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【9.29後楽園】YOSHI-HASHIオーバードライブ【G1 CLIMAX 30】

 
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YOSHI-HASHIがガウンの上にベルトを巻く理由。

 

「下にベルトを巻いたら見えないですからね」

 

名言だ。

獲ったばかりのNEVER6人タッグベルトを、心から大事に、誇りに思っているのがよくわかる。

最近のチャンピオンって、ベルトを腰に巻かず肩にかけたりする人がいたり、内藤なんかいまだにベルトを引きずりまわしていたりするじゃん。

別に俺はベルトに敬意を払って欲しい派なわけじゃないけど、こういったYOSHI-HASHIのベルトへの愛着って素直にステキだなって思う。

斜に構えてあえて “巻かない” ってのもクールだとは思うけど、ファンは推しがチャンピオンベルトを腰に巻いた姿を見たいわけじゃん。

そういう意味で、デビューして初のチャンピオンベルトを嬉しそうに、しかもガウンの上から巻いて入場と共に堂々と見せつける。

そんなヨシハシがカッコいいと思うし、それでこそベルトも輝くってものじゃないだろうか。

 

チャンピオンとして参戦のG1、ヨシハシはその実績に相応しい戦いを続けている。

立場が人を成長させるとはまさにこういうことなのかもしれない。

「ぜんぜん変わんねーじゃんww」などと嘲笑していた人(主に俺)も、今のヨシハシの闘いを見て、その成長を認めざるを得ないはずだ。

 

YOSHI-HASHI「G1 CLIMAXはまだ終わってないから。今日1回勝っただけで喜んでる場合じゃないから」

 

試合後のバクステコメント、もう一勝ごときで「物事が変わるのは一瞬!」とは言わないヨシハシがそこにいた。

 

 

 

YOSHI-HASHI VS SANADA

 

ベルトを巻いたヨシハシがG1でどんな活躍を見せるのか?

それは今年のG1の注目点のひとつであったわけだが、この3戦目まで残念ながら結果は出ていなかった。

しかし、確実に “いつもと違う” のは見て取れたし、特に前回のEVIL戦の主人公然とした佇まいには誰もがを見た。

 

そしてこの日、優勝候補最有力であるSANADAとの公式戦。

お互いに2敗同士でありながら、SANADAがここで落とすことは自力でのブロック突破に大きな影響が出ることが間違いなしの一戦だ。

内藤戦&ザック戦&EVIL戦、そしてKENTA戦とハードな試合を残すSANADAとしては、絶対に落とせない勝ち点。

もちろん、対するヨシハシにとってもそれは同じだが、優勝への期待度という部分で、下馬評はSANADA勝利の予想が大部分を占めていた。

俺だって「どうせSANADAが危なげなく勝つだろうな」なんて、半ば諦めのように見ていた。

いや、正直な話、夕食の豆乳鍋の準備をしながらだったので、ほとんど目を離していた。

かすかに耳に入る実況の音声を聞いていたら、SANADAがスカルエンドでしつこく締め上げ、そこからラウンディングボディプレスへと移行したようだったので「終わったか」なんてボンヤリ思っていたら、ヨシハシはそれを剣山で迎撃。

ほう、なかなか粘るじゃないか。

エノキダケを食べやすい量に裂きながら、ヨシハシの健闘を称えつつ、冷蔵庫から豆腐を出して最後の具材を準備する。

ヨシハシのスワントーンを今度はSANADAが剣山で迎撃。

豆腐を切る手が止まる。

なにか起こりそうな予感・・・。

包丁を置き、鍋の火をいったん止めて、リビングのテレビモニターをチェックする。

最近ここぞという場面で飛び出すドラゴンスープレックスを決めたヨシハシは、さらにクマ殺しもヒット。

終盤で大技を畳みかけるヨシハシの姿は、まさに成長の証明である。

そして幸運にも、俺はこの目で見た。カルマがさく裂する瞬間を。

家族全員が大声を上げる。うちは俺以外が全員ヨシハシ好きなのだ(なので俺のブログを一切見ない)

 

ちなみに3カウントが入った瞬間、解説席の山崎さんから本気の「え!?」が飛び出したのを俺は聞き逃さなかった。

まさか勝つとは!って感じでムチャクチャ驚いてるのだ。

プロをこれだけ驚かせるヨシハシの実力はまさにホンモノ。

しかも15年前のヨシハシ&SANADAの入門テストの際に、審査としてそこに居たというからこれまた感慨深いモノがあるだろう。

運命というものは面白い。プロレスは面白い。

 

YOSHI-HASHI「次の相手……ヒロシーーーーーッ!」

 

どう考えても 100点満点!

 

 

 



KENTA VS ザック・セイバーJr.

