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【6.9大阪その②】大阪城LOVER【DOMINION 6.9 in OSAKA-JO HALL】

2019/06/25
 
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好きな人とのプロレスは、試合を重ねれば重ねるほど、さらなる快感を求めてより一層ハードに過激にエスカレートしていきます。

研究熱心なカップルが、究極の性行為を求めてあらゆるプレイを積極的に試すかのように、自身の欲望のままにデンジャラスな方法でその肉体を痛めつけ合うプロレスラー。

お互いの肉体的&精神的な渇望を満たすためだけに行われるプロレス、快楽だけのプロレスなど、自分自身を傷つけるだけ。

本来のプロレスとは、愛する者同士が相手のことを慈しむ、聖なる行為なのです。

とはいえ、新日本プロレスの上半期最大のビッグマッチ『DOMINION 6.9 in OSAKA-JO HALL』でたびたび見られた、お互いを愛するがゆえの激しすぎるプロレスも、またひとつの歪んだ愛のカタチなのかもしれません。

「愛のカタチは人それぞれ」とはよく言ったものですね。

大切なのは、相手の気持ちに寄り添うこと。

エプロンサイドで危険なジャーマンをぶん投げて事故寸前になっても、ヘッドバットで相手の目を腫れさせても、それが相手を想っての行為であり、自分なりの一生懸命な愛の表現であるならば、プロレスに臆病になる必要などありません。

どうか自分を責めないで。

精一杯、彼を愛した自分を褒めてあげましょう。

 

プロレス恋愛カウンセラー 吉田橋雄

 

 

 

危険な愛、SとMのエクスタシー

IWGPインターコンチネンタル王座戦
飯伏幸太 VS 内藤哲也

 

SMプレイというのは、S(サディスト)とM(マゾヒスト)という嗜好を持った2人が、お互いそれぞれの性的快楽を得るために主従関係を結ぶことである。

「S」は痛めつけることで快楽を得て、「M」は痛めつけられることで快楽を得る。

その利害関係の一致こそがSMを成立させる。

さて、ではこの日行われたIC王座戦におけるSMの関係性とはどのようなものであろうか?

この試合、飯伏をとことん痛めつける内藤の攻撃がとても印象深かった。

ニヤニヤしながら繰り出したエプロンでのジャーマンスープレックスは、下のマットに落とすはずが思い切り飯伏のアタマをエプロンの角にぶつけているし、そんなヒヤっとした技のあとに雪崩式のリバースフランケンまで炸裂させている。

さらに飯伏に対して散々ツバを吐きつけ、その丹精な顔面を踏みにじる内藤は、まさに鬼畜の所業。

これこそ「S」(支配者)によるM男への行為そのものではないか。

しかしだ。

飯伏もまた内藤に対して容赦ない攻撃をしている。

腹へのフットスタンプ、空中でカラダを捻ってのトルニージョ、強引な人でなしドライバー、そして破壊力抜群の厳しい打撃は、内藤もたまらずに普段使用しないヘッドバットを出してしまうほどだ。

ぜんぜんSMじゃないじゃん。ただの殺し合いじゃん。

そう。実はこの2人は相思相愛ではあるがSMの関係性にはない。

内藤と飯伏、両方が「S」なのだ。

では「M」はどこにいる?

 

「M」は我々観客なのだ。

 

2人の闘いの壮絶さ、デンジャラスさに、俺たちマゾ変態たちは大いに刺激を受け、大興奮しているのである。

そして、内藤と飯伏の2人が、観客たちをゾッとさせることに喜びを感じる真正の「S」であるゆえに、あれほどまでに過激な闘いを魅せて自らも興奮しているのだ。

 

SM嗜好の人の特徴として、「M」側の人間は打たれ強い精神を持っていると言われています。よって、そのプレイがどんどんハードになっていっても「M」は耐えることができ、さらなる刺激を求めるようになるんです。

民明書房刊『誰でもカンタン! M男のススメ』(吉田橋雄著)より

 

内藤と飯伏のシングルマッチは今年に入って3回目。

回を重ねるごとに危険度が増していても、試合する本人がそれを楽しみ、ファンも熱狂してしまうのは、まさにレスラーと客とのSM的な関係性が理由だったのだ。

しかしこの試合、事実上のメインイベントだったよね。

 

