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【5.13開幕戦】龍は獅子を狩るにも全力を尽くす【BEST OF THE SUPER Jr.26】

 
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「獅子は兎を狩るにも全力を尽くす」ということわざがある。

百獣の王であるライオンが、小さな獲物を捕まえるときでも全力を出すように、「簡単なことでも決して手を抜ぬくな」という意味で用いられる言葉だ。

 

5.13宮城で開催された『BEST OF THE SUPER Jr.26』開幕戦の超注目カード、鷹木信悟 VS SHOのAブロック公式戦。

強大なる実力者である鷹木信悟

パワー、体格、技、キャリア、すべてにおいてSHOの遥か上にいる存在。

鷹木が天高く舞い灼熱の炎を吐くドラゴンとするならば、SHOは地に足をつけ反撃の咆哮を上げるライオンだ。

ドラゴンを倒すには、まず翼が必要だし、炎に耐えうる強靭な肉体も、そして経験値も、足りない物が多すぎる。

しかしSHOには、たったひとつだけ勝てるモノがある。

 

若さ

 

この先の成長、未来への期待、秘めたるポテンシャル。

ドラゴンとやり合うために必要な物は、この先いくらでも手に入れるチャンスがあるのだ。

鷹木信悟は、試合を通してそれをSHOに伝えたのかもしれない。

 

お前は俺をここまで追い詰めた。しかしまだ俺には勝てない。
足りなかった物を手に入れたら、また俺に挑んで来い!

 

鷹木の本気が少しだけ垣間見えた。

SHOは持てる限りのチカラでそれを引き出した。

圧倒的強者の鷹木、そんな鷹木に負ければ負けるほど強くなるSHO。

いつか来るであろう、SHOの強さが鷹木を超える瞬間への期待を感じずにはいられない、まさにジュニアの歴史に残る超絶ベストバウトだった。

 



2人の宿命はさらに続いていく

Aブロック公式戦
鷹木信悟 VS SHO

 

鷹木は強烈だ。

今までタッグマッチばかり見ていたせいで見えなかったモノが、この試合でハッキリと見えた。

パワー、スピード、技のインパクト、なにもかもが段違いに凄い。

よくSHOがあれについていけたなと感心してしまう。

ドラクエで、スクルトとフバーハ無しでエスタークと戦っているようなものである。

捨て身で攻撃しなければ相手にダメージを与えられないみたいなハイリスクな攻防。

そんなSHOを凄いと感じてしまうのは、鷹木が凄すぎるゆえである。

 

よくアレと戦って、25分も敗けなかったね。

 

2018年、新日本プロレスに鷹木が登場したその日から、SHOの闘いは始まった。

打倒鷹木の野望を胸に、成長し続けるSHOを俺たちはずっと見て来た。

だからこそ、今回のBOSJ開幕戦での宿命のカードで、もしかしたらついにSHOの念願が叶うのかも?

なんて少しでも思ってしまった俺はバカでした。すみません。

鷹木はちょっとやそっと成長したぐらいで勝てる相手ではないのだ。

 

 

SHOは埋まらなかったその差を、しっかりと自覚している。

勝てるまで何年もかかるかもしれないが、このストーリーがまだまだ続くことが、俺は楽しみでならない。

 

鷹木「何にも手ぇ抜いてねえぞ、ミスもしてねえ。今まで7カ月間、さんざんSHOのこと『生意気な小僧』って言ってきたけど、こんな試合されたんでは撤回するしかねえな」

 

 

 

すべての試合がジュニア最高峰

 

この日、行われたAブロックの公式戦は、全試合ムチャクチャ面白かった。

1試合くらい地味な試合があるかもと思っていたが、どれも個性的で見応え満載で一瞬たりとも飽きないハイレベルな闘いばかり。

今年のBOSJはヤバイ。こんな凄い試合が連日行われて、さらにLIVE中継もあるなんて。

 

Aブロック公式戦
ドラゴン・リー VS 石森太二

 

メインイベントは、現役王者VS前王者というタイトル戦の完全リマッチであった。

鷹木とSHOのバチバチの壮絶な闘いも凄かったが、ドラリーと石森の人知を超えた大技対決もまた凄い。

なにゆえここまでアホみたいにド派手な技がどんどん飛び出すのであろうか。

深夜2時にタイムシフトで観戦していて、身体は眠りたがっているのに、石森とドラリーの攻防のスピード感に興奮した脳がぜんぜん眠らせてくれない。

毎度のことながら、10人もの選手が戦うリーグ戦の初戦だってのに、みなさん後先考えないで戦うのでこっちがハラハラしてしまうのであった。

 

