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【5.15青森】SHOは負けない、スーパージュニアは永遠に最高【BEST OF THE SUPER Jr.26】

 
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SHO「去年の優勝者が出てねぇ今年のリーグ、お客さん、どう思うのか? 楽しめんのか? 去年の優勝者もいねぇ。メインを闘ったデスペラードもいない。去年いたKUSHIDAもいない。わかるよ。新日ジュニア、1人でも欠けたら、大変ことになるというのは、よくわかってんだ。でも、たとえ、何人欠けようが、たとえ俺もいなくなろうが、新日ジュニアは、この先も、永遠に、最高に、面白いよ

 

昨年、BOSJ優勝を飾った髙橋ヒロムは声高々にこう叫んだ。

 

「これが、俺たちのスーパージュニアだ!」

 

ジュニア選手たちにとって大切なのは、自分自身が輝くことはもちろんだが、それによってジュニア全体が輝くこと。

 

俺たちのスーパージュニア。

「俺の」ではなく、「俺たちの」であることの大きな意味を、SHOはしっかりと理解しているし、その意思を受け継いでいる。

でなければ、あの口下手なSHOから「俺がいなくなろうが、ジュニアはこの先も永遠に面白い」などと言うフレーズは出てこない。

 

ヒロムもデスペもKUSHIDAもいない。

しかし、間違いなく今年のBOSJは面白い。

この3日間の闘いに不満を言う者など誰一人いないだろう。

それは、すべてのジュニア戦士の共通認識として「俺たちのスーパージュニア」という言葉が確実に刻まれ、浸透しているからなのだ。

 

 



闘うたびに進化するSHOと言う名の未来

Aブロック公式戦
ドラゴン・リー VS SHO

 

5.15青森大会メインイベント、SHOは鷹木に続いてさらなる強敵、王者ドラゴン・リーを迎えた。

「暴走マッスルカー」という意味不明なキャッチフレーズを持つドラリーであるが、この試合に関してはそのマッスルカーぶりがいかんなく発揮されていた(試合中盤での場外へのトぺとかね)

対するSHOは、鷹木戦を経てさらに強くなったかのようなとんでもない爆発力を見せる。

大ボス戦後に大幅にレベルアップするゲーム主人公さながらに、現役ジュニア王者をこれでもかと追い詰めるのだ。

どちらもチャンピオンでありながら、どちらも初戦を落としており、敗ければ2敗というところで「勝ちへのこだわり」も尋常じゃなく強い。

この重たすぎる1勝を掴むためには、先のことなど考えずに“いま”に全力を注ぐしかないのだ。

 

鷹木戦でのパワー対決で得た教訓を、SHOはドラリー戦に見事生かしていた気がする。

繰り出したSHOのラリアットがパンピングボンバーに見えたのは俺だけではないはずだ。

さらにタップアウトも十分奪えるほどの鮮やかなサブミッションでドラリーの腕を攻めつつ、チャンスを狙うSHO。

勝敗を分けたのは王者としての責任感とヒロムへの想いの強さか?

 

ドラリー「今日、試合後にSHOの手を握った時に、彼が偉大な友達であるということを感じたし、偉大なルチャドールだということが伝わってきた。それを感じられたことも大きな幸せだ。

 

ドラリーもまた、ジュニア戦士たちへのリスペクトを常に心に持っているのである。

 

 

【今日のライガー】

終盤、大技を受け合ったSHOとドラリーがノックダウンした後の、お決まりのエルボーの打ち合いにて。

 

ライガー「ちょっと僕には理解できないですけどね。正直。なぜ打ち合うんですか? 攻めなきゃ! なんで殴らせるんですか? 自分で攻めろよ! 勝負所でなぜまた元に戻るんだ。わからん。」

 

いやいやライガーさん、あんたがそれ言ったら元も子もない気がするんだが。

 

 

 

過酷な連戦をものともしない激戦がつづく

 

5.15青森大会『BEST OF THE SUPER Jr.26』Aブロック公式戦。

またも開幕戦に負けず劣らずの大激戦であった。

果たしてこの先どこまでこのフルスロットル状態を持続させる気であろうか。

 

Aブロック公式戦
石森太二 VS マーティ・スカル

 

ライガーの必殺ワード「意地の張り合いですね」が何度も飛び出したこの試合。

バチバチの試合を見ての「意地の張り合い」発言は、永田さんの試合を見ての「コンディションがいい」発言同様に、もう聞いているこっちが恥ずかしくなる常套句である。

しかしながら、この石森とスカルの元王者同士の対決は、とんでもなくハードな消耗戦となり、動かないカラダをなんとか精神で動かしながら戦い続けたかのような地獄のバトル。

もはや「意地」というよりは「本能」と言ったギリギリ感に満ちた闘いだった。

 

序盤は石森がノリノリで試合を支配していたように見えたが、中盤にスカルにリズムを奪われて以降は急激に体力が消耗していくように見えた。

一回戦でのドラリー戦のときには見せなかった「余裕の無さ」が見て取れる。

それほどまでにトリッキーなスカルとの攻防に神経を使ったのであろうか。

技の失敗だけでなく、コーナーに登るのにも足を滑らせたりと、珍しく石森がフラフラだったのが印象的だった。

 

石森「さすが、ROHの実力者だよ。俺がもし作ったら、Ishimori Enterprises、入れてやるよ。合格だよ」

 

イシモリ・エンタープライゼスだと?

