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【1.5後楽園】逆襲の鈴木軍【NEW YEAR DASH!!】

 
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1.5後楽園ホール大会『NEW YEAR DASH!!』での鈴木軍は、タメ息が出るほどエレガントであった。

この日のカードは事前には発表されず、前日のドーム大会の結果を踏まえたカタチで当日の第一試合直前に発表される。

新日本プロレス最高の舞台であるイッテンヨンでは、ユニットのボスでありながら第0試合のガントレットマッチにエントリーされ、さらにチームは勝ち残れずに敗退。

「鈴木軍」で唯一結果を残したのはザックのみであり、ジュニアタッグはインパクトを残すヒマもなくロスインゴに勝ちを奪われ、昨年NEVER無差別級ベルトを戴冠したタイチは試合すら組まれなかった。

 

これ以上ないほど屈辱&不遇な扱いを受けたこの悪の軍団が、ニューイヤーダッシュでどんな1年のスタートを切るのか?

 

1.5の個人的な注目点はまさにそこであった。

 

発表されたカードは意外や意外、セミファイナルの10人タッグマッチ。

しかも2018年に散々やり尽くしたロスインゴが相手だ。

 

内藤哲也&EVIL&SANADA&BUSHI&鷹木信悟
VS
鈴木みのる&ザック・セイバーJr.&タイチ&金丸義信&エル・デスペラード

 

今日は何かが起こる1.5であるゆえに、このカードにはキナ臭さしか漂ってこない。

この対戦は間違いなく全面抗争への序曲であり、ここから生まれるドラマには無限大の広がりがある。

即座に、前日のドーム大会ダブルメインイベント「クリス・ジェリコ VS 内藤哲也」の試合終了直後のタイチによるツイートが頭をよぎった。

 

 

「おお、そうか」というたったひとことで、タイチはファンに果てしなく大きな夢を見せてしまう。

その夢は翌日に、さらに大きな期待となって訪れたのだ。

 

2018年、ヘビー級転向後のタイチは、内藤哲也と印象的なシングルマッチを行い、ニュージャパンカップでは棚橋さんの復活へと繋ぐ素晴らしい戦いを見せ、NEVER無差別級王座に絡むことでベルトへの注目度を大いに上げるなど、目を見張る活躍を見せた。

昨年末に、後藤、オスプレイと立て続けに敗れはしたが、誰一人タイチの試合にケチをつける者などいないだろう。

彼は確実に、ファンを納得させるプロレスをしてここまで登りつめてきたのだ。

 

次のターゲットは内藤哲也

 

タイチ
「オメーよ、いつもよ、このベルトをいらねえとかなんだ言ってるけどよ、一回でもコントロールしたことあんのかよ? オイ、テメーはいつも口だけなんだよ! そんないらねえんだったらよ、コレ、よこせよ、俺によ!」

 

気が狂わんばかりにストレートな挑戦表明。

NEVERを落としたタイチは、さらにステップアップした次のベルトを完全にロックオンしていた。

この向上心、そして自己演出力の高さはナニゴトかと。

さらに、ジュニアタッグチーム同士のベルトをめぐる抗争、そして鈴木みのるとザックはヘビー級タッグ王者を挑発する。

 

 

見慣れていたはずの鈴木軍VSロスインゴの対立シーンが、ターゲットが変わっただけでこんなにも新鮮でワクワクする抗争に変化するのだ。

王道でありながら、痛快&刺激的な堂々たるエンターテインメント。

これだから「鈴木軍」のファンはやめられない。

 

 

タイチのド鋭い嗅覚とセンスに脱帽

 

タイチは、前日のクリス・ジェリコと内藤との一戦をしっかりと踏襲したカタチで因縁づくりをする。

試合を決めたのは、インターコンチのベルトを使った反則行為であり、フォール後に「お前はこのベルトをコントロールできていない」と吠えるところなど非常にセンスが光っている。

 

インターコンチベルトは呪いのベルトである。

ここ数年、持っているとロクなことが起きないし、そのわりに注目度も低いという意味で。

イッテンヨンでのジェリコ戦も、タイトルマッチよりも内藤とジェリコの個人的因縁のほうが印象強かったし、結局ベルトはノーDQマッチにおける凶器としての扱いで注目されたにすぎなかった。