石森「俺、多賀城出身だから、仙台に帰って来れて、すっげぇうれしいべ!」

 

ラストのマイク、石森かわいすぎた。好き。

 

 

Aブロック公式戦
マーティ・スカル VS ジョナサン・グレシャム

 

マーティ・スカルは魅力的だ。

相手がテクニシャンのグレシャムであるところも大きかったのかもしれないが、マーティの素晴らしさが際立った試合だった。

ユニークな動きと器用な攻撃、絶妙な間の取り方、すかさず入るスムーズな関節技、フィニッシュのブラックプレイグも鮮やかでタメ息モノであった。

 

試合後のコメントによると、“ヴィラン・エンタープライゼス”のニューメンバーはグレシャムではないそうだ。

そりゃそうだ。

マーティが狙っているレスラーはただひとり。

おそらくシリーズ最終日にライガーが実況席でこう叫ぶであろう。

 

「だから俺は新日本に言ったんですよ! 早くヨシハシにツバつけとけって!」

 

 

Aブロック公式戦
タイガーマスク VS TAKAみちのく

 

ベテラン同士の巧みで見応えのあるバトルが素晴らしかった。

TAKAさんの容赦ない弱点攻撃とザックから盗んだと思わしき複合関節技の恐怖。

タイガーもまた、コンデイションの悪さを感じさせない動きで逆転勝利をスコアした。

TAKAさんは負けてしまったが、今後、意外なところでとんでもない勝利を納めるような気がする。

 

このブロックで最も不気味なのはTAKAさんかもしれない。

 

 

Aブロック公式戦
金丸義信 VS ティタン

 

直前に優勝候補として金丸を挙げた。

なぜなら、デスペのいない今、スポットが当たるべきテクニシャンとして金丸しか思い浮かばなかったからだ。

ティタンの派手な攻撃を封じつつ狡猾な試合運びを見せる金丸の巧さ。

土壇場でのウイスキーミストの避けられっぷりすら見事で惚れ惚れしてしまう。負けたが。

 

金丸「オイ、観てたか、試合オイ? どっちがいいか悪いか? 強いか弱いかじゃねーぞ? どっちが頭使ってるか? 今日はたまたまだ。たまたま、アイツが勝っただけだ!」

 

よくわからんバクステコメントも金丸らしくて最高だ。残り全勝確実!

 

 



まとめ

 

邪道、解説すげー上手いしすげー楽しい。

 

 


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ジュースのこういうとこは好き。

 

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Comment

  1. リック より:

    ジュニアが本当に熱い。
    セミはまぁ、間違いなく鷹木の勝ちでしょ?と思っていましたが、試合中はそんなこともすっかり忘れてSHOが勝つのか!?と手に汗握る瞬間がいくつもありました。
    そして、試合とは関係ないですがSHOの入場曲が最高過ぎました!ゲーマーであるSHOの個性とまさにボルテージが上がる曲調が相まってまさにシビれる1曲。
    入場だけで10回は観てしまいました笑

    はたしてYOHの新曲はどんな曲なのか?今日の個人的注目ポイントです。

    • devonyamaoka より:

      どうも! 鷹木が勝つにしても、ここまで「強さ」が圧倒的だと愕然としますw SHOはかなり迫りましたね。あの入場曲も気合のあらわれなんですね。ゲームBGM感と近未来的なグルーヴの傑作入場曲だと思います。対してYOHはいまだロッポンギ3Kってところも、2人のちぐはぐさを物語っておりましたねw

  2. デルピッポ より:

    2日連続現地観戦です。石森も言ってましたがセミがすごすぎてメインが霞んじゃいましたね。いやほんと鷹木SHOの盛り上がりは半端なかった。あとでワールドで見返してもすごかったですが、現地の盛り上がりはエゲつなかったですよ!
    髪も黒く染めかっこいい新入場曲も貰ってSHOの勝ちフラグかと思ったんですが、それでも勝てない強大な壁が鷹木なんですね…
    ただ、SHOが新日ジュニアの正統派エースとして覚醒しつつあるのは間違いないと思いますね。

    • devonyamaoka より:

      どうも! 2日連続観戦おつかれさまです!&羨ましいっす! 鷹木SHOの試合は現地でしか味わえない熱気があったみたいですね。それを肌で感じて経験できたのも貴重ですね。エゲツない盛り上がりって体験してみたいw ここまでSHOが勝てないと、もう会社は「物語」として壮大な展開を視野に入れているということですし、今後見続けることの意味が大きくなってきますな。楽しみっすw

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