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【後藤洋央紀 VS EVIL】大切なのは、物事を変えてやる! という意思と行動なのだ【NEW JAPAN CUP 2020】

 
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いきなりですがこのブログ、そろそろ旗揚げ(開設)して3年になろうとしておりまして、なんか最近は気が向いたときというか、「新日本プロレスの興行があったときに、試合を観て感想を書く」みたいな、もはやプロレスブログというよりは単なる感想文ブログになってはおりますが、何気に3年も続けておりました。ということに先ほど気付きましたよ。

「たった3年じゃん」って思う人もいるかもしれないし、なんならこんな専門知識もなく、熱量もなく、ただうわべだけのワードを並べた薄っぺらすぎるプロレスの感想なんて誰でも書けるわって思う人もいるかもしれません。

それでもけっこう管理人である俺にとっては3年やり続けたってのは快挙でして、昔「ミルクレープ」というスイーツが大好きで、ドトールのミルクレープ食いたさに毎日のように通った時期があって、2週間くらい美味しく食べていたんですが、ある日、急にミルクレープを「気持ちわる!」と感じるようになってそれから20年くらい一度も食ってません。ミルクレープ。

つまり何が言いたいかというと、俺めちゃくちゃ「飽きっぽい」ってこと。

で、飽きたら最後、You can’t stop! って感じで二度とそれに触れたくなくなる逆プリングルス状態な性格ゆえに、こんな稼げるわけでもなければ、批判のほうが多い、まさにデメリットしかないブログをわざわざ3年もやっていることに自分自身で驚きを隠せません。

そんで、前置きが長くなってしまいましたが、一応このブログは表向き「鈴木軍応援ブログ」となっておりまして、新日本プロレスのリングに鈴木軍が戻って来た2017年からブログを始め、現在まで細々と鈴木軍のみなさんへの愛を記事にして参りました。

よって本日の記事も、まずは絶賛開催中の『NEW JAPAN CUP 2020』二回戦にて、セコンドのザックとの見事な連携で飯伏に勝利したタイチへの絶賛記事をメインで書こうと考えていたわけですが、すみません。

今回ばかりはEVILの心意気といいますか、己のチカラで状況を打破しようという気迫、ブレイクスルーするために変化を恐れない姿勢に心打たれてしまいました。

ぶっちゃけ好きでもなんでもないEVILの闘いに、なにかとてつもない意思の強さ、「黄金の意思」を感じてしまいまして、今回は珍しく鈴木軍ではなく、この【後藤洋央紀 VS EVIL】の試合感想をメインに書かせていただきたく思います。

大切なのは変わっていくコト、そして、変わらないコト。

進化するために変化は必要ですが、変わっちゃいけない部分はしっかり残さなければいけなくて、そこを見誤ってしまっては意味が無い。

現在のEVILは、従来のEVILらしさを残しつつ、中身の部分、精神的パワー、ファイティングスピリッツ的な部分を大幅に変化させていったのではないかと推測します。

昨年は同じロスインゴメンバーでありタッグパートナーであるSANADAがブレイクし、今年は鷹木信悟がNEVER王者に輝き、ヒロムは復帰しジュニア王座に。さらに内藤は2冠王者。

本来2番手であるはずのEVILの実績が伸び悩んでいることに、いちばん危機感を覚えているのは、誰よりもEVIL本人であります。

つーことで『NEW JAPAN CUP 2020』におけるEVILっすよ。

今年の  “何かが違う”  EVILの姿は、コレもしかしたら優勝あるんじゃないか?と思わずにはいられない迫力。

俺の中での優勝候補筆頭の鈴木みのるが敗退し、鈴木を破った永田さんが敗退。じゃあ誰が優勝するんだよ?

タイチでしょう!

