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【10.8高知】オカダVSタイチ、散る聖帝、立ち上がる真の王【G1 CLIMAX 31】

 
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オカダ「最後のほうさ、ほとんどタイチを応援してたって、俺は知ってるよ。でもさ、その状態で勝つのが、レインメーカー、オカダ・カズチカだから」

 

“世界一小ずるい男” と呼ばれたタイチが、真っ向勝負の正統派レスラーとしてオカダに立ち向かい、熱き意地を見せ、パフォーマンスで観客を魅了し、大きな一勝を予感させた。

希望と興奮を一身に背負い、確実に勝利への流れを引き寄せつつも、それでもやはりオカダには勝てない。

まさに、かつての “憎らしいほど強いオカダ” を思い起こさせる圧倒的強者感。

 

開幕戦でエースを倒して王の帰還が宣言され、この日、ファンの期待を背負った聖帝を倒して、真の頂点への道が開かれた。

並走するは “最強のツアーコンダクター” ジェフ・コブ、そしてその後方を不気味に追ってくる “闇の復讐者” EVIL

マジでこのあまりにもズバ抜けて強い3人のトップ争いがヤバすぎる。

 



EVIL VS 棚橋弘至

 

光と闇の直接対決。

 

などと、あまりにも常套句すぎて恥ずかしくなるようなワードを誰もが口走ってしまうほど、あからさまな世界観のこの試合。

「闇」をつかさどり非道の限りをつくすEVILに対し、エース棚橋さんはあくまで「光」として自身の誇りを貫く。

善と悪、天使と悪魔、正直者とズル賢い者。

これが昔話であれば、人に優しく、地道に頑張る正直じいさんに幸運が訪れるわけだが、過酷で残酷なG1においてそんな希望はひとつも無いのだ。

 

とにかくこの試合、EVILが汚ければ汚いほど、エースの美しさが際立つという、まさに善と悪の対比が見事に表現された闘いであった。

前回の直接対決では、相変わらずEVILの無法勝利によってエースが敗北しているとのことで

 

「今日もディック東郷の介入で勝利でもしたら、EVILは何も変わっていない、前回から進化していないということの証明になる」

 

といった解説席のデスペのコメントはもっともである。

 

しかしだ。

 

EVILは、そもそも変化や進化を重要視していないから凄いのだ。

その「周りの評価をまったく気にしない」というところこそが、いまのEVILの強さのポイントとなっていることは否めないだろう。

実際、このあまりにも非道すぎる戦闘スタイルが、確実に勝ち点を積み重ねているのである。

周囲の評価が低くても、結果は確実についてくる。

どんなやり方であろうが勝てばそれが正義。

EVILの「俺が法律だ」という言葉の真意はそこにある。

 

二度にわたるレフェリーへの妨害を画策して、光のエースの優勝への可能性を粉々に消し去るEVIL。

 

デスペ「すーごいな、この会場の空気が。ここで喋るのすごく嫌なんだけど・・・」

 

怒りと呆れと絶望とで、静まり返る高知県民体育館。

衝撃のバッドエンドではあるが、これがEVILの正義であり、悪の美しさでもあるのだ。



ジェフ・コブ VS SANADA

 

今世紀最強のモンスタージェフ・コブを止めるのは、もはやレインメーカーしかいないのかもしれない。

それほどまでに、今のジェフ・コブの負ける姿がまるで想像できないし、対戦相手が可哀想になるくらい弄ばれている。

あのテクニシャンなSANADAですら、シンプルに上に乗られたり、連続で押さえ込みされるだけでしんどそうだ。

 

デスペ「オリンピック出たとき74キロ級なんでしょ? 何があったの?」

 

 

え?

 

マジで?

 

ジェフ・コブが、2004年のアテネオリンピックにおけるレスリングのグアム代表だったことは聞いていたが、まさかの階級を聞いてうんこ漏れそうになった。

 

 

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