性イライザさん(サリー・ホーキンス)が、心惹かれ合う物語が展開するわけだが、研究所のセキュリティがガバガバすぎて素晴らしい(そこがファンタジー)。

 

一介の清掃員が気軽にお弁当を持って半魚人の水槽に近づけてしまうのヤバくない?

 

完全にそのへんの動物園よりも気軽なので、そのアットホーム感もまさにファンタジーだなと心から感動した。

 

で、そんな微笑ましい環境で展開するわりに、セックスシーンに「ボカシ」が入ったりするから困る。

もう俺の個人的な認識としては、一般作品でありながら「ボカシ」が入った時点でそれは成人映画じゃないの?

 

「ファンタジー」とか「ラブロマンス」とか「ホラー」とかを超越して、もはやそれは「成人映画」。
つまり「ポルノ」である

 

そう考えると、先ほどの「この映画を絶賛するやつ欲求不満説」が成立してしまう。

 

だってポルノ映画なんだもん。

観る奴は欲求不満しかいないわけで、完全に利害関係が一致するではあーりませんか。

 

よかった。腑に落ちた。

 

まとめ

 

『シェイプ・オブ・ウォーター』はポルノ映画なので、デートとかで観に行ったらぜったいにダメ!

 

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