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【ヤノトーーク感想】CHAOSはヨシハシで廻っている【NJPW Together】

 
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なんというか「生」であることのメリットとデメリットってのは、どの世界でも共通して存在していて、やっぱ「生」ってリスク高いなと。

もちろんこれは下ネタでもなんでもなくて、というか下ネタだと思えば下ネタになってしまうし、これが食物のハナシだとしても成り立ってしまうし、実際には「生」配信のハナシなので、このようにどのジャンルにしても「生」には危険が付きまとうということがハッキリした。

ほんと「生配信」ってさ、緊張感とか臨場感とか奇跡とかハプニングとか、そういったリアルタイムの空気を共有できるという意味ではとても楽しいと思うけど、そのぶんあり得ないような事故やグダグダがそのまま流れてしまうのが怖いっすよね。

先日の『内藤哲也×高橋ヒロム トークショー』でも、事故また事故の連続で視聴者のほうが疲労困憊する状況にもなって大変だったけど、今回のやつも凄かった。なんと矢野通プロデュース特番『ヤノトーーク』

矢野さんが番組をやる時点で、CHAOS勢を使っての『YTR・VTR』的バラエティーになることは予想していたけど、やっぱ編集が無いぶんCHAOS勢ならではのカオス(というかグダグダ)がそのまんま流れておったので、またも見ていて非情にいたたまれない気持ちにならざるを得ないというか。

すごく個人的なハナシで申し訳なんだけど、俺なんかはその場のノリに合わせるのが苦手な性格なので、同じくそういうのが苦手そうなSHOくんに異様に感情移入してしまって大変でした。

矢野さんプロデュースのDVDは、グダグダ感を多少残しつつも編集のスピード感と効果音&テロップの多様などで巧みにバラエティー番組を成り立たせているわけだが、これが「生」となるとだね、グダグダ感だけが全面に出まくり

なぜならCHAOSの面々が非常に不器用な連中の集まりだからなのは言うまでもない。

しかも今回は、スターオーラを漂わせつつ末っ子感も出して周囲を和ませるオカダ・カズチカがいない。

この弊害が顕著に現れており、より一層の “仲間内での飲み会感” を醸し出していたのであった。

そんな締まりの無い状況を打破してくれたのが、後半10分ほどだけ登場した特別ゲスト(というかムリヤリ呼び出された)“物事を一瞬で変える男” ことヨシハシであった。

リング上では何ひとつ変えないくせに、こういう時に限ってしっかり空気を一瞬で変えてしまうヨシハシ。

やはりこの男はバラエティの神に愛されているのか?

どっちかというとプロレスの神のほうに愛されてほしいが、とにかく矢野さんも「救いの手が差し伸べられた!」と言わんばかりに終盤でヨシハシに全振りするという荒業を行い、なんとか番組としての体裁を保ちつつ配信は終わったのであった。

 



楽しそうなのが石井さんだけな件

 

新型コロナウィルス対策の影響で11大会が開催中止となってしまった新日本プロレスが、傷心のファンの心の隙間を埋める救済措置として企画した「新日本プロレスTogetherプロジェクト」

新日本プロレスの選手やスタッフが「今できること」でファンを楽しませてくれるという、とても有難い企画なので、俺たちファンは感謝の気持ちを持って厳かにこの特別番組に向き合わなけれなならない。

3.7に新日本プロレス公式動画サイト「新日本プロレスワールド」にて生配信された特別番組『ヤノトーーク』は、プロデューサーの矢野通が「何をやるかは本番のお楽しみ」としてシークレット企画として進行。

配信開始と共に「CHAOS学園 外伝」という学校モノ企画であることが判明し、いわゆる2015年に発売された矢野通プロデュースDVD第4弾『CHAOS学園』が元ネタとなったセルフパロディであった。

今回の生徒役はSHO&YOHで、よくわかっていない石井さんも参加して・・・と内容はどーでもいいや。

えーと、この番組は何が凄いかっていうと、ほとんど行き当たりばったりな進行も凄いんだけど、何よりも石井さんが凄い

つーか、毎回矢野さんのDVDにおける石井さんの破壊力は凄いんだけど、今回も石井さんがそのヤバすぎる人間力をいかんなく発揮して番組を盛り上げていた。

無骨で不器用な硬派レスラーで売っている石井さんが、ニコニコしたり、驚いたり、戸惑ったり、何か知らんがとにかくリアクションと感情表現が豊かであることのギャップがこの番組の面白さ。

1時間目「書道」の時間では、【皆が元気になるような言葉】というお題に対して、石井さんはまさかの「新日本プロレスワールド」という全方位に気の利いたワードを書いていたりして、マジでめちゃめちゃ器用じゃん。

実はCHAOSメンバーの中でいちばん器用で常識的なのが石井さんである。というウワサもあながち間違っていないかもしれないね。

ちなみにこの書道の時間に、YOHがとんでもなく気持ち悪い誤字で書いた「毎日焼肉」というワードについてこんなやり取りもあった。

 

 

YOH「お肉を食べたら、科学的にもパワーが出る、バイタリティが発揮されるので、みなさんお肉を食べましょう!」

 