 

これがアリなら、ヨシハシ・エンタープライゼスの結成も必然的に可能となることに驚愕。

 

 

Aブロック公式戦
ティタン VS 鷹木信悟

 

右腕の痛々しいテーピングが開幕戦でのSHOとの一戦の壮絶さを物語っている。

だからといってパンピング封印で戦えるほどBOSJは甘くない。

1回戦、金丸を予測不能な動きと技で仕留めたティタンは、パワーこそないがスピードとテクニックが超一流。

しかしティタンには弱点がある。

 

マスクに酸素を取り入れる穴が少ないので、ハードな攻防になればなるほど酸欠状態に陥るのだ(たぶん)

 

あれって、ドラリーみたいに口の部分がばっくり開いてるならまだしも、ティタンみたいに目のところと鼻の部分しか開いてないとマジで苦しそうなんだけど通気性の良さだけでなんとかなるものなんだろうか。

「昔の彼女に口と鼻を抑えられて殺されかける夢を見て飛び起きたら、布団を頭までかぶったまま寝てしまって酸欠状態だった」という経験がある俺には、ティタンを見るとそのときの苦しみが甦るのだが。

 

 

Aブロック公式戦
金丸義信 VS タイガーマスク

 

どうでもいいけどタイガーマスク、日焼けしすぎではないだろうか。

一瞬、正体が梅宮辰夫なのではないかと思ったが、毎度のようにマスクをはがしまくっている金丸しかその真相はわからない。

 

記者会見で堂々と「ヒザが悪い」と宣言したタイガーは、当然のように一戦目からヒザばかり狙われるも、頭脳プレイで勝ち点をもぎ取っている。

結果だけを見ると素晴らしいが、弱点を晒すことでそこに意識を集中させて相手のスキを突くという闘い方は、まさに肉を切らせて骨を断つといった捨て身の作戦と言ってもいいだろう。

つまりこの闘い方が、長いリーグ戦のどこまでもつのか?

金丸は始終タイガーを逆上させて、向かってきたところをじわじわと料理するという戦法で、珍しく足四の字なども飛び出したが敗北。

タイガー、ティタンと点を献上し、全敗で迎えるのは次戦鷹木信悟である。

これは期待するなと言う方が無理なハナシだ。

 

 

 

Aブロック公式戦
TAKAみちのく VS ジョナサン・グレシャム

 

TAKAさんはテクニシャンとやらせるとテクニシャン仕様のテクニシャンになるので試合が非常にテクニカルになる。

テクニック重視の闘いは、テクニカルな攻防が大部分を占めるので、自らのテクニックを存分に発揮しなければ相手のテクニシャンぶりに対応できないのである。

まさに疾風のテクニシャン、ナンパテクニック上級者、大炎上テクニカルマスターと、さまざまな異名を持つTAKAさんならではの素晴らしい試合であった。

対するジョナサン・グレシャムは、ザ・オクトパスという、これまたエロい異名を持つテクニシャン。

勝つのは無類の女好きテクニシャンのインサイドワークか? 若き軟体テクニシャンのサブミッションか?

何が飛び出すかわからない興奮のグラウンドテクニックで観客を魅了したこの一戦は、炎上していないぶん、グレシャムに軍配が上がったのであった。

 

 



まとめ

 

さて、私事でありますが、この日俺の母親(70歳)が名古屋から我が家に遊びに来ており、必然的に一緒にBOSJのライブ中継を見るシチュエーションになりました。

人生においてプロレスを見ることのまるでなかった母が、最先端のプロレスを見てどんな反応をするのか?

まあ見たくないなら見たくないで別に本人の意思にまかせようという気持ちでしたが、意外とセミファイナルまでしっかり見ておりました。

以下、プロレス中継を見ていた時の母の反応を簡単に記します。

 

1、(成田くんを見て)「え、プロレスラーってこんなに若い子がやってるの?」

 

2、(村田アナとミラノさんの楽しそうな実況を聞いて)「ずいぶんお気楽なアナウンサーだね」

 

3、(ティタンをぶん投げる鷹木を観て)「うわあ、怖い人・・・」

 

4、(タイガーマスクを見て超びっくりして)「ええ! タイガーマスクってまだいるの?! 長いことやってるね」 

 

5、(スカルVS石森の試合を悲鳴をあげながら見ていたが、刺激が強すぎたか途中で離席。試合終了後に再びリビングに現れひとこと)「石森勝ったの? すごい! よく頑張った!」