 



エアリアル・ラヴァーズ

IWGPジュニアヘビー級王座戦
ドラゴン・リー VS ウィル・オスプレイ

 

ドラリーもオスプもスタイリッシュすぎて男の俺でも惚れ惚れしてしまう。

いや、逆に男だからこその憧れとも言うべきか。

特にここ最近のオスプレイは、そのアメコミヒーロー然とした佇まいとスタイル、カッコつけすぎたポージングにクラクラする。

お前、日本刀は反則だろう。そんなもの持ったら誰だってカッコイイに決まってる。

 

日本刀を買うにはどうしても経済的に余裕がない。
そんなあなたにおすすめなのが「棒」。
「棒なんて、どこに売ってるの?」
心配ご無用。なんと「棒」って東急ハンズの園芸コーナーで売っているアルミパイプで、簡単に手作りできちゃうんです。

民明書房刊『棒の色は気分で選べ』(吉田橋雄著)より

 

ドラリーとオスプレイ、この2人もまた相思相愛なのではないだろうか。

お互いへの信頼感が大きいからこその凄まじい攻防。

なぜここまで縦横無尽に動けるのか。

棚橋さんに「プロレスは進化してますね」と言わしめてしまうニュージェネレーションバトルに瞬きをしているヒマもない。

俺はタイムシフトで夜中に観ていたのだが、ドラリーがミラノさんめがけてトペスイシーダを放ったシーンでは大声を上げてしまい寝室のカミサンを驚かせてしまった。

ドラリーのミラノさんへの私怨が原因なのに、巻き込まれたオスプレイが可愛そう。

 

数日前に『BEST OF THE SUPER Jr.26』決勝戦であれほど凄まじい闘いを制したオスプレイが、その勢いもそのままで圧倒的な強さを見せつけてくれた。

BOSJ優勝とIWGP王座の2冠達成。さらにバックステージではG1表明ときたもんだ。

 

オスプ「あえて俺は主張したい。ジュニアのベルトを持った状態で『G1 CLIMAX』に出場したいんだ」

 

ノリに乗っている男の発言である。新日本プロレスも絶対に無視できないはずだ。さあどうなる?

 

 

 

男と男のクッキングラブ

NEVER無差別級王座戦
タイチ VS 石井智宏

 

真っ向勝負の中にアクセントとして金的なんかも交えて、自らのスタイルをブレさせずに料理するタイチ。

料理好きの石井さんからしたらこれもまたグッとくるポイントであろう。

まさにクッキング婚活パーティで出会った男女さながらに、お互いのお得意料理をふるまい合う試合展開にお腹いっぱい。

タイチの重く鋭い攻撃はスパイス満載の刺激的かつ濃厚な料理。

対する石井さんは打たれてもしぶとく耐えて素材の味を生かす日本料理である。

濃厚でガツンとくる味も好きだけど、食材が本来持つ自然の旨みも捨てがたいグルメな俺にはたまらない試合であった。

唐揚げやラーメンもいいけど、寿司や焼き魚も捨てがたいよね。

 

やっぱり好きな男子の心は胃袋で掴むのが正攻法!
そんなあなたにおすすめのアイテムがこれ。
「石井智宏 オーバル“チーンし”プレート」(2500円税込)
オリジナルレシピカードも付いているから、これでライバルに差をつけちゃおう!

民明書房刊『ざんまいポーズは料理の基本』(吉田橋雄著)より

 

 

モクスリー、翔太くんを愛ある拉致!

