プロレスをこれ以上ないほど楽しむブログ

【プロレス大賞】管理人が勝手に選ぶ2019年MVPは誰だ?【ヨシハシではない】

 
この記事を書いている人 - WRITER -

毎年恒例の東京スポーツ「2019年度プロレス大賞」が発表されてみたはいいけれど、当然のように選考委員会、つまり名高いプロレス有識者の方々の視点なんてものは、俺のような一介のニワカファンの理解には及ばない慧眼であらせられるゆえに、MVP選手をはじめとしたどの賞にもまるで共感を覚えないのはいつものこと。

よって、受賞のニュースを鼻でもほじりながら確認し「あっそ」とひとことつぶやくことしか俺にはできない。

年間最高試合(ベストバウト)は10.14両国大会のIWGP王座戦、オカダ・カズチカ VS SANADA が選ばれたようだ。もはや似たような試合が多かったので内容は覚えてはいないが、とりあえずおめでとう。

プロレスは奥深いスポーツであり、濃厚なエンターテインメントであるゆえに、ファンひとりひとり、それぞれに思い入れのあるベストバウト、ベスト選手がいる。

そんなものを誰もが納得する形で選出することなど不可能だ。

毎年アカデミー賞で「なにそれ?」って映画ばかりが作品賞を受賞して、俺の好きな『ワイルド・スピード アイスブレイク』や『パシフィック・リム アップライジング』、『イット/“それ”が見えたら終わり』なんかがノミネートすらされないのと一緒。

よく見たら俺の好きな映画、全部中二病みたいなタイトルばっかで軽く自己嫌悪に陥りそう。

 

とにかく、東スポは毎年この企画をやることで俺たちファンにメッセージを送っているのだ。

 

プロレス大賞は君の心の中にある。

 

というわけで、今年もこのタイミングでブログ運営者であるデヴォン山岡自身のプロレス大賞をやってみたい。

つーか、イキオイで「今年も」と書いてみたが、昨年こんなことやってたかどうかまったく記憶がさだかではないが。

 

 

最優秀選手賞(MVP)その①

ランス・アーチャー

 

パワフルかつダイナミックでありながら、巧さと繊細さをも併せ持つ殺人巨人ランス・アーチャーさんの持つワビサビが好きだ。

とんでもないパワーと図体を活かした闘いをするのに、決して大味にならないところ。

なのに、アイアンクローをフィニッシュにするセンスの良さとその説得力に感銘を受けた。

また、リング上での多彩な感情表現、自身のキャラクターを最大限にアピールできるパフォーマンス力の高さ。

強すぎるのに愛嬌がある。

空気を読む能力が圧倒的に鋭い。

そんな凄いレスラーが、G1クライマックスで大いにブレイクし、USヘビー級王座をも奪取してしまった。

今年もっとも劇的な戴冠だったのは言うまでもないだろう。

アーチャーがいるUS王座の価値の大きさは至宝クラス。

それまでその存在の意味がよくわからなかったタイトルを、“絶対的に強い者が巻くベルト”としてレベルアップさせてくれたという意味で、アーチャーの活躍は最重要であった。

モクスリーとの頂上対決は世界最高峰の決戦になると確信する。



年間最高試合(ベストバウト)その①

鈴木みのる&飯塚高史&タイチ VS オカダ・カズチカ&天山広吉&矢野通

2.21後楽園ホール『NEW JAPAN ROAD ~飯塚高史引退記念大会~』

どうしても、俺にとって今年のベストはこの試合になってしまう。

今さら飯塚さんについて語る気はないが、新日本プロレスの長い歴史の中での大きなトピックになるべき感動的な試合だったのは間違いない。

“最高に美しい引退試合” があるとするならば、まさにこの試合がその代名詞となるだろう。

 

年間最高試合(ベストバウト)その②

獣神サンダーライガー VS 鈴木みのる

10.14両国国技館『KING OF PRO-WRESTLING』

やっぱりこうなっちゃう。

泣いた試合がトップにきちゃうのはしょうがない。

鈴木みのるにしか出来ない試合がある。

あの年齢で、あのキャリアで、あの強さだからこそ可能な、ファンの心はもちろん周囲の選手たちの心さえも動かしてしまうプロレスができちゃうんだ鈴木みのるは。

鬼神ライガーからバトルライガーと、全部を引き出して最期のライガーを見送った男は鈴木みのるだけだ。

ライガーの東京ドームでの引退試合が、シングルマッチではなくタッグマッチとして組まれてしまった今、ライガーの最後の“鬼”を相手にしたみのるの役割の大きさを改めて実感する。