石井さん「昨日なに食べたの?」

 

YOHお寿司です

 

これ、単なる面白いやり取りに見えるけど、石井さんの「昨日なに食べたの?」ってフリがめちゃくちゃ秀逸だなと。

バラエティをわかっていないと、咄嗟にこんなフリできないし、実際この場にいたSHOからも矢野さんからも出なかったフリが石井さんから出ていることの凄さね。

2時間目の「体育」ではこれまた事故率の高そうな【指相撲】を行うわけだが、ここでも石井さんはバラエティにおける高い対応力を見せていて、常にオリジナルのアイデアを出して、ただの【指相撲】には絶対にしない気概を見せる。

矢野さんが、バラエティー空間においての石井さんに絶大な信頼を置いている理由がよくわかる。

“石井さんをオチに持っていけばスベることはない”という矢野さんの判断と、それにしっかりと答える石井さん。

この2人の関係性が、バラエティー感覚皆無なCHAOSメンバーたちの迷走が「笑い」に変わるようにしっかりとサポートし、事故寸前の “グダグダ” をも優しく包み込んでくれるのだ。

 

 

 

そしてヨシハシが降臨する

 

 

生配信では避けられない “グダグダ” をなんとか薄める矢野さんの進行、ここぞというところでしっかり笑いを取る石井さん。

そんな2人に寄りかかって勝手気ままな振る舞いをするYOH、めちゃくちゃしんどそうなSHO。

さらに、居場所がなくて帰りたそうな村田アナがグッズだけ買わされるという災難中の災難。

放送時間も90分を過ぎて、そろそろ間が持たなくなりそうだなといったタイミングで、ついにあの男が現れた。

マーベル映画でいうところのヒーロー大集合、ポップミュージックでいうところの盛大なるオチサビ。

自宅でおくつろぎのところをYOHの無慈悲なる電話でムリヤリ呼び出されたヨシハシが、やっとスタジオに到着したのである。

現場騒然。あからさまに「助かった!」といった表情になる矢野さんは、登場したヨシハシに間髪入れずにカレーを手渡し “通販宣伝” をさせてしまう。

この余裕の無さ、必死さを見れば、矢野さんがいかに焦っていたかが一目瞭然である。

 

途中から来て、まさかの駆け足ですべての授業を受けるヨシハシ。

ここで驚くのは、いつもノンキな顔のヨシハシもまた、鋭いバラエティ感覚を持っているという点である。

いきなり書道をやらされて、すかさず「LOVE あんど ぴーす」と書き出すセンス(LOVE以外のスペルがわからなくて平仮名になったというところも含めてスペシャリスト)

SHOやYOHが超グダグダだった【一人指相撲】をいちばん巧くこなしてしまう機敏さ(1人指相撲の完成形を見た)

 

お前その能力をなんで本業のプロレスで発揮できねえんだよ。

 

矢野さんが安心してエンディングへと進行できたのも、ヨシハシがしっかりとクライマックスを盛り上げたおかげである。

そもそも、突然の号令を断ってしまう後藤さんと違い、何の疑問もなくすぐに自宅を出てスタジオへと向かったヨシハシの行動力の速さ自体がやっぱ凄いのだ。なんというバイタリティであろうか。さすが実家が焼き肉屋。

ラストの校歌におけるヨシハシのクソみたいな歌詞といい、やはりこの男はタダモノではない。

もはや、新日本プロレスの頂点に立てるだけのポテンシャルを秘めていると言っても過言ではなくはないのだ(つまり過言)

 



まとめ

 

番組の質問コーナーにて【ヨシハシの男らしいエピソードを教えて欲しい】といった素晴らしい質問があった。

 

YOH「道場生のときに、毎回ジュースおごってくれました」

 

SHO「あと、おにぎりやバナナをくれますよね」

 

といった薄すぎるエピソードの中、村田アナの「コメントが的確で、選手分け隔てなく解説し、理論派で上手い」という言葉が印象的であった。

なるほど、ヨシハシにはそういった長所もあるんだね。

ヨシハシが解説席にいると、いつも「今日こそ裏切るのではないか?」ということばかり気になってちゃんと解説を聞いてなかった自分が恥ずかしい。

 

ちなみに石井さんの【ヨシハシの男らしいエピソード】についての答えはこうであった。

 

石井さん「ないね」

 

 

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Comment

  1. デルピッポ より:

    ヨシハシもYOHもプロレスやってるときより面白かったです。

  2. K より:

    村田さんが凄く気の毒に思いましたね^^;
    「帰りたいなぁ、俺何のためにココに座ってんだろ」みたいな感じでした。
    石井さんの自然体な面白さ、そして出演時間わずか10分たらずのヨシハシが全てをかっさらっていくというw

    • devonyamaoka より:

      どうも! すでに指相撲の時点で「どうすりゃいいんだ」みたいな感じでしたからねw 終わった後もずっとあの席に座らされていて、可哀想で見てられませんでしたよ。
      石井さんは確実に笑いを取る技術が高いし、ヨシハシは場を華やかにするしで、2人とも逸材すぎでしたなw 

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