と言いたい気持ちはもちろんあるが、ちょっと申し訳ないけど今EVILからも目が離せない。

それほどまでに、2回戦のEVILの闘いは、『ターミネーター2』におけるジャッジメント・デイを経ての地球のように荒み切った俺の心を大きく掴み、少しばかりの潤いをもたらしてくれたのでした。うう。

 



股間をド派手に踏みつけられた殿の安否が心配

後藤洋央紀 VS EVIL

 

いやマジでEVILはしょっぱなからヤバかったよね。

などと、3年続けて来たブロガーとは思えないような貧相な語彙力での書き出しこそがこのブログの魅力。

後藤の入場時、先にリングインしていたEVILは、何を思ったか後藤の入場曲が流れ出した瞬間(あの変な女性コーラスの部分)にリングを降りて、入場口に仁王立ちして敵を待ち構える。

敵のリングインなぞ待ってられるかと。

そんな気持ちを前面に出しているEVIL、いいじゃん。

 

昔ね、たしか小島さんだったかな? twitterで言ってた印象深いコメントがあって、ヤングライオンに向けてのコメントなんだけど「気迫をこめたフリすんなよ」みたいな。

ヤングライオンなんかは、先輩レスラーに突っかかっていくだけでファンに喜ばれるからって、表向きだけの気迫でわーわーやっていく(手抜き仕事)はすんなよと。それ、周囲にちゃんと伝わるよ? と。

これ、それなりのキャリアのあるプロレスラーにも言えることで、感情表現に行動が伴っていない状況って意外と見てるとわかる気がする。

今回のEVILに関しては、そこがしっかりシンクロしていて、柴田勝頼の言う「心・技・体」の調和みたいのが見て取れたし、それがLA道場に触れた後藤との対戦だったというところに皮肉を感じたのも事実。

もちろん、後藤もなんだかんだで危機感あるだろうし、昨年からジェイくんにやられまくったりしているストレスもあって「絶対に負けられない」気持ちは伝わってくるんだけど、EVILには策略としての「背水の陣」をひいている感がびんびん伝わって、なんかすげえなと。

それもイチかバチかではなくて、完全なる勝利を目指したロジカルな闘い方に見えて、ラストの容赦ない金的にはいろんな意味で感動してしまった。

 

「何が何でも優勝する」

 

コレって言葉で言うのは簡単かもしれないけど、実践して、さらに周囲を納得させるのはかなり難しいし、EVILはそれを見事やってのけたなと思う。

次のトーナメント3回戦(準々決勝)の相手はヨシハシなんだけど、なんか対照的だよね。

 

ついでなので同じく第2試合の「BUSHI VS YOSHI-HASHI」の話もすると、前回の試合(天山戦)で「ついにヨシハシがひと皮むけたか?!」とか言う声が飛び交ったのに対して、俺はなんか妙に冷静に「いや、どうせこの試合だけでしょ」って反応したんだけど、それは間違ってなかったと思う。

さっきも書いた「感情表現に行動が伴っていない状況」ってヨシハシにも言えることで、表向きの気迫は見えるし、感情の入った試合も魅せるけど、結局それが持続しないのがヨシハシ。

「物事が変わるのは一瞬だ」って言ってるヨシハシに対して、「変わるのは一瞬だけど、それは変わるための過程を積み重ねた先にある変化だからね」といったことを冷静に、ヒールである立場も忘れて淡々とコメントしたのは、いつかの解説席に座った高橋裕二郎である。

 

EVILは、いつもと変わらないクールさでリングに立ち、静かに、着々と、己の中身、精神から変化を加えそれを行動で示した。

ヨシハシは、天山戦で明確な感情表現として、誰の目にも「変わったかも?」と思わせる闘いを見せて結局変わってなかった。

 

静かに変わるEVIL、派手に何も変わらないヨシハシ。

 

この「変化」における対照的な違いはなんだろう。

試合開始からフルスロットルで仕掛けるヨシハシは、声も出ているし、チョップも迫力十分だった。

しかし、心と身体が離れているからか、序盤のなんともない攻防で足が滑り、右膝を痛めてしまうという失態。

フィニッシュのカルマが完璧だっただけに、残念な試合内容になってしまったのが悔やまれる。

準々決勝の、この対照的な2人の闘いは要注目だ。

 

 

真壁「しかし、さっきからさ、(ミラノさんが)ずっとEVILグッズを真横で持ってるからさ、ツッコんでいいのかほっといていいのかわかんないんだよね!」

 

 

 

タッグマッチと化した聖帝の愛あふれる闘い

タイチ VS 飯伏幸太

 

タイチにはザック、飯伏には棚橋さん。

お互いのタッグパートナーがセコンドについてのワクワクな展開で、もうこの試合がただのシングルマッチでは終わらないことが明らかに。

スタイリッシュなザックの楽しそうなセコンドとしての立ち振る舞い(つまり反則)にはシビれた。

近々行われるであろうIWGPタッグ王座戦の前哨戦と化しており、棚橋さんも普通に痛めつけられているからもうムチャクチャ。

おもしれーなこの闘いは!