インターコンチが「タイトル」として輝くには、その「呪い」を受け止めてコントロールできる者の戴冠が必須。

 

タイチにはその自信が十分にあるのだ。

NEVER王座の話題性やその価値をファンに注目させることに成功したタイチが、次にインターコンチへと目標を移した理由はまさにそういうこと。

タイチは、自分が行くべき場所を見極める上で天性の嗅覚を持っているのかもしれない。



鈴木軍、全方向へ宣戦布告

 

イッテンヨンの第0試合という屈辱のバックステージで、鈴木はすべてに対して逆襲すると高らかに宣言した。

 

鈴木
「おい、おい、おい、新日本よ、棚橋よ、ケニーよ、オカダよ、ジェイよ、全方位、俺たち以外全員に告ぐ! 鈴木軍の逆襲、この第0試合から始まる。てめえら覚悟しとけよ」

 

今年の鈴木軍は、2018年のフラストレーションをすべて解消すべく、新日本プロレス全体に恨みの鉄拳制裁を行う存在となった。

そう、まるでシャア・アズナブルが身勝手な地球人たちへの粛清として、地球にアクシズを盛大に落とすようにだ。

 

 

鈴木「新日本は自分達の事しか考えていない、だから抹殺すると宣言した」

アムロ「人が人に罰を与えるなどと!」

鈴木「私、鈴木みのるが粛清しようというのだ、アムロ」

アムロ「エゴだよ、それは」

鈴木「新日本が持たん時が来ているのだ!」

 

 

見よ。

新日本の現状を踏まえ、さらに「アムロ」の部分を「ハロルド・メイ」に変換すれば、すべて違和感なく辻褄が合うということに反論の余地はないであろう。

 

そのとっかかりとして、まずは新日本のナンバーワン人気ユニットが標的となるのは必然。

何より、現在ロスインゴの5人は偶然にも全員がタイトルを持っているというところも大きい。

タイチが内藤のインターコンチを狙い、金丸&デスペのジュニアタッグは当然のように直接対決で負けていないBUSHI&鷹木をターゲットとする。

そして、鈴木はザックと共にヘビー級タッグ王者EVIL&SANADAを標的としたのだ。

ワールドタッグリーグでは実現しなかった鈴木とザックの至高のタッグチーム。

ブリティッシュタッグ王座も戴冠した、まさに唯一無二&最強最悪の禁断のチームがついに公式に新日本のリングで実現し、タイトルマッチが組まれることになった。

それと共に、昨年10月に実現しそうでしなかったザックとEVILとの抗争が再び再燃し、鈴木はSANADAを執拗に狙い2人のパラダイスロックをめぐる攻防も盛り上がりを見せる。

 

この決着は、雪の札幌にて行われるビッグマッチでつけられる。

昨年、内藤に負け続けた鈴木がタイチにその道を譲り、自身はあえて後ろに下がって部下に華を持たせる姿が印象的だったこの日の対戦表明。

鈴木軍のボスでありながら、やはり鈴木はしっかりと軍団内の空気を読み取り、部下たちが自由に最適なパフォーマンスができる環境をしっかりと作っているのだ。

 

ヒールユニットとしての揺るぎない自信と信念、絆の強さはまさにホンモノ。

 

彼らが新日本プロレスを今年も面白くしてくれるはず。間違いない。

 



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そして、逆襲は幕を開ける

 

 

 

鈴木軍とロスインゴの全面対抗戦の様相を見せる『THE NEW BEGINNING』シリーズは、鈴木軍の逆襲の始まりに過ぎない。

ロスインゴを攻略した後には、また新たな標的にロックオンし侵略を広げるのだ。

 

鈴木
「そしてバレットクラブな。仲良しごっこな。お前らがあっちくっついてこっちくっついてって、勝手にやってろ。お前らの覚悟なんてそんなもんだろ? てめえらはそのあと相手してやる。さあ、鈴木軍の逆襲、こっから始まるぞ」

 

いまイチバン勢いのあるバレットクラブを殺しに行くのか?

