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【後楽園2連戦】棚橋&オカダよりもチャッキー・Tに興味津々なひと【WORLD TAG LEAGUE 2018】

 
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開催前の不安がまるで嘘みたいに『WORLD TAG LEAGUE 2018』があまりにもアツく面白い。

俺なんかは「主役不在」とか言って文句ばっかり言っておりまして、まあファンなんてものは、勝手なことばかり言うものなのかもしれませんが、そんな中で参加選手&タッグチームのみなさんは最高のプロレスを魅せようと奮起していたことでしょう。

 

しかし、我々ファンが不満に感じていたのは、タッグリーグそのものではなく、会社のこのシリーズにおける姿勢、ヤル気の無さであったことは声を大にして言いたいです。

俺たちだって、会社側がこのタッグリーグを少しでも盛り上げる姿勢を見せれば、それに乗っかる準備はしていたのに。

シリーズ中、新日本プロレスがしてきたことと言えば「棚橋とオカダの友情タッグがついに実現!」と言った煽りばかり。

ファンの注目は必然的にそっちに行ってしまうし、ああ、会社もタッグリーグよりもこっちをメインにしているんだなという判断にならざるを得ませんよね。

 

そんな複雑な心境のファンを、思う存分アツくさせてくれるタッグリーグ参加チームのみなさんには本当に頭が下がる。

結局、シリーズの価値、タッグの価値を下げているのは選手たちではなく、会社そのものの無関心さなのだと思います。

 



後楽園ホール2連戦の衝撃

 

11.29&30に開催された後楽園ホール2連戦は、タッグリーグの素晴らしさを象徴するような好試合の連続でした。

 

同門対決の緊張感はもちろん、ユニットとしての絆の深さをも見せてくれた濃密な鈴木軍対決

鈴木&飯塚組とタイチ&ザック組のピリピリした攻防も素晴らしかったし、KESとザック&タイチ組もまた別方向に刺激的でエンタメ性に満ちたカードとなっていました。

鈴木軍同士の戦いは、どのチーム同士が当たってもとにかくハイレベルで、その独特の世界観に引きずり込まれてしまうような不思議な感覚になります。

 

タイチとアーチャーの会場での追いかけっこの完成度とか。

子どものケンカみたいなくだらない展開なのに、なぜあんなにも人々を楽しませられるんだろう。

タイチのオチョクリ芸とアーチャーの暴走芸、それぞれの持ちネタが芸術の域に昇華されているからこそ生まれる、バカバカしくも迫力満点な追いかけっこ。

 

さらに、リング上ではスミスとザックがあり得ないほどハイレベルなレスリングをやってのけます。

追いかけっこからの超絶レスリングという、めまいがするほどの緩急のギャップが凄い。

連日のようにベストバウトを見せてくれるこの「鈴木軍」というユニットに限界は無いのでしょうか?

 

緩急という意味では、石井&矢野のタッグもマジで興奮ものでした。

矢野ワールドと石井ワールドが交互に展開するこのメリハリに、観客は感情を揺さぶられてしまうんです。

マイケル・エルガンと石井との、でっかいハゲVSちっちゃいハゲ対決はとにかくエキサイティングでした。

 

 

 

EVIL&SANADAのタッグワークのスピード感も、タメ息が出るほど素晴らしい。

連携の説得力に関しては、このチームがもっともレベルが高いのではないかと思わせます。

特にSANADAの動きの良さ、戦いの器用さにはいつも感心してしまいますね。

矢野戦での透かし方も見事だし、丸め込みの美しさには思わず唸ってしまいました。

 

とにかく、凄いチームがたくさんいて、実際に毎回のように凄い試合をガンガン繰り出してくるので、ファンも大興奮でリーグ戦の動向を楽しめます。

 

「オカダと棚橋の友情タッグ」? 

 

それ、今いる?

 

 

鈴木軍対決よりもドラマチックなの?

 

矢野&石井の試合よりも楽しいの?

 

イビサナの試合のような多彩な連携が見れるの?

 

 

メイ社長
「そうですね。答えはこうです。。。。イヤァオ!

