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【MSG大会その①】世界侵略:ニューヨーク決戦【G1 SUPERCARD】

 
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エンタメの聖地、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで開催された新日本プロレス&ROHによる世界侵略ビッグマッチ『G1 SUPERCARD』

鈴木みのるがいきなり出てきて早朝の寝ぼけ状態のアタマがイッキに覚醒した第0試合「HONORランボー」が始まったのが、日本時間の朝7:30。

そこから5時間半にわたって、尋常じゃないテンションの試合が10試合もぶっ通しで行われ、大会終了後の俺は身体などひとつも動かしてないのに、まるで近所を100周ジョギングしてきたかのように疲労困憊してお昼寝タイムとしゃれこんだのであった。

 

新日本プロレスが、はじめてのMSG興行で今世紀最高峰のパフォーマンスを魅せてしまった歴史的な日。

すべての試合が魅力的かつ個性的かつ官能的かつ刺激的であり、オカダいわく「我が新日本プロレスの面白さは世界一ィィィィ!」などとナチス将校さながらにのたまったセリフ(言ってない)が、まさに世界に証明された瞬間であった。

俺たちの期待や想像をはるかに超えて、もはや誰が勝ったとか、誰が負けたとか、タイトルがどうのとかそういう次元ではなく、新日本プロレスの世界観そのものが最強のエンターテインメントとして成立してしまう凄さ。

そんな最強の団体の中心人物でもあるオカダ・カズチカが、この大いなる聖地で王座に返り咲くという、めまいがするほど熱すぎるドラマ。

メインイベントの壮絶さや美しさ、勝敗が決したときのカタルシス。

昨年後半から、オカダや棚橋さんといったトップ選手たちを相手に、最強の敵として物語を引っ張り続け、またファンのブーイングを浴び続けたジェイ・ホワイトの悪としての完成度の高さがあったからこそ、この究極のメインイベントは成立したのだ。

対するオカダは、ベルトを手放してさまざまな変化を経て、その強さ以上に人間的魅力をも得てさらに輝きを増した。

オカダのベルト喪失、ジェイくんの裏切り、すべてはこの日の、この場所の、このメインイベントに繋がっていた。

最高の舞台にて対峙する最強の2人。

16000人超満員のMSG、新日本プロレスのニューヨーク決戦で、世界侵略は見事に完遂されたのだ。

 

 

王者オカダ、未来がはじまる

IWGPヘビー級選手権試合
ジェイ・ホワイト VS オカダ・カズチカ

 

オカダとジェイくんによる平成最後のIWGP戦。

そうか、平成最後だったのか。そんな王座戦が日本ではなく、元号まるで関係ないニューヨークで行われてしまっているのは滑稽でもあるが。

さて、過酷なニュージャパンカップを問答無用の闘いで勝ち抜き、ファンを感動の渦に巻き込んだオカダ・カズチカは、まさにMSGのメインに立つべくして立ったと言わんばかりの黄金のオーラを放つ。

しかし、対する王者ジェイくんもまた、そんなオカダの輝くオーラをも飲み込まんばかりの悪の王たる強者のオーラを身にまとっているのである。

 

最強同士の頂上決戦であり、善と悪との単純明快なる闘い。

 

王者ジェイくんのしたたかで狡猾なスタイルはこの日も健在で、セコンドの外道さんと連携しつつ卑劣かつ貪欲に勝利を掴もうとする。

オカダは、そんな抜け目のない王者のインサイドワークを警戒しつつも、すべてを正面突破してブチのめしにかかる。

 

 

ジェイくん、美しすぎる

 

オカダ、空飛んでた

 

「MSGでオカダはIWGP王座を奪還するだろう」

そんなことは誰もが予想していたことかもしれない。

しかし、このメインイベントの闘いの凄まじさ、そして息を飲むほどの華麗さを誰が想像しえただろうか。

 

オカダの正調レインメーカーを喰らってもなお反撃を試みたジェイくん。

カウンターのブレードランナーや土壇場での金的攻撃をも耐え抜いてチャンスをモノにしたオカダ。

闘魂みなぎる一進一退の攻防を世界に魅せつける2人の最強。

 