 

ヒリヒリするような緊張感に満ちた闘いだった。

普段は飄々としているKENTAの “恐さ” が出る試合はスリリングで楽しい。

そして相手がザックということもあり、何で決まるかわからないというスリルもあるので2重に面白いのだ。

 

KENTA「ザックの野郎! 最近あいつ調子こいてるから。ガンガン行ってやったよ。どこいった昔のあの “良い子” だったザック・セイバーJr.は。あんな風に育てた覚えねぇぞ俺たち。生意気言って。反抗期か? ふざけやがって」

 

そうか、ザックとKENTAはプロレスリング・ノアという同じルーツがあるのか。

「昔の “良い子” だったザック」とはその時のザックなのだろう。

あんな風に育てたのは「鈴木軍」なのである。やはりKENTAと鈴木軍の試合は、きっとアツいものになる。今後が楽しみだ。

 

KENTAの打撃の破壊力がモノを言う試合だった。

まるで異種格闘技戦のような間合いで始まったこの試合は、ザックもいつものイヤラシイ攻撃をネチネチと繰り出し、かなり見ごたえがあった。

巧い者同士の闘いは、攻防から目が離せなくて最高だ。

ちなみに、この時点で俺は夕食の鍋のことを、すっかり忘れていたのである。

 

100点満点!

 

 

 

矢野通 VS EVIL

 

SANADA、棚橋と実力派をその世界観で破り連勝中の矢野さん。

そう。矢野さんの武器は世界観そのものである。

いくら闇の王とはいえ、矢野ワールドの中では、矢野こそが王様なので、EVILですら単なる憐れな一般人と化してしまうのだ。

矢野ワールドの法則にのっとれば、EVILも、その周囲を暗躍するディック東郷ですらも制御が可能。

電光石火の金的(反則)で、2人のキンタマを生殖不能にまで追い込んで勝利する矢野さん。

この世界で無事に闘うためには、キンタマを極限まで鍛えねばならないのだ。恐ろしい。

 

説得力がありすぎたので 100点満点!

 

 

 

内藤哲也 VS 後藤洋央紀

 

迷いが無いから内藤は強い。

 

解説の山崎さんの言葉、非常にわかりやすくて腑に落ちた。

内藤の強さって、そこだよね。

逆に言うと、後藤さんの闘い方にはまだ “迷い” が見え隠れしているということなのだ。

さすが、昔から後藤さんの “迷い” を見極めることに長けている山崎さんである。

 

今回のG1でいまひとつ調子が上がらない後藤さんは、この内藤戦をなんとしてでも勝利して急上昇のポイントとしなければならない。

後楽園ホールのメインで勝って、マイク締めを決めて、ファンにも大きくアピールするチャンスなのだ。

しかし、チャンピオンとしての闘い方を冷静にこなす内藤にはスキが一切無い。

牛殺しを切り返すカウンターのデスティーノが鮮やかすぎてため息が出た。

 

内藤「もし俺がファンで、今新日本プロレス・ワールドを見ていたら。『長岡はSANADAが勝つかな』って予想するでしょう。俺がプロレスファンだったら、間違いなく予想するよ。『3連敗のSANADAが内藤にも負けて、ここで早々と脱落がほぼほぼ決定する、そんな状況にはならないでしょう』。俺もそう予想するよ。もしプロレスファンだったらね」

 

内藤「たださぁ、今のSANADAにそういう甘さはいらないよ。次の長岡で俺に敗れ、早々と『G1 CLIMAX』脱落することこそ、今のSANADAにはもしかしたら必要なことなのかもしれない。ここで悔しさを味わうことこそ、将来のSANADAに役に立つのかもしれない。だからこそ俺は全力で、長岡、皆様の予想通りにはいかない結末を、皆様にお見せしますよ」

引用元:新日本プロレス公式HP

 

バクステで煽る内藤。

ファンの心境を理解し、そこからさらに煽りを入れることで試合の注目度をまた一段階上げてくる手法。

ファンサービスの鬼である。

 

100点満点!

 

 



棚橋弘至 VS ジュース・ロビンソン

 

ジュースが棚橋さん超えをする試合だと思っていたのもあるけど、まさか棚橋さんが丸め込みで勝つとは予想外であった。

ベテランとして、経験の差がモノを言う勝利という所だろうか。

 

しかし正直に言うと、俺は豆乳鍋の最後の仕上げをしており、ほとんどこの試合を見ていないのであった。

今回作った豆乳鍋には豆板醤もブチ込んであるので辛味も効いており、締めのラーメンも抜群。

しかもハクサイ4/1も入れてしまって食べ応えも十分だったよ。

 

 

さて、話を戻すと、棚橋さんの次戦はなんと絶好調のヨシハシ戦。

 

棚橋「次! ノブーーーーーッ!」

 

 

え? ノブ?

 

 

 

 

誰のことかわからないので 5点!

 

 

 

 

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Comment

  1. リック より:

    デヴォンさんがヨシハシ好きじゃなかったという衝撃の事実。

    NEVER6人に価値が無いなんて誰が決めた?
    確かに価値が低いベルトだったかもしれない、しかしヨシハシにとっては初めてのベルト。
    価値が無いはずがない、思い入れが無いはずがない。
    ならば誇らしく掲げて然るべきなのです、価値はヨシハシが一番わかっているのだから。
    ※石井さんは持ってすらいない。
    …価値観は人それぞれですからね!

    • devonyamaoka より:

      どうも! ヨシハシの素直さというか、NEVER6人ベルトへの想いって、もしかしたら今までの王者にはなかった感覚だと思うんですよね。今までの王者は、王者本人がベルトに価値を見出していなかったからこそ地味に映っていたのであって、本人が、ヨシハシが「これは素晴らしいベルトなんだ」とアピールすることで、その価値は周囲にも伝染するのではないでしょうか。俺はそう思いましたね。

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