 

 

年間最高試合(ベストバウト)その③

鈴木みのる&ランス・アーチャー VS ザック・セイバーJr.&タイチ

11.17後楽園ホール『WORLD TAG LEAGUE 2019』公式戦2戦目。

飯塚さん引退試合、ライガー戦、そして鈴木軍対決と、何がここまで俺の心を揺さぶるんだろうと考えてみると、それはやはり「美しさ」に尽きるんじゃないかなって思う。

ここまで単純明快にプロレスをして、ここまで嘘偽りなく誰にも媚びずに立ち振る舞い、ここまで小細工無しでストイックに自らの役割をまっとうするユニットを俺は知らない。

そこにヒールとかベビーとか、キャラクター的なものは関係ないのだ。

鈴木軍が、鈴木軍として戦うことの純粋さ。

一糸乱れぬ精神の高潔さ。

普段はあまりにも当然すぎて見えないモノが、鈴木軍同士の対決ではハッキリと見えるのが面白くもあり、感動的でもある。

 

 

それを踏まえて最優秀選手賞(MVP)その②

鈴木みのる

 

当然である。

だって俺は鈴木みのるのファンなんだもん。

俺がプロレスを観るのは、みのるの素晴らしいところを観るためだし、みのるのこと以外はまったく興味がない。

たとえ他人が納得するような大きな活躍などしていなくても、その年の最優秀選手は自分の推しレスラーであるべきなのだ。

そこで推しの選手を挙げない奴など単なる偽善者だし、そんな奴は信用できない。

 

 

殊勲賞 タイチ

NEVER王座戴冠、G1クライマックス初出場、内藤哲也をアイアンフィンガーで撃破。

デンジャラス殺法を駆使し、それまでの “世界一小ズルい男” の称号をも実力で吹き飛ばした男。

タイチが絡めば、その試合はすべてエンターテインメントとして完璧なまでに成立してしまうストーリーテリングの巧みさ。

今年もっともその存在感を大きく成長させたレスラーと言っても過言ではないだろう。

 

技能賞 ザック・セイバーJr.

テクニカルなレスリングと華麗なるサブミッションという意味の技能賞もあるが、バックステージコメントや記者会見でのコメント力の技能賞でもある。

とにかく頭が切れるのと知識が豊富であるのとで、ネタの角度が鋭くユーモアセンスが抜群だ。

ツッコミを入れたくなる小ボケを絶妙に挟みながら、理不尽に相手を罵倒したり、敗戦の言い訳をしたりする能力がずば抜けている。

昨年はNJC優勝などでプロレス能力の高さを見せつけたが、今年はそこにコメント力が加わって、もはやパフォーマンス部門では最強の存在となり得るのではないだろうか。

恐ろしい男だ。

 

新人賞 KENTA

新しい魅力とプロレスの楽しみ方を提示してくれたという意味で「新人賞」とする。

理由はもちろん言わずもがな。

G1クライマックス出場と共に新日本プロレスに参戦し、その流れを繋げてくれた柴田勝頼を平然と裏切るという暴挙。

世界で闘っていたプロレスラーはやはり “覚悟” も一級である。

新天地へ一歩踏み出す行為も、すべてを敵に回しての裏切り行為も、思い切りよくやり切ってしまう凄さ。

出る杭は打たれるが、突き抜けて出過ぎた杭は打たれることは無い。

KENTAは、相手を挑発する類まれなる才能を駆使してそれを実行し、いまではファンの大きな支持を得ているのだ。

表現者として素晴らしいとしか言いようがない。

 

ベストタッグチーム

金丸義信&エル・デスペラード

盛り上がりに欠けると思わせたジュニアタッグリーグを散々引っ掻き回したこのタッグ。

カネマルカメラ必須の縦横無尽なインサイドワークの立ち回りと、デスペの巧みなレスリング技術&コメント能力。

特に入り乱れた乱戦での勝負強さは最高峰。

お互いの長所を活かして、不足分は補い合いながら強さを増していくタッグの鑑みたいなチームであった。



ベストシーン

ヨシハシの「オイオイ問答」

 

 

【次点】

ヨシハシの「アメリカKENTA以上のブーイング事件」

ヨシハシの「NJC石井戦アタマペチペチ事件」

ヨシハシの「から揚げ事件」 ほか

 

 

 

ヨシハシ、今年もありがとう・・・

 