見たか世界よ、これがオカダ・カズチカだ。

 

これがジェイ・ホワイトだ。

 

これが新日本プロレスだ。

 

まさに宿命の勝利。

ついに新日本プロレス最強の称号、IWGPヘビー級王者へと返り咲いたオカダがベルトを巻いた瞬間、モニターの前の俺は無意識に拍手を送っていた。

おそらくみんな同じだろう。

誰もがあの瞬間、オカダこそがもっともこのベルトが似合う至高の存在であると再認識したはずだ。

これぞ正真正銘のハッピーエンド。

 

しかしこの直後、まさかの放送時間切れで、オカダのベルト戴冠におけるマイクやら大会のエンディングやらも見せずに唐突にLIVE配信が終了するという残念な幕切れとなってしまうのであった。

 

惜しいぞ新日本プロレスワールド!

 

 

 



神への信仰心が勝利へと導く

IWGPインターコンチネンタル選手権試合
内藤哲也 VS 飯伏幸太

 

凄いモノを魅せてくれることが保証されたカード。

内藤と飯伏、自他ともに認めるプロレスバカ2人による激烈バカバトル。

なんとこの大会で唯一の日本人同士のカードだったんだけど、実況を聞いてはじめて気づいた。

つまりこの試合、パワフル&デンジャラスな世界観と殺気あふれる緊張感が入り混じった、まさに全世界に誇るべきとんでもない試合内容であった。

「いつもの新日本プロレスを見せる」と語った内藤に対する、ファンの信頼度の高さはまさにこういうところにあるのだ。

MSG大会は、新日本プロレスとROHとの合同興行であり、どの試合も日本国内での試合にくらべて多少アメリカナイズされている印象があったが、この試合は間違いなく誰がどう見たって日本のファンが見慣れた新日本プロレスの空気感に満ちていた。

明らかにこれまでの試合とは違い、聖地MSGが聖地後楽園ホールとリンクするかのような心地よさ。

 

必要以上に時間をかけてゆっくりとコスチュームを脱ぎ脱ぎする内藤の姿、久々に見た気がするし、ニュージャパンカップ1回戦のときと違ってノッている感じがあってグッときた。

しかし最終的には、ベルトへの想い&神こと中邑への信仰心の強かった飯伏に凱歌が上がった。

内藤の連敗はさすがに見ていて辛いものがあるが、満を持してオカダのいる頂点へ照準を絞って欲しい。

 

 

 

ラダーマッチ、痛そう

ROH世界選手権試合 3WAYラダーマッチ

 

試合前の感想
「めっちゃラダーある」

 

試合中の感想
「めっちゃラダーある」

 

試合後の感想
「めっちゃラダーある」

 

とにかくラダーがそのへんに転がっているリングで3WAY戦をやるの超大変そう。

ラダーを武器に痛めつけ合うのは目に見えていたが、もう最初から最後までラダー有効活用合戦となっていたこの試合。

ラダーが1年分くらいたくさんあるのに、さらにテーブルをも引っ張り出したりして、みんなほんと欲張りだ(何に?)

カオス味のある痛々しい攻防ばかりでスリルはやたらあるが、タイトルマッチとしての緊張感はゼロに等しいのがウケる。

技を出すというよりは、ラダーを設置したり、ラダーをコーナーに立てかけたり、ラダーを横にどかしたりと、ほとんどラダー作業ばかりしていたので、途中から「ラダー邪魔くせえな」という気持ちにならざるを得ない俺なのであった。

 

 

結論①
ラダー多すぎ

 

結論②
生演奏で入場してきた奴が勝った

 

結論③
マーティ・スカル、もっと新日で試合して

 

 

 

今世紀最高にヤバイ第0試合

混乱のHONORランボー

 

第0試合に組まれたこのカードは、1分間の時間差で30人もの選手が次々と出てくるバトルロイヤル。

日本時間の開始時刻は朝7:30ということで、まあボンヤリと半分ウトウトしつつ観てみようなどとハンパな気持ちで観戦していたが、驚いたことに2人目にいきなり“ボス”こと鈴木みのるが登場してしまったのである。

 

あれ?