大阪で棚橋さんがIWGPを防衛した際には、本隊&CHAOSをターゲットにするかもしれない。

そしてもちろん、オカダへの雪辱も今年中に晴らすつもりだろう。

 

もし、札幌大会で鈴木軍がすべてのベルトを奪取するようなことになろうものなら、その勢いはとんでもないことになるはずだ。

 

 

 

ファンも敵にまわす隙の無さ

 

この日のマイクで、タイチはロスインゴの選手だけでなく観客(ロスインゴのファン)をも豪快に煽る。

 

1.5後楽園ホールのマイクで観客に暴言を吐くのは鈴木軍の伝統である。

 

再降臨した2017年のニューイヤーダッシュでは、鈴木がKOしたオカダを足蹴にして観客に向かって「この会場は豚くせえ」などと罵っていた。

今年は、ハポンファンに限定して大いにケンカを売ったタイチ。

 

タイチ
「てめえがバカだからよ、てめえらハポンファンもバカとクズしかいねえんだ! テメーらよ、ハポングッズ着ている奴ら、めざわりなんだ、二度と来んな、バーカ!」

 

完璧すぎるほど完璧な暴言。

あまりにも完璧すぎて、俺もハポングッズを身にまとって思いっきりタイチに罵られてみたいなどと思ってしまった。

『ゴジラ』などの怪獣映画で、巨大怪獣が街を破壊するシーンなんかを見て「俺も踏みつぶされて死んでみたい」と思ったり、人食いザメ映画を見て「俺も派手に食い殺されてみたい」などと思う感覚に近いと言えばわかりやすいだろうか(そんな奴いない)

 

とにかく、ヒールの悪行としては比較的シンプルな設定であるこの場面で、執拗に自分の表現を追求していく鈴木軍の姿に、俺は素直に感動を覚えてしまうのだ。



まとめ

 

2019年の新日本プロレスは不安と淋しさと共に幕を開けた。

退団する選手がいて、いまだ詳細がわからないが離れ行く可能性のある選手もいるかもしれない。

 

そして飯塚さん・・・。

 

悲しみは深くても、俺たちは新日本プロレスを応援し続けなければいけない。

鈴木軍は、長年変わらぬスタイルでリングを荒らし続ける、まさに俺にとっての拠り所だ。

 

彼らがいれば大丈夫。

 

ドラマを、スリルを、感動を与えてくれるリングに、鈴木軍はいつも必ずいるのだ。

 

つまり今年も、このブログは鈴木軍を全面支持して、えこひいきしまくって応援していく所存である。

 

あ、飯塚さんについては、気持ちが落ち着くまで待って。

とりあえず今日のところは以上!

ではでは。

 

 


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Comment

  1. えびお より:

    タイチのマイクが凄すぎて、デスペといい、鈴木軍は人材豊富wとか、YOSHI-HASHIのことはどこへ?w……とか、5日の段階ではいろいろ思ってたんですが、こんなことになって、なんともいえない虚無感。みなさん、そんな感じなんじゃないですかね…。なにより、ケニーの退団理由がうまく飲み込めないです。

    • devonyamaoka より:

      どうも! 鈴木軍はマイクの能力が高くてヤバイですよね。デスペとタイチはもうセンス良すぎ。
      ヨシハシは、まあ期待しすぎて俺たちが悪いのかもw
      ケニーの事はまだ公式の発表がされていないので深刻に考えないようにしています。

  2. nami @iyasis73 より:

    内藤推しが読んでも 納得の 神ブログ 鈴木軍アンチの人も ハポンビイキの人も
    それ以外の人も 是非読んでもらいたい
    デゥオンさんのブログを楽しめなければ プロレスファンとは言えない

    まさにプロフェッショナルです

    • devonyamaoka より:

      どうも! いやいや褒め過ぎですってw いつもありがとうございます! ハポンファンの方に好評だったのは自分でも驚きましたw

  3. リック より:

    色々なことが起きていますが、鈴木軍さえいれば面白いのは確実ですよね!
    鈴木軍対BCも面白さしか感じませんし、まだまだ見ていない物がたくさんあるんだなと実感します。
    ロスインゴを完全攻略して、次のステージに行ってもらいたいです。

    • devonyamaoka より:

      どうも! 鈴木軍がいれば、個人的にはもうどうなってもOKですw でも淋しい気持ちはあるし、なんかもっと見ておけば良かったという悔しさと言うか後悔はあります。いまの状況が当たり前だと思っちゃダメですね。鈴木軍にはこのスキにトップを取ってもらいたいです。

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