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【10.1新潟】俺が勝つまでは辞めないでください【G1 CLIMAX 30】

2020/10/06
 
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YOSHI-HASHI「俺は、必ず弘至の前に立ちはだかって、次こそは、次こそは俺が勝ちを収めてやるからな。それまでは膝が悪いとか、そんなこと言ってる場合じゃねえぞ!」

 

棚橋弘至との公式戦、惜しくもエースを超えることはできなかったヨシハシだが、バクステで棚橋さんに向けてこう吠える。

G1ではコンディションが戻ってきている状態とはいえ、タイチ&ザック組にタッグ王座を奪われた当初はパートナーの飯伏にも指摘されるほど目に見えて不調だった棚橋さん。

「ヒザが限界なのでスタイルを変えた方がいい」とか「そろそろ後進に道をゆずるべきではないか?」とか、いろいろと言われているし、正直俺もそんなようなことを言った覚えもあるし。

しかし、強い棚橋さんを越えたい選手はまだまだいるのだ。

ヨシハシは、試合後に棚橋さんに面と向かってこう告げた。

 

「俺が勝つまでは辞めないでください」

 

棚橋さんにとって、ヨシハシが “未来” となった瞬間である。

ヨシハシはエースを越える。

次に戦ったら間違いなく、越えるだろう。

そう思わせる素晴らしい戦いであった。

 

 

 

棚橋弘至 VS YOSHI-HASHI

 

ヨシハシは確実に棚橋越えを視野に入れて戦っていた。

普段あまり見ることのない関節技を多用し、アンクルホールドや膝十字固めなどで弱点を容赦なく責めていく。

最近のヨシハシの試合に見えるこの向上心こそが、彼が “生まれ変わった” 証明なのだ。

さらに、今回のG1でのヨシハシは、打撃に説得力があり、同時に打たれ強く、スピードも増している。

棚橋さんの打撃を避けて逆水平で迎撃したり、中盤のハイフライフローをヒザで迎え撃つタイミングとか完璧だったので、冷静に試合をこなしているのだろう。

バタフライロックの精度も上がっており、マジでこれで棚橋さんを沈めそうな勢いだった。

棚橋さんも押され過ぎて非常にならざるを得なかったのか、グラウンドでのドラゴンスクリューまで連発する余裕の無さであった。

 

棚橋「YOSHI-HASHI、お前には負けたくないよ。ただ、今日は俺がたまたま勝ったということ」

 

棚橋さんにも意地がある。

まだまだ負けてはいられないのだ。

 

100点満点!

 

 

 



EVIL VS KENTA

 

EVILの入場曲がカッコ良すぎてマジで震える。

バレットクラブになってから魅力的すぎるEVILとバレットクラブになってから魅力的すぎるKENTAがついに対峙する。

お互いに、2020年に新日本プロレスのトップ戦線で革命を起こした存在だ。

KENTAは自ら「今年は俺の年だ」と言っているそうだが、間違いなく今年はEVILの年でもある。

つまりこの2人、同じユニット同士でありながら、そこには仲間意識など微塵もなく、なんならライバル心がバチバチの競合同士なのだ。

 

ゴング前のToo Sweetポーズをめぐるやり取りでそれが思いっきり表面化した。

KENTAは何かを確かめるかのようにEVILに向けてToo Sweetポーズを差し向けるが、EVILはそれに応えるかと見せかけて横のディックとだけポーズを交わすのだ。

これは痺れる展開。

コロナ禍で海外勢がいない新日本プロレスのリングで頭角を現したEVILにとって、自分こそがバレクラのトップであるという意識が大きいのかもしれない。

バレクラの同門対決も、鈴木軍の同門対決とはまた違う次元の面白さがある。ヒール同士の闘いはホント最高だ。

 

裏切り後はインサイドワークに磨きがかかっているEVILの小賢しさもいいが、セコンドのディック東郷を取り込もうとする仕草など、KENTAの細かいパフォーマンスも光っている。

ラストはディック東郷を巧みに使っての金的→EVILといういつもの流れながら、KENTA相手にいつもの流れをブレずに繰り出して勝つところにEVILの意思の強さを感じた。

 

EVIL「いいか、おい、これが今のEVILだ。KENTA? KENTAについてはノーコメントだ」

 

KENTA「最高だよ。これもプロレスだよ、まさに。まあ、あいつらに関しては俺なりの、俺なりの想いもあるから」

 

お互いに深くは語らずといった様子。

つまり、なんだかんだで心は通じ合っているのか?