ボスはブリ―・レイのストリートファイトマッチに出るはずでは????

 

もちろんそれは俺の勝手な思い込みではあったが、大会数日前にブリー・レイがボスを名指しでなんか言ってるツイートを見たので、てっきりそういう流れかと思ったのに。

 

 

しかし、朝っぱらから見るボスの勇姿もなかなか壮観である。

ライガーが登場することだけはあらかじめ決まっているので、最後にボスとライガーの一騎打ちなんかになれば胸アツじゃん!

昨夜遅くまで夜更かしをしてほとんど死んでいた意識が、そんな期待でイッキに覚醒しておめめぱっちり状態。

しかも待望のコルト・カバナ登場、ライガーへの大声援、グレート・ムタ爆誕のサプライズなど、予想のナナメ遥か上をいく展開に息も絶え絶えの俺。

 

最後に鈴木とライガーが対峙するという夢は敵わなかったが、ムタとライガーの共演が見れたことによりまあ満足。

 

イキナリ現れてすべてを台無しにして勝ちを奪っていったケニー・キングがとんでもなく場内をシラけさせたが、みんな幸せな気持ちになったから良しとする感じ(最後に毒霧浴びせられてたし)

 

アホすぎる(いい意味で)第0試合によって、この大会の成功がほぼ確定してしまった。

息子はその後、他の試合などまるで観ずに、ずっとムタのマネばっかりしてたし。

 

 

 



まとめ

 

エンタメの聖地マディソン・スクエア・ガーデンに降り立ったプロレスの最高峰。

行われた試合はすべて期待以上、まさに新日本プロレスの“本気”が垣間見える圧倒的な内容となり、日曜日の午前中とは思えないエキサイティングな興奮を与えてくれた。

今回は、ダブルのメインイベントの王座戦、IC王座戦、第0試合の感想に絞って記事を書いたが、それ以外の試合もとんでもなくヤバかったので、残りの試合の感想は後編にて

 

あ、そうだ。最後にひとつお詫びを。

 

アメリカでヨシハシが裏切らなくて誠に申し訳ございませんでした!

 

 

 


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しかしアメリカで裏切らなかったことで、逆にヨシハシが次に裏切るタイミングが明確になったと言っても過言ではない。

間違いなく、それは4.13「オカダ・カズチカのオールナイトニッポン」本番中であることは確実である。

前代未聞のラジオ生放送中のヒールターンを聞き逃すな!

 

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Comment

  1. ふうさん より:

    どうも!
    妻と子供が何処かに連れて行けと言ってたけど、どうしてもテレビ観なくちゃいかん!とか言って朝からテレビに張り付いてましたw
    みのるが第0試合というのが残念な感じだったけど、結構楽しめました。
    ムタが出た時は感動しましたが、膝の調子悪そうでしたね。
    手術前とあまり変わらない動きに見えました。

    メインのオカダかっこよかったです。
    私はBS朝日で観てましたが、最後のマイク時間切れってありえんでしたw
    我慢してたトイレから戻ってマイク観ようとしたらバドミントンやってるし。あれ?オカダのマイクは?とチャンネル確認してましたw
    ワールドも時間切れだっんですか?
    帰宅してからワールドの配信で観ようと思ってましたが。

    これでボスがIWGPヘビー戴冠(?)の用意が整ったので、ぜひ実現してほしいです。
    ザックも頑張りましたね。
    やはり鈴木軍、いちばーん!

    • devonyamaoka より:

      どうも! ふうさん、お久しぶりです。初っ端からみのるが出てきてくれたおかげで、MSG大会への興味が早朝から俄然湧きましたよねw
      ムタの動きはあれくらいでしょうがないんでしょうけど、もうちょっと見たかったというのが正直なところですね。
      オカダ、マジでカッコ良かったです。後日配信されたマイクも超盛り上がっていたし、大成功ですね。
      ボスのIWGP、そろそろ実現しそうな気がします。まず目指すはG1優勝でしょうか。ザックはイギリス大会まで防衛しつづけるかもしれませんね。
      とにかく、おとなしかった鈴木軍がそろそろ暴れ出して欲しいっす。期待しましょう!
      鈴木軍、いちばーん!