と思えば、タイチと飯伏、キックを得意としている2人によるローキックの打ち合いは、お互いの意地が見えて凄い迫力だったりする。

そのスピード、破壊力、打撃のすさまじさが伝わるスリリングな攻防に加え、キケンな投げ技を駆使するこの2人ならではの展開が素晴らしい。

さらにここから、ザックの絶妙な介入が光る後半のタッグ戦へと繋がるわけで、マジで至れり尽くせりとはこのこと。

混乱に乗じてタイチがこっそり取り出すのは「アイアンフィンガーフロムヘル!」

しかし、バレたらマズいということで、それを見て見ぬふりで触れないように解説している実況席の優しさに感動する。

 

金丸さんのウイスキーのときは大声でバラしていたのに!

 



テクニックが支配する闘い

SANADA VS SHO

 

見ごたえのあるグラウンドの攻防が2人の世界感でとても美しい試合。

スピードを殺すために左足狙いのSANADA、腕十字でそのパワーを殺そうとするSHO

テクニックのある者同士のバトル、しかも初対戦という緊張感もあって、一瞬たりとも目が離せない試合展開だ。

もはやヘビーやジュニアといった階級の差など皆無に等しい感じ。

 

しかしSANADA、クールすぎる。

爆発力を武器にして殺気立つSHOが相手だと、より一層SANADAのクールで的確な対応が際立って面白い。

感情は見えないのに、SANADAはしっかりと怖いのだ。

 

 

 

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Comment

  1. デルピッポ より:

    こういうEVILが見たかったんですよ!最近はもっぱらバチバチ真っ向勝負するレスラーになってましたからね。
    もっともっとダークネスな姿を見せてほしい。

    タイチvs飯伏はタッグパートナーまで入り乱れる戦いで飽きさせませんでしたね。
    アイアンフィンガーって天翔十字鳳より命中率高いような気がしますw

    • devonyamaoka より:

      どうも! 今のEVILはちゃんと「EVIL」しているので名前と整合性がとれている気がしますw そういう意味でもこれをつらぬいて欲しいし、ファンも応援しやすい気がするんですよね。ロスインゴはもうヒールユニット感皆無で、どちらかというと正義超人側になっているのでEVILはそこで落ち着いて欲しくないってのがあります。
      たしかに、タイチの天翔十字鳳、ぜんぜんヒットしないっすねww

  2. リック より:

    This is EVIL!

    まさに求めていたEVILはこれですよ!むしろダークネスを名乗るくらいなら、この程度で終わらずにまだまだダーティーに突き抜けて欲しいくらいです。

    ヨシハシについては「ほらね?」って感じです。
    気合だけ出して見せるから空回る。そしてそれを中途半端に褒められるから勢いあまって怪我をする。
    これが若手なら許されるんですが…もうベテランでしょうに。
    なんなら若手でも2回目は無しですよ。

    タイチはどれだけ評価が上がってもブレませんね、清々しいまでに汚い。昨年の石井戦のように徹頭徹尾バチバチ戦るスタイルなら万人受けしそうなものですが…これがタイチのプライドなのでしょう。
    書いていて気づいたのですけど、これって今のEVILに通じるスタイルなのでは…?
    やばい、タイチEVILは絶対面白くなりますよ!
    準決勝で観れるかも!楽しみすぎる!
    ※投稿時間

    • devonyamaoka より:

      どうも! いまのEVILは名前負けしていないところの好感度急上昇です。やっぱ闇の王を名乗っているんだから人気者集団のロスインゴで仲良くやってる場合じゃないですよ。この路線でどんどんやれば上に行けると思います。俺も応援しがいがあるというものw
      ヨシハシはまさにそんな感じでしたね。今年のヨシハシは違う!って毎年のように言ってるのがまたループしておりますね。きっと来年も言ってるんだろうなあw
      タイチに関してはブレないっすね。さすがです。それがしっかりと受け入れられて人気も上がっているのも凄いっす。EVILがその路線にいくには多少ユーモアが足りない気もするんですが、確かにタイチとの絡みは見て見たいですねw

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