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【10.6広島1日目】お茶の間、内藤哲也 VS YOSHI-HASHIに感動【G1 CLIMAX 30】

 
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結果的に、内藤哲也のチャンピオンとしての強さが際立った試合ではあった。

しかしだ。

 

内藤「俺の心配してた、燃え尽き症候群のYOSHI-HASHIではなかったね。なにか、興行再開後、なにかつかんだかね?」

 

完璧なるデスティーノにてヨシハシを仕留めた内藤は、勝ち名乗りを受けたあとにマットに倒れているヨシハシを踏みつける。

この行為と試合後のバクステコメントは、内藤がこの試合を機にヨシハシを認めたことの現れのような気がしてならない。

 

「興行再開後、なにかつかんだかね?」

 

という言葉がすべてを物語っている。

G1におけるヨシハシの変化に、身をもって気が付いた内藤の素直な感想だ。

 

内藤「いったいいつになったらさあ、俺を焦らせてくれんのかな? 物事が変わるのは一瞬なんだろ? その一瞬をもう、20年近く待ってるんだけどさあ、いったいいつになったら物事が変わるんだ、カブロン? そんなのんびりしてるとさあ、お互いレスラー人生終わっちゃうよ。超えられないまま終わってしまうよ。YOSHI-HASHI、そろそろ焦った方がいいぜ。」

 

もしかして、苦言を呈しつつも発破をかけているのか? ヨシハシへの叱咤激励なのか?

なんてことを考えてしまうのは、楽観的かつ都合の良すぎる思考なのかもしれないが、内藤がヨシハシの成長を確実に認識して、これから、さらに進化してくれることを望んでいるかのような、そんな温かさを感じるコメントだ。と俺は思った。

 

 

 

内藤哲也 VS YOSHI-HASHI

 

2冠王者内藤哲也への挑戦。

G1で連日その成長ぶりを見せつけて、EVIL戦、棚橋戦、そして初勝利を奪ったSANADA戦と、ファンの心を揺さぶりまくる闘いを続けているヨシハシ。

「続けている」→ここ重要!

そう。“良い試合” をすることはタマにあるが、それが「続かない」のが以前のヨシハシだった。

「ヨシハシが生まれ変わったか?」と見せかけて、次の試合では「やっぱりいつものヨシハシだ!」となっちゃう、気合いが持続しない男として有名。

まるでセックス中に中折れしてしまう最近の俺みたいだったってやかましいわ。

そして内藤が言う「俺の心配してた、燃え尽き症候群のYOSHI-HASHIではなかったね」という言葉が示す通り、今回のG1シリーズのヨシハシは5戦続けて、誰が見てもわかるほどアツい試合を見せてくれている。

ベルト戴冠によって自信と責任が芽生えたのかもしれないし、内藤が言うように「何かをつかんだ」のかもしれない。

 

どちらにせよ、ヨシハシは間違いなく変わった。

 

その変化の一端としては、まず技のバリエーションが多彩になったのが印象的だ。

得意技の「バタフライロック」は、相手の体力を消耗させる技として非常に効果的な使い方をするようになった。

内藤戦でも、ロープに逃がさない技術を駆使して、途中でアームロックを同時に決めるなどの工夫も見せている。

この “工夫” こそがヨシハシの向上心の現れなのである。

さらに、このシリーズで多用しているドラゴンスープレックスも、フィニッシュのカルマへと移行する手段としても用いられるなど、繋ぎ技としてかなり有効。

クマ殺しの精度も上がってるし、内藤戦ではデスティーノを切り返してのクマ殺しという神技も見せた。

2冠王者とここまでスリリングな闘いができるヨシハシの姿に、拍手を贈らないプロレスファンなどいないと断言できる。

 

だからと言って、「ヨシハシよく頑張った!」などと褒めるなんてことを、俺はしない。

まだまだ先は長いんだから。

こんなんで終われないし、こんなんで褒められてもヨシハシ本人も嬉しくないだろう。

 

YOSHI-HASHI「完全に、最後、決勝、望みない、かもしれないけどなオイ、まだいるだろ? 同門の後藤洋央紀。そして、いまオイ、タッグのベルト持ってるヤツいるじゃねぇか。俺はな、このNEVERの6人のタッグベルト、持ってるだけで、誰が満足するか、バカヤロー! オイ、こんなんじゃ終わんねぇぞ。いいか。地べた這いつくばって(きた)男じゃないとわかんない強さを、見せてやるよ」

 

言葉足らずで公式に補足を付けられているが、言いたいことはわかった。

ヨシハシはこんなんで満足しないんだから、俺たちもヨシハシを甘やかしたりなんかしない。

同門対決、下剋上突き付けてやれ!