 

いや、ちゃんと答えろや。

 

 

 

オカダと棚橋に友情など必要ない

 

仕事帰りにカミサンに呼び出されて訪れた店は、すすきのの繁華街の一角にある小奇麗なバーだった。

まだ早い時間帯なこともあり客は少ないようだが、アルコールが苦手な俺にとってはまったく場違いな雰囲気である。

カミサンはカウンター席に陣取って、すでに何杯目かのビールを飲み終えているようだ。

キョロキョロと戸惑いながら店に入ってきた俺を見つけると、「こっちこっち」と笑いながら手招きをしてイスを引いてくれた。

「お酒飲まないよね」と聞いてきたので、あたりまえだよと言ってジンジャーエールを注文する俺。

実は誘ったのは俺のほうであり、今回の後楽園ホール大会のことでいろいろとカミサンに聞きたいことがあったのだ。

しかし、店を選んだのはカミサンのほうだった。仕事のストレスもあるし、なんとなく飲みたい心境だったのだろう。

で? 何が聞きたいの?

もう満足するだけのアルコールは十分摂取したであろうカミサンが、さっそく本題に入れとせかしてきたので、俺は前置きも無しに質問を始めた。

聞きたかったのはもちろん、今回の注目カードであるオカダ&棚橋による友情タッグについての感想である。

 


君はオカダファンだし、棚橋さんのことも好きじゃん。このカードを心待ちにしていたファンとしての心境をぜひ聞かせて欲しいと思って。

 

カミサン
うーん、正直よくわかんないのよね。確かに2人が同じコーナーに立っているだけで「おおっ」てなるけど、まあこんなもんかみたいな。

 


でもオカダの凱旋からずっとライバル関係だった棚橋と手を組むって、もう凄いことじゃん。握手しただけで歴史的事件なんて言われて盛り上がったんだから。君もこのカードに何かを期待していたんでしょ?

 

カミサン
もちろん2人が組むこと自体は凄いと思うけど、私はこの2人が対峙していたほうが好きなのよ。タナのファンはそうじゃないのかもしれないけどね。ほら、私はオカダファンだから。

 

 


SNSでのファンたちの熱狂とは正反対で、君は意外と冷静なんだなあ。

 

カミサン
別にいいんじゃない? あれで盛り上がれるならそれはそれで。でも、そんな凄いタッグなんだったらさ、なんでこんなワールドタッグリーグの途中にあっさりと組まれたりするのか?って考えちゃうとね。

 


確かに、会社がこのタッグの価値をその程度と見ているふうにも取れるな。

 

カミサン
どうせやるんなら、こんな前哨戦じゃなくて、一度だけガッツリと2人でタッグ組んで、しかるべき場所でしかるべき相手とやって欲しかったかな。たった一度だけね。「奇跡」ってそういうことでしょ?

 


じゃあ、今回のオカダと棚橋の共闘に関しては、それほど楽しめていなかったと。

 

カミサン
2日目の8人タッグは、CHAOSと本隊が組んでいるっていう刺激はあったけどね。試合の後半でロッキーとクッシーが連携見せたりして、そこはちょっと新鮮で良かったかな。

 


この先もオカダと棚橋とは共闘が続くし、CHAOS&本隊混合チームでの8人タッグは地方でも行われるよね。

 

カミサン
何度も言うけど、この共闘は一時的であって欲しいわ。ずっとなんて絶対嫌。タナはオカダに本隊に入って欲しいとか言ってるみたいだけど、カンベンしてって感じ。

 

 

そう言うとカミサンは、俺にもう一杯飲んでいいかと確認して「もうこの話はおしまい」と言わんばかりにめんどくさそうな態度でメニューを広げた。

 



チャッキー・Tの狂気についての考察

 

カミサンの注文したカシスオレンジと俺のジンジャーエール(2杯目)がテーブルに運ばれてきたので、俺はまたもカミサンにどうしても聞きたいことがあると言って次の話題へとうつった。

 


あのさ、後楽園2連戦でのチャッキーTのことなんだけど。

 

さっきのオカダ&棚橋タッグについての会話のときとはうって変わって、カミサンは「いーね」とニタっと笑顔になり嬉しそうにカシスオレンジをひと口飲んだ。

 

今回のワールドタッグリーグにおいて、カミサンのイチオシのチームはバレッタ&チャッキー・Tの「ベストフレンズ」であることは以前このブログでも記事にしたと思う。

いや、イチオシも何も、カミサンにとってこのシリーズは「ベストフレンズ」を見ることだけが唯一の楽しみとなっていた。

中でもチャッキー・Tが大のお気に入りだったのである。

 