それともお互いが今後の対応に迷っているのか?

 

とにかく後の動向が楽しみすぎるので 100点満点!

 

 

 

ジュース・ロビンソン VS 矢野通

 

散々悪い事をして「ジョーク!ジョーク!」で済まそうとする矢野さんを見ると、日ごろの悩みなんかなくなりそうだ。

面白すぎてお茶の間が笑いに包まれた “陽気な人たち対決” は、まるで、古き良き「日本の食卓」。

この日は娘の誕生日パーティをしており、テレビでG1中継を流しながら家族で食卓を囲み、豪華なご馳走を楽しむといった幸せな時間だった。

ジュースが矢野さんに渡されたTシャツを着ようとした隙に、案の定、背後から矢野さんが丸め込みに入るシーンなんかは、「志村、うしろうしろ」の再現そのもの。

その後、消毒液をジュースの顔に噴射するなどのシーンもあったので、コロナで亡くなった志村への追悼メッセージであったことは想像に難くない。

しかし俺んちは娘の誕生パーティ真っただ中なので、申し訳ないが志村さんのご冥福を祈ってる場合じゃないのであった。

 

開幕から矢野さんが世界観を魅せまくり3連勝中であったが、この日ジュースにしょうもない敗北を喫してしまった。

しかし、それもまた矢野ワールドなのだ。

 

アオーレ長岡の広い場内に響く矢野さんの大声を聞くだけで、観客は幸せな気持ちになれるので
100点満点!

 

 

 

ザック・セイバーJr. VS 後藤洋央紀

 

異様な試合であった。

開始早々に、試合終盤かのようなテンションでやり合う2人。

まるで勝負を急いでいるかのような強引さで攻撃する後藤に対し、ザックはいつものように相手の勢いを利用した巧みな絡みつきを見せる。

序盤の腕十字とエグいオクトパスホールドで、後藤は完全に右腕がダメになったのかもしれない。

ガチガチにテーピングで巻いていたので、もはやザックにとっては問答無用に狙うべきポイントとなってしまっていた。

試合時間3分59秒。

 

しかしフィニッシュのヨーロピアンクラッチがあまりにも鮮やかだったので 100点満点!

 

 

 



SANADA VS 内藤哲也

 

どうせSANADAが勝つんでしょ、長岡だし。

 

そんなファンたちの予想になんとか緊張感を持たせようと、前戦で散々フラグを立てておきながら後藤を破り、バクコメで「そう簡単に予想が当たるかな?」などとファンを煽った内藤哲也。

G1シリーズにおけるターニングポイントであることは間違いないこの試合は、誰がどう考えてもSANADAが勝つとしか思えない。

逆にここで内藤が勝つという結果であれば、プロレスがもっと面白くなるなあなんて思っている人も多かったはず。

それほどまでにあからさまなシチュエーションなのである。

 

試合は内藤が始終主導権を握っており、攻撃のバリエーションも多彩、反応と対応力が素早く、まさにチャンピオンといった貫禄であったが!

 

内藤「ああ、皆様の予想通りの結末になっちまったぜ。まあ、でも俺はちゃんと、耳元で3カウント聞いたからね。言い訳はしないよ。さすがだね、SANADAは。さすがだよ」

 

いや、なんでSANADAがノーコメントなんだよ。

会場の照明落として、スマホ光らせて、「いちばん好きです」って言っておけばサービス終了ってどんだけサッパリしてんだ。

アサリ出汁のみでスープを獲った端麗ラーメンかお前は。

 

内藤「次戦は俺のホームである広島でのYOSHI-HASHI戦。まあ仕切り直しの舞台としてはちょうどいいでしょう」

 

おい、ヨシハシをナメんなよ内藤さんよ。

 

ホームのヒロシマで、あっぽいされろ。

 

5点!

 

 

注※ 俺はヨシハシファンではありません

 

 

 

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