 

100点満点!

 

 

 



棚橋弘至 VS KENTA

 

たまには、こんなハッピーエンドもいいよね。

新日本プロレスのグッズを身に付けて、ちょっといい日を、もっといい日に。

 

 

いや、棚橋さんの髪型wwwww

 

90年代ヴィジュアル系バンドのボーカル、もしくはキャバ嬢、などとみんなに言われていたが、そんなオチャメな髪型を堂々としちゃうところも棚橋さんの魅力なんだよね。

相当な時間をかけてセットされたであろうその髪の毛を、試合開始早々にKENTAにぐちゃぐちゃにされるシーンを見てなぜかスカっとしてしまった俺は性格が悪いのだろうか。

美しいモノを汚したくなるのは男のサガ。

KENTAもそんなサディスティックな欲望を隠せなかったのであろう。

 

怒涛の攻めと権利書アタッシュケースでの殴打など、何度も窮地に立たされつつも、最後は痛むヒザを省みずに渾身のテキサスクローバーで棚橋さんがカタルシス満点の勝利。

しかも締めのマイクとかすげえ長々とやってるし。

いや、マジで棚橋さんの締めって、なんかこっちももらい泣きしそうになりますよね。

感情表現が豊かだし、そもそも素直で涙もろい人なんでしょうね、棚橋さん。

やっぱ棚橋さんは違うなあって、改めて思い知らされました。

 

感動のフィナーレに 100点満点!

 

 

 

EVIL VS ジュース・ロビンソン

 

EVIL「誰が正義か、誰が本物か、誰が頂点かわかったか、オイ」

 

EVILが正義でしょ、どう見ても!

ディックとの鮮やかな連携が火を噴く。

やはりこのスタイルは回を重ねるごとに洗練されてきているし、今回は浅見レフェリーだったので説得力があった。

 

さて、それはそうと、気になる流れが浮上した。

というよりも、誰もが懸念していた問題ではあるが、バレットクラブとしてのEVILの立ち位置について、やはり案の定このシリーズで火種がくすぶり出したようだ。

 

ジェイ「そもそもBULLET CLUBが付いてなければ、お前程度のヤツなんて2冠王者にはなれなかったんだ。お前は態度を改めるべきだ。もう一度、忠告しといてやる。お前はBULLET CLUBなしじゃ、今のポジションに立つことなんてできなかった。ディック・トーゴーとTOO SWEETポーズをしてるのも見てるが、あまり調子に乗るな」

 

前回、無法行為の末にKENTAから勝利を挙げたEVILに対して、ジェイ・ホワイトがAブロックのバクコメで苦言を呈したのである。

KENTAがゴング前に、EVILに向けてToo Sweetポーズを差し向けるが、EVILはそれに応えずにディック東郷とだけポーズを交わしたシーンに、さすがのジェイくんもイラっとしたのかもしれない。

 

EVIL「ジェイ。オメェ、勘違いするなよ。全員が、お前の後ろについてるとは限らねえぞ」

 

これまた不穏なアンサーコメントが。

 

EVILについてくる人間もいるということか?

 

まさか・・・

 

ある疑念が生まれたので 100点満点!

 

 

 

SANADA VS ザック・セイバーJr.

 

テクニシャン同士・器用な人たち同士の闘いって、ほんっといいものですよねー(水野晴郎)

ザックって気が強いけど、SANADAも地味に負けず嫌いで、ねちねちと攻め合うのが地味に楽しいのであった。

ザックのわけのわかんない後ろ手でネックロックするやつ、見た目が奇妙で最高だ。

最後は早業のラウンディングボディプレスでザック敗退というね。そんな勝ち方もあるとは意外だ。

 

ザック「俺はSANADAからムーンサルトなんかで負けたなんて! 信じられない! あの野郎、ズルしやがった。俺は真っ向から公平に闘いたかったのに。ムーンサルトだと!? アクロバット気取り野郎が!」

 

いや別に “ズル” はしてなかった気がするけど・・・。

 

技と動きの読み合いが心地よかったので 100点満点!

 

ちなみにSANADAはノーコメント。

 

・・・・・。

 

 



後藤洋央紀 VS 矢野通

 

ジュース戦同様にTシャツプレゼントのトラップを仕掛ける矢野さんを思いっきり無視して、後ろからブン殴ってのあっという間の後藤式。

 

まさかの18秒で決着。

 

いや、パンクラスの旗揚げ戦かお前。

 

後藤「悪いけど、矢野に付き合うつもりはない。俺はこの『G1』に、懸けてんだよ。次も勝つ! 必ずだ。以上!」

 

 

俺が思うに、逆に矢野さんに付き合う余裕は大切な気がするので 5点!

 

 

 

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