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【1.29後楽園】『ジェイくんに首ったけ』&『愛しのヨシハシ』豪華2本立て大ヒット上映中!【Road to THE NEW BEGINNING】

2019/02/12
 
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1.29『Road to THE NEW BEGINNING』後楽園ホール大会で、新日本プロレスのジュニア戦線を長年盛り上げ続けた頭脳派レスラーKUSHIDAが感動のラストマッチを終えた。

しかし、棚橋弘至の愛のこもったテキサスクローバーで華麗に撃沈したKUSHIDAと、それを全力で演出した棚橋さんの姿、そしてなによりその試合内容の美しさに心奪われた観客&ワールド観戦者たちの温かい気持ちは、試合終了後わずか数秒で台無しにされることとなった。

 

この時のジェイ・ホワイトの凶行を見た誰もが、良くも悪くも「こいつマジか!」と感じたはずだ。

 

KUSHIDAの8年間の偉業を讃え、世界への旅立ちを選手とファン全員一体となって見送る大切な試合のラストに乱入したジェイくんは、満身創痍の棚橋さんをパイプ椅子で攻撃。

案の定、親のカタキへの憎悪にも近いヒートを買い、飛び交う呪いのようなブーイングの中でも、臆することなく場をブチ壊すジェイくん。

 

 

ここにイスがあるじゃろ。これを

 

こうして

 

こう・・・

 

じゃ!

 

 

この状況にズカズカと乗り込んで、しっかりと仕事をやり遂げるジェイくんやっぱすげえよ。

いや、ヒールレスラーがやる最低な行為なわけだから、本来であればファンとしては「ふざけんな!」と怒りをあらわにせねばならんのかもしれんが、こればっかりはもう感動を隠せませんでした。

 

本来ならばタブーとも言えるタイミングで、傍若無人でやったもん勝ちの不謹慎ギャグみたいなことを平然とやっちゃうジェイくん。

葬式でお経を唱えずに漫才始めちゃうみたいな究極の場違い感。

 

これを鈴木軍がやるならまだ納得できるが、若干26歳の新鋭ジェイくんが堂々とやってしまうことに新たな時代の到来を感じてしまうのだった。

 

 

 

もはやジェイくんはヒールの完全体である

 

スイッチブレードとして帰還してからのジェイくんのヒストリーを思い返すと、そのヒール完全体へと至る丁寧で無駄のない歩みにタメ息が出るほど感心してしまう。

アメリカからの凱旋当初は、まだヒールになりかけの小童(こわっぱ)にしか見えなかったというのに、2018年の1.5ニューイヤーダッシュでケニーの誘いを断りケイオス入り。

この時点で、すでに何を考えているのかわからない不穏な空気を醸し出していたが、この「不穏さ」が試合を重ねるうち徐々にエスカレートしていき、遂にはケイオス崩壊へと導くのであった。

オカダを裏切り、棚橋さんを襲撃し、前代未聞のドリームタッグ結成を演出と、1年足らずで魔界の王子さながらのヒールとしての大躍進を遂げたジェイくん。

その根底にあるのは、プロレスラーとして自らの立場をまっとうできる強い意思とサービス精神なのであろう。

 

 

巷では「空気を読まない男」と恐れられているが、もちろんそれは誉め言葉である。

ジェイくんは、明らかに誰よりも「場の空気を読んで」それをブチ壊すことに命を懸けている。

 

空気を読むチカラが無ければ、場を的確に壊すことなど到底できない。

 

鈴木みのるが、新日本プロレスだけでなく、全日やノア、その他の団体どこに行ってもヒールとして自らの世界観を創り出すことができるのは、空気を読む能力が天才的に鋭いからである。

そしてジェイくんもまた「なんでここでお前が出てくるんだ!」ってところにドンピシャで乱入するド鋭い嗅覚を持っているのだ。

 

いや、もしかしたら百戦錬磨の外道さんのサポートもあっての凶行なのかもしれんが、とにかくこの日のジェイくんには開いた口が塞がらないほど衝撃を受けた。

まったく凄い人材だ。

間違いなく、大阪でジェイくんは棚橋さんからベルトを奪うだろう。



で、結局ヨシハシの話なんだけどさ

 

1.29後楽園ホール大会でのヨシハシのバックステージコメントが全削除された。

 

そんなウワサが飛び交ったのは大会の翌日のことであった。

で、俺は生粋のヨシハシファンとして非常に内容が気になり、その謎の「消されたコメント」をネットで探してみたら、すんなりと見つかった。

 

ここで

 

その内容は、「神戸でオカダを裏切ろうとリングに向かっていたらズッコケて、オカダじゃなくジェイに立ち向かっていったけどそれは俺の【本能】だからしょうがないじゃん。まあ仮の話だけどね」

 

といった、意味不明かつ知能指数の著しく低いコメントなのであった。

 

 

つまりだ。

俺が当初から散々指摘してきた通りに、ヨシハシはあの流血事件のあった神戸でオカダを裏切るためにリングへ向かったと。

で、ヨシハシは緊張のあまりド派手なズッコケをかまして、流血しながらもなぜか裏切らずにジェイくんに向かっていったが(本能で)、それを見たジェイくんはゾッとして(いろんな意味で)ヨシハシをリング外にぶっ飛ばしたと。

さらにこれは「仮の話」だと。

 

みなさん、このコメントの真意が伝わりましたでしょうか?