ジョン・モクスリー VS 海野翔太

 

 

突如組まれたUSヘビー級王者“DEATH RIDER”ジョン・モクスリーさんと海野翔太くんとのシングルマッチ。

第一試合、ノンタイトル、しかもヤングライオン相手という贅沢すぎるカードに、試合後の海野翔太くんの拉致というオマケまで付いてしまった。

海野くん、リングイン前のモクスリーをゴング前に襲った(しかも鮮やかなトぺコンで)ことで、第一試合の大阪城ホールを一気にヒートアップさせたその思い切りの良さは大したものである。

 

モクスリー「よくやったぜ若いの。おまえ、良いよ。素晴らしいヤングライオンだ。俺はコイツが気に入った。俺にとってのヤングライオンでもある。だからコイツをスパーリングパートナーにしてもいい」

 

カワイイ顔の海野くん、見事世界的スーパースターを味方につけたのであった。

 

女性の母性本能をくすぐる男性はモテやすいと言いますが、実は男性にも「父性本能」というものがあるんです。
たとえば、面倒見の良い上司とか、社会的に生きていくための知恵を与えたり、成長するための世話をしたりといったことが父性の役割。
そんな父性を刺激するには、まずは髪型をモッサリさせて、仔犬のような表情で頑張りを見せることが大事。
たまに頑張り過ぎて坂道でずっこけちゃうのも効果てきめんです!

民明書房刊『愛され上手の処世術』(吉田橋雄著)より

 

 



まとめ

 

「ヘビー級と戦わせろ」と無差別級を宣言した鷹木信悟と小島聡との一戦とかタマ・トンガのカッコ良さだけが際立ったタッグ王座戦とか、本来であれば書かなければいけない感想がほかにもあるが、面倒なのでこのへんで。

数あったサプライスよりも、愛ある闘いが多かったことが印象深かった今年の大阪城ホール大会。

お互いのリスペクトがベストバウトに繋がるということを改めて思い知った素晴らしい興行であった。

ちなみに、ドミニオンの感想記事は全3回を予定している。

ラスト1本もどうぞお楽しみに。

 

 

 

 

この日だけでG1参戦を表明する選手が何人もいた。

いずれも参戦に申し分ないキャリアと実績を持つ選手であるが、もしこれが実現するとなると今年のG1は凄いことになる。

アメリカで開幕戦を行う意味も大きくなるし、参加選手の発表とブロック分けが非常に楽しみである。

しかし、そんな参戦表明を聞くたびに、俺たちの脳裏にある男の姿が浮かぶ。

 

第一試合

モクスリー「シンシナティ州オハイオからやってきた俺のメッセージだ。ジョン・モクスリー、俺はバイオレンスの準備ができている。俺を『G1』に出せ!」

「俺」のメッセージを「俺」が言っているんだから「俺のメッセージだ」という前置きはあまりにも不必要であるが、まず最初のG1出場宣言。

 

第二試合

鷹木「単刀直入に言ってやろう! 来月に開幕する『G1』にこのオレを出せ!」

おっと、2試合連続でG1表明きたぞ。

 

さすがにここで危機感を持ったあの男は、普段は寝ている脳の神経細胞をシナプスが奇跡的に伝達し、まさかの脳内デリートしていた幻の技「緊箍児」の記憶を蘇らせたと考えて差し支えないであろう。

 

しかし、危機はまだまだ続く。

 

第六試合終了後

KENTA「KENTAのプロレス、お見せします。『G1』でお会いしましょう!」

BOSJのときに参戦あるかもというウワサもながれたKENTAがここで登場。
しかも柴田に連れられてくるところがズルい。

 

第七試合
先ほども書いたが、バクステにてウィル・オスプレイがG1参戦を希望。

 

メイン終了後

ジェリコ「俺も『G1』にエントリーしたっていんじゃないか? 俺が『G1』に出たら、“クリス・ジーワンリコ”だ。どう思う? やってもいいだろ?」

なんでも自身の名前でダジャレしたくなるジェリコ。

 

さらにタイチも、この日のさまざまな選手によるG1参戦発言を聞いてtwitterでコメント。

 

 

なんだこの大会は。

G1参戦表明大会と化しているではないか。

ヨシハシ殺しとも言える残酷な天使のテーゼ。

さて、ということはヨシハシも負けじとG1表明するべきである。

もはや言ったもん勝ちみたいな状況だし。

 

ヨシハシ「俺は、まだまだだ、オイ。まだまだもっといけっから。オイ、ザック・セイバー、覚悟しとけよ。オイ」

 

 

いやイギリスじゃなくて、G1・・・。

 

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Comment

  1. ヨシハシのスワントーンボムは圧巻(?) より:

