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【内藤×ヒロム トークショー感想】日本よ、これが放送事故だ【NJPW Together】

 
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3.4に新日本プロレス公式動画サイト「新日本プロレスワールド」にて生配信された特別番組『内藤哲也×高橋ヒロム トークショー』を君は見たか?

「もし見ていないなら今すぐ見ろ!」なんて無責任なことは言えない。

なぜなら、この番組を許容できるか? できないか? は視聴者自身の心の余裕とか、精神的安定とか、あと潜在的な母性本能とか、そんなのが大きく関わってくるような気がするから。

たとえば自分の住んでいる家の、目と鼻の先に幼稚園が建てられるってことになって「子供たちの声が近所迷惑だから反対だ!」などと考えるような人には絶対にこの番組はオススメできない。

わーわー元気に騒いで遊んでいる子供たちの様子を、家の窓から微笑ましく眺められる人。

新型コロナウィルスの影響で社会が不安感でいっぱいの中、デマに流されてトイレットペーパーを買いだめしたりしない冷静な人。

困っている人がいたら見返りなど求めずに手助けできる人。

他人の幸せを喜ぶことのできる人。

そんな清らかな心の人だけが楽しめる、聖なる娯楽、それが先日配信された『内藤哲也×高橋ヒロム トークショー』なのである。

つまり、そんな人間とは真逆であり、常に他人の幸せを羨み、他人の不幸をオカズにメシを食っているような俺みたいな人間には、最初から最後まで単なる “放送事故” にしか見えなかったというか、要するにまた3年前の “悪夢ふたたび” って感じ。

 



果たしてこれは「今できること」として適切なのか?

 

3.1~3.15で予定されていた11大会が、新型コロナウィルス対策の影響で開催中止となってしまった新日本プロレス。

記念すべき『旗揚げ記念日』とワクワクの『ニュージャパンカップ2020』の前半戦がまるっと無くなってしまったファンの心の隙間を埋める救済措置として、新日本プロレスの選手やスタッフが「今できること」でファンを楽しませようと企画されたのが「新日本プロレスTogetherプロジェクト」なのだ。

素晴らしい心意気だなと感心したのもつかの間、出て来たモノがよりによってコレだから本当にびっくりする。

内藤哲也と高橋ヒロムのトークと聞いて思い出すのは、やっぱ2017年6月7日に配信された特番『ワンダーランド 出演:内藤哲也・高橋ヒロム』

冒頭からとして振る舞って(いや意味わからんが)、進行役の野上アナを振り回す高橋ヒロムと、それを素で楽しんでいる内藤哲也という悪ふざけ番組ではあったが、破天荒ながらもバラエティとしてちゃんと成り立っていたことで絶賛された。

当時はスタジオでの撮影で、しかも野上アナの力量もあってか、一応それなりの秩序があったんだろうね。

しかし今回の配信に関しては完全なる無法状態

場所は後楽園ホール、現場の広さと自由度の高さを考えると圧倒的にスタッフの人数が足りていないだろうし、そもそも進行役が大西アナということで対応力に難があった。

大西アナが力不足だと言っているのではなく、野上アナという対応力のカタマリ、過去に飯塚さんというモンスターを取り扱ってきた人間のスキルには及ばなくて当然なのだよ。

とにかく、この状況においてもっとも制御不能な存在である高橋ヒロムへの対応という部分で、番組スタッフはあまりにも無力だった気がする。

登場するなりドアップでコロナウィルスへの罵倒、および「手洗い、うがい、元気! 元気!」と叫びまくるヒロムを見て、後ろでニヤニヤしている内藤も大概だ。

制御不能に暴れまくるヒロムはもちろんヤバイが、それを放置して楽しむ内藤が誰よりもヤバイ。

なんてったって事故を楽しんでるんだから。

目の前で交通事故があって何人も人が死んでいるのに、慌てもしないで笑って見ている人がいたら怖いじゃん。

それを内藤は堂々とやっているんだからマジで頭がおかしいよ。

 

放送事故を堪能する内藤の至福の表情

 

番組内でのファンからの質問コーナーでの【お互いの好きなところを挙げてください】といった質問に対して、内藤はヒロムの「頑固なところ」を気に入っていると答えた。

 

内藤「このまえのワンダーランドで事故って怒られたのに、今回も生放送でやっぱり事故る。それが高橋ヒロムなんですよ。どれだけ言われてもやめない。それは彼の魅力ですよ」

 

ほら、このサイコな発言が動かぬ証拠!

内藤は完全に事故を楽しんでいるッ! もしくは事故を起こさせるようヒロムを誘導しているッ! 完全にッ!

