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【12.8広島】祝初優勝! 守りたい、この笑顔【WORLD TAG LEAGUE 2019】

 
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中学生時代の多感な時期(いわゆる思春期)に親に隠れて暗い所でエッチなビデオを凝視していたせいで視力が著しく低下した者なんかには到底見ることができないリーグ表の文字の細かさだけが話題だった今年の『WORLD TAG LEAGUE 2019』だが、最終日にシリーズ通した退屈さを払拭するほどの出血大サービスが巻き起こり大団円。

まさに「終わりよければすべて良し」を体現する、シェイクスピアもびっくりの最終戦となってしまった。

いままでこのシリーズに対して散々「鈴木軍対決がピーク」とか文句言ってきたが、優勝したジュース&フィンレーの幸せそうな顔を見ていたらもう何も言うまいって気持ちになるから不思議。

いい笑顔してたし、本隊のみなさんも勢ぞろいしての祝福ムードはなかなか珍しい光景だったし、なんかやさぐれていた俺の心も浄化するような多幸感に包まれていたしまあいいか。

となってしまう時点で新日本プロレスの思うツボな気もするが。

最終戦の12.8広島大会は、今シリーズにおいて溜まったストレスを見事に解消してくれる大会で、こんなことを言うのもアレだけど、結局、新日本はこの最終戦にすべてを賭けていたんだね。

矢野&カバナのエンタメ世界観も爆発してたし、鈴木とKENTAの鬼のような喧嘩も痺れたし、モクスリー登場するし、飯伏ブチ切れたし、ヨシハシ活躍するし、フィン&ジュースがハッピーを振りまくしで、至れり尽くせり。

こうやって、最後にしっかりとファンを満足させる展開を用意していたのはさすがだ。

この先に繋がる新しい景色をしっかりと見せてくれたという意味で、今年のWTLは十分意味のある大会だったと言えるだろう(面白かったとは言っていない)

 

 

このタッグ、禁酒すれば最強

 

どうせEVIL&SANADA組が3連覇するんでしょ?

などと、もう夢も希望も見失って社会への恨み言をつぶやく実家引きこもりニートさながらの気分で結果だけ追っていた今年のWTL。

たまに中継があればピーターさんのむき出しのケツと、パイパンだからこそR18指定が免れている股間を眺めるためだけに観戦していたこのシリーズだったが、たまにリングで開脚したときにハミ出ないのかが無性に気になるので、そのへん今度ピーターさんのサイン会とか行ったら誰か聞いておいてください。

そんな話じゃない。

電撃復帰して変化したというデビッド・フィンレーは、傍から見てその「変化」っぷりをあまり感じることができなかったのだが、それは単に俺自身の目がフシ穴だったからであった。

フィン&ジュース、ただのビール好き仲良しコンビではなかった。

この2人といえば「勝っても負けてもビール」でお馴染み。

試合後のビールはご褒美ではなく栄養ドリンク。そんなことを言い出す奴など、もはやアル中である。

“ドイツ人は水の代わりにビールを飲む” などと言う話を聞いたことがあるが、それは別に酒好きというよりは、ドイツの水がかなり硬水で直接飲むことができないため、ビールのほうが安全だよという意味。

そんな豆知識が思わず出てしまうほど、このタッグによる優勝決定戦の凄まじい攻防と見事なタッグワークにワクワクさせられた。

なぜなら今年は禁酒をしてWTLに挑んでいたとのことで、だからフィンレーはいつもよりポチャポチャしてなかったのであろう。

試合中盤で繰り出したフィンレーのグランビーロールは息を飲むほど華麗だったし、EVILに掟破りのEVILを叩き込むシーンなんか超絶アツかった。

なにより重要なのは、フィンレーがEVILを仕留めて勝利を手にしたという事実である。

タッグチームとして大成をしたのはもちろん、シングルプレイヤーとしても今後大いに期待されていることを印象付ける素晴らしい勝ち方だ。

もはやドームでのタッグベルト戴冠は間違いないだろう(もちろん正月に禁酒すればの話)



お祝いムード満点フィナーレの幸福感

ジュース「ヒロシマー!! ダイセイコー!! デビチャン、アンド・ジュースクン、俺たちは『WORLD TAG LEAGUE』チャンピオンだー!!」

 

どこまでも陽気なフィン&ジュース。

「こんなタッグチームがいてもいいじゃないか・・・」なんてことは微塵も思わなかったが、「ダイセイコー!」というドッキリ仕掛人みたいなセリフに微笑ましさが沸き上がる。

さらにその後、新日本プロレス本隊のみなさんがドリンクの入ったクーラーボックスを抱えて登場するからマジで驚愕。

ラストのマイク締めが「カンパーイ!」なのも忘年会っぽくて、思わず会社の忘年会が迫っていることを思い出してウンザリしちゃう会社員も500人ほどいたのではないだろうか(会場に)

そんなこんなで、宴会然とした異様なフィナーレで幕を閉じた広島大会。

一方、バックステージでは、敗北して心も身体も精魂尽き果てたSANADAを襲うザック・セイバーの凄惨なサブミッションリンチが行われていたようでまさに地獄。

EVIL&SANADAはシングル戦線で爆発するのか?