この記事を書いている人 - WRITER -

Comment

  1. デルピッポ より:

    大変素晴らしい受賞者の皆さんです(笑)
    僕も今日プロレス大賞の受賞者を見て愕然としました。まさか今年のオスプレイが無冠だとは…。まぁ元々外国人には厳しい賞ではありますが本当にガッカリ。色々政治的な思惑が見え隠れして嫌になりました。これならネットプロレス大賞とか週プログランプリとかのほうが価値ありそう。
    僕も独断と偏見でプロレス大賞選びたいと思います。
    MVP…オスプレイ
    ベストバウト…オスプレイvs鷹木
    ベストタッグ…石森&ファンタズモ
    敢闘賞…アーチャー
    殊勲賞…オスプレイ
    技能賞…タイチ

    • devonyamaoka より:

      どうも! ものすごく納得の個人的プロレス大賞ありがとうございます! 石森&ファンタズモ良かったですよね。やっぱタッグとなるとジュニア戦線のほうが良かったイメージあるんですよね。オスプレイは問答無用のMVPだと思います。
      東スポのプロレス大賞の違和感は毎度のことですからね。ファンにとっての価値はないけど権威はあるみたいな政治的な企画なんだと思います。文句いうくらいなら、ファンがそれぞれ自分たちのプロレス大賞を選出して楽しむというのが正解なんでしょうね。

  2. ちきぱら より:

    タイチはこけしを介錯し石井や内藤の向こうを張るに至り、ザックは全部が面白く、アーチャーはG1で暴れまわりUSを獲り、みのるはライガーを介錯し、飯塚は最後まで怪奇派を貫いて引退
    今年は鈴木軍の年でしたね

    オスプレイvs鷹木がベストバウトに選ばれてほしかったけど、BOSJではノブオジvsヴィランが一番好き

    • devonyamaoka より:

      どうも! 鈴木軍は介錯しまくりですなw というかこけしはまだ引退する気配を見せていませんがw
      観方によっては、ほんと今年は鈴木軍がとにかく良かったんですよね。派手な活躍はしていないけど、しっかりとドラマ作りに貢献しています。
      BOSJはいい試合がたくさんあって面白かったですよね。みなさん挙げているオスプレイVS鷹木の決勝も本当に凄かったし、今年は鷹木とオスプレイがジュニアとヘビーを2人で盛り上げていた印象。やっぱりそのへんを評価できないスポーツ新聞の賞には疑問しかないですね。

  3. リック より:

    この手の賞ってだいたいファンの考えとは離れますよね。
    そもそも技能賞の意味もよくわからないですし…相撲に合わせてるんでしょうけど。

    MVP 鈴木みのる
    ベストバウト G1初戦のアーチャーvsオスプレイ
    ベストタッグ 矢野カバナ
    敢闘賞 オスプレイ
    殊勲賞 ドラゴンリー
    技能賞 タイチ
    自分はこんな感じでしょうか。

    それにしても今年は完全にジュニアの年でした。
    BOSJは間違いなくG1より面白かった。
    人気でヘビーを超えつつあるジュニアが次に目指すのは試合でのヘビー超え。ヒロムが帰ってきたジュニアは2020年さらなる飛躍間違いなしです。

    • devonyamaoka より:

      どうも! リックさんのプロレス大賞もまた刺激的w G1初戦のアーチャーVSオスプレイは、アーチャーのイメチェンも相まってメチャメチャ盛り上がりましたよね! あれがアメリカ大会だったということも感慨深い。ベストタッグはまさに世界に誇れるチームですなw BOSJは鷹木とオスプが盛り上げましたね。まさかのヒロムとデスペが出ていない状態でアレですからね。信じられません。2人がそろった2020年マジでやばいっすw

  4. ogotch より:

    さすがです。

    デヴォン氏のブログ記事、文章。

    いいですよね!

    いいんですが。

    文章の内容関係なく「ヨシハシ」という
    単語を記載した瞬間に脱力するワタシは
    やはり、ヨシハシさんに未だ期待をして
    いるのでしょうか……。(遠い目)

    • devonyamaoka より:

      どうも! お褒めいただきありがとうございます! むちゃくちゃモチベーション上がりますw 
      いつか「ヨシハシ」という単語を用いることなくブログ記事を書けるスキルを身に付けたいですが、やっぱ俺もずっとヨシハシに期待しちゃってるんでしょうね。一生この淡い期待を裏切られ続けそうですがw

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© デヴォン式パイルドライバー , 2019 All Rights Reserved.