そんな内藤の策略通りにヒロムが暴走し、突如画面に「しばらくお待ちください」のメッセージ画像が入るという演出もあり、こんなものが用意されていたということは放送事故は想定内だったようだが、それにしても事故が過ぎるというか、ずっと事故なんだもん。

ずっと「しばらくお待ちください」状態。

もしこれが地上波だったら、2時間延々と「ポポポポーン!」のACコマーシャルでも流すハメになりそうなカオスが展開していて、はっきり言って観ているこっちが疲労困憊。

見終わった後に「結局なんだったんだろう・・・」という虚しさだけが残り、うっかり体調崩してコロナにでもかかってしまいそうな勢いだ。

これが新日本プロレスが提案する「今できること」として適切なのかどうか? それは10年後にでもきっとわかるだろう。

 

 

 

大西アナの災難を楽しむしかない

 

「新日本プロレスTogetherプロジェクト」は、大西アナの災難を共有するという意味での “Together” なのでは? といった疑問が頭によぎるほど、この番組における大西アナは、まるで生まれたての子羊さながらの無垢なる生贄であった。

ヒロムが連呼したこの日のメッセージ「手洗い、うがい、元気! 元気!」のフレーズを、ムリヤリ叫ばされる大西アナの健気さ。

そもそもこの流れを仕組んだのも【人を困らせることに歓びを見出す男】内藤の仕業であった。

 

ヒロム「俺、透明人間なんですよ」

 

恐ろしい告白である。

この言葉を発することから生まれる数々の地獄を想像して恐怖する視聴者。

しかし、もっとも恐怖しているのは、その場で進行役をしている当事者の大西アナだったのは想像に難くない。

3年前は猿だった。

しかし今回は透明人間。

つまり、確実にヤバイ方向にレベルアップしているのだ。これは野上アナでもさばけないかもしれん。

予想通りに展開する、学芸会コントみたいな「透明人間」寸劇に、成すすべも無く翻弄される大西アナは、「この日ほど自分のアナウンサー人生を呪った時はない」と後のインタビューで語っていたとかいないとか。

 

オカダのドロップキックよりもワイプのほうが面白くなってしまう悲劇

 

最終的にオカダVS内藤のVTRのほうがワイプに格下げされてしまう悲

 

戸惑う岡本さん、現実逃避する大西アナ

 



まとめ

 

始終、放送事故。

そんなひどい内容の番組だったけど、実は内藤とヒロムの “ホンネ” の部分も多少は知ることができたという意味で、貴重な時間ではあった。

散々暴れまわったあとで「これを無観客でやっても誰も反応しないんですよ!」と訴えたヒロム。

この一見 “事故” にしか見えない状況は、「無観客の虚しさ」を周知させる上で必要な空気だったのかもしれない。

「大会を完全に休むのではなく、無観客でもやればいいじゃん」といった意見に対して、ヒロム個人の「無観客でやりたくない」という正直な意見を知ることが出来たのは収穫だ。

また、質問コーナーで、お互いの好きなところを言い合うといった流れで、急に2人が照れ合ってしまうというシーンも非常にエモかった。

さらに、久々のベルトさんの登場で、3つのベルトに対するヒロムのイメージが明確化したことにも注目したい。

 

 

おまけ こんな時にも現れるヤツの影

 

ファンからの質問コーナーで、ペンネームでヨシハシ推しを名乗るファンからの【新社会人として大切なことは?】という質問があった。

ここで、なんとヒロムが本物のヨシハシからの質問だと勘違いしてしまうのだ。

さらに内藤はその質問に対してこう答える。

 

内藤「自分を曲げないことです」

 

「ヒロムのような頑固さは社会人としての向上心に繋がる」といった意味なのかもしれないが、この回答もまた、ヨシハシに向けての遠回しなメッセージなのではないか? と勘繰ってしまうのは俺が病気だからだろうか?

 

 

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Comment

  1. よろしくCRドック より:

    ヨシハシ推しって…この方からの質問を採用するスタッフもまた確信犯です笑。そこを見逃さないデヴォンさんもグッドですね。あと、よくよく考えたら大西アナって地上波のニュース番組とかにも出るからヒロムとの絡みはある意味気の毒でした。いつもワールドの実況やってる村田さんとか清野さんとか…あとミラノさんとかならどおなったかな?って想像しちゃいました。

    • devonyamaoka より:

      どうも! ですよね。この番組で、しかも多くの質問が寄せられた中でなぜ急に「ヨシハシ推し」のメールを選ぶのか? そう考えると不気味さを感じますw このトークショーでは大西アナがとにかく災難でしたw 清野さんであれば、クールにさばきそうですなw ミラノさんだったら、さらなる大事故になりそうな悪寒w

  2. デルピッポ より:

    温かい目で見れる人じゃないと無理な放送でしたね(笑)
    ロスインゴファンでさえ見れる人と見れない人がいるでしょう。
    まぁワンダーランドと違って急遽企画されたものなので、色々アレな部分は仕方無いと思われます。
    火曜のタイチによるファイプロ実況は面白かったですよ。DOUKIの好青年感がすごかった。

    • devonyamaoka より:

      どうも! けっこう途中で離脱した人もいたみたいw ですね。ワンダーランドはしっかり番組になっていたし。まあこれが内藤とヒロムならではの空気だと言えばそれまでなんですがw タイチのファイプロ、頑張って観てみますw

  3. ogotch より:

    (`・ω・´)

    実は。

    デヴォンさんは放送を全部観ながら
    「俺はイイけどコレで大丈夫か?」
    とプロ目線で考えてましたよね?

    ですよね?(笑)

    • devonyamaoka より:

      どうも! たしかにw アレはコンテンツとしての作り手目線で観ちゃいますよw カメラのスイッチャーさんの仕事ぶりを意識したりしてましたw

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