果たしてEVILの相手は?

 

 

鈴木とKENTAの秘めていた闘志が交わる

 

鈴木みのるKENTAが対峙することのエモさというか刺激というか、ぜったい殺し合いになるスリルがたまらない。

もちろん今までお互いに口に出してはいないけど、熱く静かに、秘めていた闘志や対抗心があったと俺は想像する。

なぜなら2人ともプロレスのスペシャリストであり、生粋のエンターティナーだからだ。

お互いに意識していないはずがない。

バイト先にずっと気になっている子がいて、話せば絶対に趣味が同じで仲良くなれるのは確実だとわかっているけど、あえて黙って遠目から見ているだけ。いつか自然に訪れるであろう絶好のタイミングを見計らってる。

そんな青春の1ページみたいな闘いがこの試合なのだ。

シリーズ序盤の鈴木軍対決とはまた別の、ノリに乗っている楽しそうな鈴木みのるを見ることができて最高。

鈴木とKENTAの独特な緊張感、ぜひ来年はシングルで見せて欲しい。

 

そして、さらに試合後にはジョン・モクスリーが登場してアーチャーと睨み合うという震えるほどエキサイティングな展開を魅せる。

 

横の鈴木を気にするモクスリーがカワイイ

 

なんて豪華で贅沢な世界だろうか。

刺激的すぎてアタマがどうにかなりそうだ。

 

 

GODに雪辱のヨシハシ

 

勝てばまだ優勝への望みを繋ぐGODを止めたのは、石井&ヨシハシ組であった。

最後の最後にヨシハシが脚光を浴びるシステムなのは、やはり彼が優遇されているからであろうか。

来年こそはタッグベルトくらいは巻くことができるかもしれないが、今のままではシングルで輝くのは無理だ。

つまりヨシハシは、またも裏切るタイミングを逃したことになる。

で、結局タンガロアを仕留めたアレはキンコジではなかったの?

 

ご利益があるとのことで、参拝客が集まるヨシハシの棒

 



まとめ

 

この日、実は鈴木VSケンタ以上に殺伐としていたのが、ドーム前哨戦である6人タッグマッチ終了後のオカダと飯伏の乱闘シーンであった。

試合後にオカダが飯伏を少し過剰なまでに挑発してしまったために、飯伏がまるでキレやすい若者みたいに理性を失ってしまったのである。

ヤングライオンはもちろん、ライガーさんやYOHといった周囲のレスラーたちも必死に止めていたので、あれは完全に飯伏がプッツンしていた状況だったのだろう。

1.4東京ドームのメインイベントは、とんでもなく壮絶な闘いになるかもしれない。今から少し怖くなっている。

 

これが問題のシーン

 

 

間違った。こっちだった。

 

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Comment

  1. デルピッポ より:

    早速ドームのカードの発表されましたね。まぁ不満もありますが今回は何も言いませんw
    フィンジュースにおめでとうと言うよりはイビサナ3連覇じゃなくて本当に良かったなという感情が勝ちました。これでEVILとSANADAは3Kにようにはならなくていいかもしれませんよ。

    ジェリコとドラゴン・リー改めリュウ・リーのビデオメッセージ、モクスリー登場などなんだかんだで年内最後のビッグマッチらしい出来事が多かったですね。あとは飯伏によるオカダ殴打ですか…ブリーフケースでぶん殴ったのはドン引きしつつ、やっぱり飯伏はこうじゃないと!と思いました。最近は制御されてる感があったので、飯伏が帰ってきたと思って安心。

    • devonyamaoka より:

      どうも! ドームのカードは思いのほか豪華な感じが薄れていましたよね。WTLに関しては、ほんと「イビサナ優勝じゃなくて良かった」につきます。
      いろんなことが起きてお祭り感ありましたが、飯伏のブチ切れに関しては「事件」って感じがしてザワザワしました。プロレスとしては面白いけど、社会人としてどうなの?って気持ちになっちゃったw

  2. リック より:

    これが…友情パワー…全てをダークネスに染めるのは間違っているというのか…?
    闇の王を制した友情の光!光に敗れたEVILはどこへ向かうのか!
    次回、暗黒無頼伝EVIL 「全ては…EVILだ!」

    モクスリーvsアーチャー!殺人鷹vs狂犬!
    まさかアーチャーがここまで上がるとは、今年1番の出世ではないでしょうか。1.5のUSは意味がよくわからないですが、アーチャーが全ての予想を粉砕してくれるのを楽しみにしています。

    • devonyamaoka より:

      どうも! 闇を友情パワー(軽い)で制圧した、まさにキン肉マンのワンシーンようなタッグ決勝戦でしたね。イビサナ優勝とばかり思って絶望していたせいもあり、とても痛快でしたw 暗黒無頼伝EVIL、ついに映画化決定!
      モクスリーと対峙するアーチャーってのがもう胸アツすぎますなw 1.5の防衛線が決定してなければ最高のカードだったのに、新日本プロレスも節操のないことしますね。

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