 

最終的にメインを楽しめるほどの余裕はなく、そこから寝室に引っ込んでしまいましたが、スカルVS石森の壮絶さを考えると初心者にはキツいよねアレは。

しかし、レスラーの見栄えが良く個性も強い実況が一緒になってプロレスを楽しんでいる、などは初心者にとってとても入り込みやすい要素なのだなと再確認しました。

 

次戦も夕食の際に一緒に観戦しますので、またレポートします。

ではでは。

 

 


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母親が元気なうちに、ひと目でいいから、ヨシハシの裏切りを見せてあげたいな。

 

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Comment

  1. いち飯塚さんファン より:

    どうも、ご無沙汰しております。今年のbosjまだ勝ち星は得られてないけど、SHOの主役感がもの凄いですよね。デスペラード欠場で今年は大丈夫なのかと不安視してましたが嬉しい誤算となりました。
    しかし、ここまで、フルスロットルの戦いを見せられるとやはり怪我が心配になってきます。ジュニア戦士たちには、このまま無事にシリーズを乗り切って欲しいと願うばかりです。
    流石にプロレス初心者にスカル戦は刺激が強すぎでしょう(笑)
    デヴォンさんのお母様には、是非YOSHIHASHIの裏切りとデヴォンさんのMSG記事②を見せてあげたいですね。

    • devonyamaoka より:

      どうも! デスペがいなくてこの面白さ。逆にもしデスペが出ていたら面白すぎて死んでいたかもしれませんねw SHOはかなり毎回全力で戦っているので、ケガだけはしないように頑張って欲しいっす。
      スカルの試合は、母親もひーひー言いながらも楽しんでいたみたいですw ヨシハシを知ることなく帰ってしまいましたが、次に一緒に見るときは裏切ったヨシハシを見せてあげたいですw

  2. lunablanca より:

    いち飯塚さんファンに100%同感です。
    お母様に是非MSG記事②を見せるに一票投じます。
    何票集まれば実現しますか?

    YOSHI-HASHIの裏切りに関しては、もう
    ユニコーンかツチノコ的な想像上の生き物くらいの
    価値観と期待感を持ってしまっていますので
    死ぬまでには何とか目撃したいとの野望を
    捨てきれません。
    どうかお力添えよろしくお願いいたします。

    • devonyamaoka より:

      どうも! みなさんが母に見せろという「MSG記事2」って、まったくどんな事を書いたのか忘れていたので見てみたら、批判いっぱいだった女子プロレスの記事でしたねw 母なら普通に面白がって読みそうですw
      ヨシハシは幻の存在ってことですねw でも裏切ろうとした事実は間違いなくあったので、ほんのわずか数パーセントの確率でも、俺たちは信じていかなければなりません。俺も何とか尽力します!

  3. リック より:

    百万回やられても、負けない
    SHOを観ているとこの名フレーズを思い出します。ジュニア版名勝負製造機となる日も遠くなさそうですね。

    ライガーさんのわからん発言はキャラなのか素なのか、正直不愉快だったので心の中に留めて欲しかったです。あの熱さを理解できなくなったら男はダメですよ。

    • devonyamaoka より:

      どうも! SHOは負けたけど負けてないって感じしますよね。石井さん同様に気持ちの入った闘いをみせてくれるので、毎回大満足の試合になる。凄い存在だと思います。
      ライガーさんのあの発言はけっこう問題ですよね。プロレス新規ファンが言うなら許せるけど、あんたが言っちゃだめだろっていう。

  4. デルピッポ より:

    SHOはシングル2戦で合計60分近く試合してますよ…この調子でシリーズ最後まで走り切れるのか心配になってきました。開幕2戦2敗、鷹木とドラリーが3敗するとは思えないし優勝の可能性はゼロに等しくなってしまいました。タッグ王者な時点で察してはいましたがなかなか厳しい結果に…
    まぁそう簡単に報われてはエースにはなれないのかもしれません。近い将来必ず新日ジュニアのトップに君臨すると思うので、このシリーズまだ石森やスカルとの一戦も残ってるし頑張ってもらいたいです。

    石森vsスカルは石森が途中から明らかに調子悪そうでしたね。1.4からジュニアシングル王者だったしどんたくはリマッチだしでほぼ休み無しですからね。鷹木とのブロック最終戦が事実上の準決勝だと思ってるので、そこまで鷹木に付いて行ってほしい。

    • devonyamaoka より:

      どうも! たしかにSHOはほとんど毎回フルタイムに近い闘いしてるんですよね。しかも全力で。優勝は厳しいかもですが、ジュニアの最前線にいる選手であることはファンの心に刻まれると思います。まだまだ若いですから、あと1,2年後にトップに立っているのは間違いないでしょう。
      石森、連戦で疲れが出たんですかね。最終戦は鷹木も石森も満身創痍で対峙するって感じでしょうね。まさに勝った方が決勝という流れだと思います。

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