ヨシハシがオカダを裏切る予定であったとして、直前でズッコケるという醜態を晒した上にそれを「本能」で止めてしまったと、この場でコメントとして残すヤバさ

 

そもそも「本能」ってなんだよ。

お前は動物かよと。

本能で生きてんのかと。

 

おそらくこのコメントも「本能」で口にしたんだと思うが、つまりヨシハシは理性が無いアブナイ奴である。

 

本能を制御できない人間が、果たしてこの人間社会で通用しうるのでしょうか?

新日本プロレスはすかさずこのコメントを削除したらしいが、このご時世、一度発信された言葉は誰かの目に絶対に触れてしまうし、その記録も残ってしまう。

消したら消したでますます話題になってしまうという因果な世の中である。

 

要は俺がこのコメントを取り上げて何が言いたいのかというと、やはりヨシハシは「自分を変えられない」のではなく「変えたくない」のである。

 

ヨシハシにヒールターンが似合わないことなど誰もが知っている。

しかし、それでも変化しようともがく姿を見てこそ、応援しがいがあるというものではないだろうか。

 

ジェイくんの凱旋当時、俺はヒールとしてやれるのか不安だった。

しかし、彼はそんなプロレスファンの心配をよそに、見事やり遂げたではないか。

その境遇に身を置けば、人間は意外と無理だと思ったこともやれてしまうものである。

 

大事なのは「一歩踏み出す勇気」

 

ヨシハシは、神戸でオカダを裏切ろうと一歩踏み出したのかもしれない。
しかし、そのプレッシャーに負けて転倒してしまい、直前で心が砕けてしまったのだ。

ケニーも壊せなかったヨシハシの鋼鉄のハートが粉々に砕け、オカダへの裏切りは失敗。

それだけならまだしも、ヨシハシがそれを「本能に従った」などと正当化して語り出したのは頂けない。

 

 

ヨシハシ「一歩踏み出さずに、一歩立ち止まるのもいい」

 

 

詭弁である。

 

この削除されたコメントは、ジェイくんをはじめ、内藤やKUSHIDAなど、常に変化を求めて挑戦し続ける者への冒涜であり、あまりにも罪深い行為ではないだろうか。

 



そして、今世紀最大のチャンスが訪れる

 

ヨシハシの裏切りは神戸では失敗したが、その後もチャンスは山ほどあったことはご存知の通りである。

年末のオカダVS外道のシングルマッチ、イッテンヨンでのオカダVSジェイ、復帰戦となったニューイヤーダッシュのメインイベント。

 

「ついに裏切るか?!」といったファンの期待のほうをすべて裏切り続けたヨシハシ。

 

他の向上心のあるレスラーにとったら羨ましすぎるほどの大チャンスを、ことごとくスルーしまくるヨシハシの無欲さにはガンジーもビックリである。

 

しかし、俺は例のヨシハシのコメントが削除されたことで、多少の望みを残したと思っている。

アレがあのまま公開されていれば、もう裏切りはストーリー展開として無いと証明されたようなものだが、削除されたということは何等かの仕掛けがこの先にあるのではないだろうか?

 

ヨシハシにはまだチャンスが残されているのかもしれない。というか、コレを逃したらヨシハシには今以上の発展は無い気がするし。

 

先日の1.30仙台大会にて、オカダ&棚橋さんのドリームチームがバレクラに鮮やかな勝利を上げた。

オカダのツームストンから棚橋さんのスタイルズクラッシュ、さらにオカダがダイビングエルボー→棚橋さんがハイフライフローというドリームコンボで、勃起モノのフィニッシュを見せてくれた2人。

試合後にオカダはマイクを取り、棚橋さんとのチームとしての熱く爽やかな共闘を宣言し、固く握手。観客を大いに湧かせたのだ。

 

オカダ
「ファレ! ジェイ! 札幌で棚橋さんと俺でガッツリ潰してやるからな! もう変な距離感もない。棚橋さん、やってやりましょうよ!」

 

昨年末からチームが始動し、華やかさはあれどタッグとしての機能はまだまだ発展途上だったこの2人が、ついに心をひとつにして巨悪に挑む!