    どうも!
    個人的にはジュニアヘビーのタイトルマッチが一番よかったです!いや、ヨシハシの試合が一番よかったです!
    久しぶりのキンコジで勝利を奪ったヨシハシを見て、発狂しないプロレスファンはいるでしょうか?(いっぱいいるわ)この勝利のお陰でG1参戦は確実でしょう!僕は8.8横浜文体見に行くんですが、そこでヨシハシの試合が組まれることを願います!
    しかし、棚橋の、コンディション悪すぎませんか?全然動けてない。無理に復帰なんかしなくてもケガが、ある程度直ってから復帰してほしかったです。ヨシハ…ゴホッ
    棚橋の選手生命を削ってる気がします。もし、ヨシハ…ゴホッ 仮に棚橋がG1出た場合、棚橋のポジション的に勝ち点12くらいとるでしょうから、棚橋よりコンディションいいのに棚橋に、負ける選手が出てきてしまいそうです。。

    • devonyamaoka より:

      どうも! コメント文の中に無駄にヨシハシと言うワードが紛れまくっている気がしますがw 横浜文体のG1はハズレ無しですからね。羨ましい。ヨシハシの活躍を命ましょうw 棚橋さんはマジで動きが悪すぎて気の毒なくらいですね。あれでG1で好成績を出されても説得力がどうなんだって思いますね。

  2. よろしくCRドック より:

    ヘイ、ジェリコ。俺の足はもつれたか?→前回の記事ですが…もう大爆笑です。昨夜寝床で記事読んでたんですが、笑い声で爆睡中の女房を起こしてしまう始末。
    でそのある男は、今の立場で自分がG1参戦するのはさすがにいかがなモノか?なんてことすらも考えず、ただただ目の前のことで目一杯って感じなんでしょうね。ザックには100%勝てないでしょうし、今年のG1出場は勘弁願いたいです。
    モクスリーの海野拉致は、G1公式戦の無い日の前哨戦のタッグパートナーとしての拉致ですよね?父性本能か~なるほど。
    あとKENTAですが、バックステージでのコメントが歯切れ悪く、連れてきた柴田の立場も考えて欲しいな~なんて思ったの自分だけかな?G1で○○とやりてえ~!とか言ってほしかった。
    大阪城最後の記事も楽しみです。

    • devonyamaoka より:

      どうも! こんなブログで笑っていただけて本当に光栄です。彼は目の前の事で精一杯というのはまず間違いないでしょうね。ブリティッシュを取るかどうかがG1の分かれ道。なんなら、タイトルと同時にザックとのG1出場枠をかけた一戦になると思った方がいいかもしれませんw 大阪城最後の記事もご期待くださいw
      KENTAのバクステ、見てないので後で見てみますー。

  3. デルピッポ より:

    ある意味メインより賛否両論な試合でしたが、あれはSMだったんですねw
    オスプレイと鷹木のG1というのは予想されていましたが、まさかモクスリーにジェリコ、さらにKENTA登場でG1参戦表明とは…まぁジェリコはさすがに出ない気はしますけど。
    KENTAはノア時代のコンディションまで戻してるなら期待したいですが、確かWWEでは怪我してそれ以降微妙だったと聞いてるので不安ですね。ザックやオスプレイみたいに身長が高いわけでもないのでヘビー級に囲まれたG1で大丈夫なのかと…。まぁ柴田推薦ってことでそこら辺は問題ないと信じたい。

    ヨシハシはキズナロード最終戦仙台のメインという大役があるのでG1確定と見ていいですかね。自分見に行くのでヨシハシのベルト初戴冠が見れるかもしれないというのは喜んでいいのか悲しんでいいのか分かりませんがw
    そうなるとキズナロードでも名前がない後藤が落ちそうな気がしてきましたよ。

    • devonyamaoka より:

      どうも! IC戦に関しては、SMという判断がいちばんしっくりきましたw あまりにも観客側に緊張感があったのでw
      モクスリーの参戦とKENTAの登場は完全にサプライズですね。どこまでやってくれるのか楽しみ。
      ヨシハシさん、ベルト戴冠すれば文句なしでG1参戦。失敗すれば落選という査定マッチになりそうですね。後藤さんはG1で華々しく復活すると見ているんですが、それは少々お花畑すぎますかねw

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