  2. デルピッポ より:

    IWGPタッグ戦後の乱入とか大会運営面でのグダグダは目につきましたが、それは全部ROHの責任だと思うのでw
    全体的に見れば大成功と言っていいでしょう。
    ジェイの堂々たるヒールっぷりにオカダの主人公感…「世界よ、これが新日本プロレスだ!」という試合を見せられましたね。
    オカダの王座奪還がここまでハッピーエンドになるのは倒した相手が純然たる悪役であるからからこそと思いますし、その役割を完璧に全うしたジェイには感服しました。

    内藤vs飯伏はアメリカ用にちょっと抑え目なのかな?という内容でしたが、今までのが激しすぎるんですかねw
    内藤は最近鳴りを潜めていたのらりくらりした感じが復活してて嬉しかったんですが、それでも神2人と同じ高みを目指し、神通力を味方に付けた飯伏には勝てませんでしたか…
    でも飯伏がギタったときの会場の盛り上がりぶりを見ればこれで良かったと思いますね。

    • devonyamaoka より:

      どうも! 乱入があったことをtwitterで知ったので、もしROHの演出だとしたら意味がわかんないですね。今後の展開に必要だったとしても、タイミング的に最悪だしタマ&タンガも怒ってましたねw
      ジェイくんのおかげでこの闘いが完成したと言っても過言ではないので、ほんと凄い存在ですよね。オカダの魅力もアップしたし、ジェイくんもまた株を上げました。
      内藤と飯伏は十分過激だった気がしますが、あれを「抑え目」と感じる我々が病気ということですねw
      飯伏が超盛り上げていましたね。パフォーマンスとしては最高だったと思います。内藤はどこに向かうのか? 注目ですね。

  3. リック より:

    誰もがオカダの戴冠を信じていたでしょう。しかし、まさか!?というような場面を何度も作り上げたジェイも素晴らしい。
    メインがこの2人で良かったと心から思いますね。

    ICは本当安心感しかない…いや、内容はかなりクレイジーですけどね?次はザックと防衛戦だそうですが、ICは飯伏が奪ってさらに盛り上がりそうです。

    ラダーは微妙でしたねー、見慣れないこともあるんでしょうけど海外のファンからしたらどうだったんですかね?
    ROHとの共同開催ではありましたが、今回の大会で「ラダーとかいらないんじゃね?」というファンが増えそうな予感はします。

    第0試合は正直一番盛り上がったと言っても過言ではないかもしれません。グレートムタはリアルタイムで見ていませんが、圧倒的なオーラの違いが凄かったです。

    話は変わりますが、yahooの記事にヨシハシの棒にまつわる秘話?が語られていました。デヴォンさんならチェックしておられるかと思いますが、衝撃的な内容なので読んでいなければ是非ご一読ください。

    • devonyamaoka より:

      どうも! そうなんですよね。オカダが勝つに決まっているのに、これだけ興奮と感動をさせてくれるってところが本当に凄い。ジェイくんの強さに説得力があるからこそ、メインの緊張感が生まれているわけですから、名実ともにジェイくんは新日本のトップ選手ですね。
      飯伏とザックのIC戦が名古屋で決まりましたね。飯伏の防衛ロードがどこまで続くか見ものですな。
      ラダーマッチは無駄が多かったので、もっとラダー減らしてスムーズな試合運びをするとか改善は必要だなと思いましたね。新日でのエルガンVSケニーは面白かったので、やっぱシンプルにやるべきなんじゃないかなと。第0試合は、あれが最初で本当に良かったです。眠気が覚めましたw
      ヨシハシの棒の記事、読みましたw なぜあれをこのタイミングで出してきたのかが気になります。もしかして裏切りへのフリなのかもw

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