 

「大いなる2つの正しき心が、真の絆に目覚めたとき、それをブチ壊すべく黒きヨシハシが姿を現すであろう」(ヨハネの黙示録 第8章第6節より)

 

この予言が正しいとしたら、何かが起こる札幌大会で、君は、地獄の涙を見る・・・。

 

 

明らかに殺意を持った目で2人を見守るヨシハシ

 

破滅へのカウントダウンは始まったのだ。

 

 

 

まとめ

 

何者も恐れない若き野心の塊であるジェイくんと、変化を恐れ安定を望むヨシハシ。

まるで正反対な存在だが、この2人が組んだらバレクラはどう変わるのだろうか?

などという、まったく必要のない心配をしてみるのもプロレスファンの醍醐味。

雪の札幌で暗黒面に堕ちるヨシハシに、わずかな期待をしつつこのへんで!

 

ではでは。

 

 


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Comment

  1. デルピッポ より:

    ある意味こういう締めをボロボロにされるのもKUSIHDAらしいといえばらしかったですよね。もちろんKUSHIDAには頑張ってほしいですが、引退試合じゃなくてライバル団体に送り出す壮行試合ですし。
    こんな機会にヒールムーブをさせて貰えて、しかもきっちり本気のブーイングを喰らって意気揚々と帰るジェイは期待に応えられる本物のヒールですね。外道も本気でジェイを大ヒールレスラーに育てる気なんでしょう。

    ヨシハシのバクステコメは驚きですよ。あんなこと公の場で言っちゃったらもう裏切り展開なんて使えないじゃないかと…。あの運命の神戸、ジェイ側からすると棚橋とオカダをボコりながら裏切る予定の先輩を待ってて、歓声上がったからついに来たか!と思ったら鈍い音がして振り向いたら血まみれの男が立ってて自分を襲ってきたってことですか。めちゃめちゃ怖かったでしょうねw
    デヴォンさんのおっしゃる通りコメントが削除されたということが今後の伏線になってるかもしれませんが、会社ももうこの人に期待するのはやめたほうがいいのでは。昨日仙台サンプラザ大会を見に行きまして、棚オカのぎこちないながらも大興奮するドリームコンボも見て参りました。その他にも色々ありすぎて最高に楽しんだので、帰る頃にはヨシハシのことなんてすっかり忘れてましたw

    • devonyamaoka より:

      どうも! ここで乱入できる立ち位置のジェイくんに新日本の本気度の高さがうかがえますな。ぶち壊されっぷりもさすがクシダといったところ。いろいろ完璧なラストマッチでした。
      ヨシハシは天然っぷりがもはや「悪」ですよねw 意図せず世界を破滅させてしまう悪魔の子かもしれないです。ダミアンw 雪の札幌では裏切るどころか大活躍してましたがw

  2. よろしくCRドッグ より:

    デヴォンさんはじめまして。いつも楽しみに読ませてもらってます。今回の記事、最高です。あまりにも的を得てて最高に楽しめました。めちゃくちゃ笑いました。
    YOSHI-HASHIがあんなだから、昨夜の仙台大会、メインで矢野通が裏切り、スパイだったという展開もありかと期待しておりましたが、さすがにそこまでは…。
    昨今、色々プロレスブログがありますが…デヴォンさんのブログを知ってから他のブログが色褪せてしまいましたよ。新日本プロレスを36年間見てますが、このブログを通して新しい楽しみ方を見つけた気がします。

    • devonyamaoka より:

      どうも! はじめまして! 返信遅くて申し訳ないです。楽しんでいただき本当に感謝です。モチベーション上がりまくりですw ヨシハシはもう裏切るのか裏切らないかでファンの心境を疲弊させる天才ではないでしょうかw ある意味、ヨシハシのほうが我々ファンに「プロレスの新しい楽しみ方」を提示してくれているのかもしれませんね。そんなわけないかw

  3. リック より:

    ヨシハシの株が下がる時にジェイの株が上がる法則
    もはやジェイを上げるためにわざと行動していると言われても信じるレベルです。
    空気が読めないヨシハシにヒールができるとも思えないですし、BC入っても微妙な感じにしかならないでしょう。
    こうなるとヘナーレと一緒にYLじゃないけど育成中みたいな扱いにするしかないんじゃないですかね?

    話はズレますが、アメリカ大会でフィンレーvsチャッキーのシングルがノーDQマッチだったそうで。しかも決め技が以前に気になったトラッシュパンダとのことです。
    かなりクレイジーな技という印象だったので、それを決め技にしたということは一皮剥けたかもしれませんね。
    ノーDQのチャッキーも観たいですし…動画配信だけでもなんとかならないでしょうかねぇ。

    • devonyamaoka より:

      どうも! ヨシハシの株とジェイくんの株が連動している法則、札幌大会でもそれを匂わせるシーンありました。ヨシハシがジェイを追い詰めたところで、会場が大いに盛り上がったんですよね。あれは何かの予兆なのかなw 
      アメリカ大会は結果だけ見ましたが、マジで中継やらないのがもったいないような内容でしたね。後日配信に期待しましょう。

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