11.29後楽園ホール大会での、タッグリーグ公式戦「ベストフレンズ VS 真壁刀義&ヘナーレ」の試合中、そのチャッキーに異変が起きた。

ヘナーレとの交戦中に、おそらくチャッキーの肩口にヘナーレの鋭いヘッドバットが直撃した直後だったと思うが、そのダメージで一瞬ダウンしかけたチャッキーがブチキレて、場外に連れ出しての暴行&再びリング上でもヘナーレを容赦なくイスでぶん殴り反則負けとなったのである。

明らかに異常なプッツン状態になって、ヘナーレは成す術もなくやられるだけ。

真壁は我関せずといった具合で何にもしない。

パートナーのバレッタが止めに入るも、ブッ飛ばされて怖気づいてしまうといった有様でもう大惨事の会場。

 

このチャッキーの突然の暴走に、客席はドン引きで静まり返るわ、twitter上では「チャッキー覚醒か?」「CHAOSの裏切り者はもしや?」「イスをリングに投げ入れるコントロール良すぎない?」などの疑問が飛び交い騒然となったのである。

 

カミサン
あの試合のチャッキー、本当に良かった。つい試合観ながら悲鳴を上げちゃったけどね。あれは嬉しさのあまり出た悲鳴よ。

 


君はチャッキーのファンだったはずだよね。あんなに大人げなくキレて、しかも結果は反則負けだよ?

 

カミサン
あなた勘違いしてるみたいだけど、私はもともとチャッキーの狂気じみた感じが好きだったのよ。

 


え? うそ。チャッキーって狂気じみてたの?

 

カミサン
そうよ。狂気じみてるっていうのは、いつも暴れていたり、理解不能な行動をしたり、そんなのとはまた違っていて・・・まあ読んで字のごとく、その内面に狂気をはらんでいる人ってことね。わかる?

 


なんとなく。。。

 

カミサン
チャッキーにはそういう一面が昔からあって、ほら、今年のニュージャパンカップでもハードコアな攻防が一瞬あったじゃない。よく、一般社会にムリヤリに適応しようとしているサイコパスな人っているんだけど、そういう人は一見して常識人だけど、ふとした仕草とか目つきとかがとても危なくて、何かのきっかけでサイコな部分が出ちゃったりするの。チャッキーはそんな感じで、今までは新日本プロレスのリング用の顔を見せていただけなんじゃないのかなって。あくまで予想だけど。

 


う・・・うん。

 

カミサン
あの対戦相手の野蛮人みたいなの、何だっけ? ヘナーレ? どうでもいいんだけど、あいつと真壁のタッグに、この期に及んで期待なんかしてなかったけど、チャッキーの狂気を引き出したところはでかしたわね。褒めてあげるわ。

 


・・・それでさ、翌日の大会では何事もなかったようにタッグチームとして復活してたけど、ブチギレしてた時にはパートナーのバレッタにも手を上げてたよね。

 

 

 

 

カミサン
あのバレッタの顔、傑作だったよねw 2日目も、不自然にニコニコ仲が良さそうに振舞うチャッキーと、それに戸惑うバレッタとの対照的な様子が面白かったわ。チャッキーとバレッタは「ベストフレンズ」なんて言ってるけど、そんなチーム名を付けている時点でフレンズであることを否定しているようなものでしょ? あのチーム名にはもっと深い意味があると私はふんでいるわ。キレたチャッキーを見ているバレッタの怯えた顔を見れば一目瞭然よwwww

 

 

カミサンは声を出して笑うと、カシスオレンジをごくごくと飲み干した。

まるで水でも飲むみたいに。怖い。。。

 



まとめ

 

結論① 後楽園大会は2日目も最高。

 

結論② カミサンはきっと闇を抱えている。

 

以上!

 

 


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Comment

  1. デルピッポ より:

    後楽園2日目で一番興奮したのはGODのスーパーパワーボムですね。
    邪外からの継承という物語性もあるし、何よりタマじゃなくてタンガがやったというのに意味があるなと。

    チャッキーはなんか地味なやつだと思ってたんですが、あの表情の作り方とか上手すぎて怖かったですね。さすがはアメリカインディーの猛者と言ったところでしょうか。

    • devonyamaoka より:

      どうも! 今までのGODの技の中ではいちばん迫力ありますな。そうそうストーリー的にも説得力があるので、技の継承としてはこれ以上ない必然性なんですよね。
      チャッキーは、想定外の面白さをこのリーグに持ってきましたねw キレどきが分からない感じがスリリングで面白いっすw

  2. リック より:

    鈴木軍対決はやっぱり良いですねー。
    絶対無いですけど鈴木軍無差別トーナメントとかやったら全試合が最高に面白くなりそう。

    チャッキーは読めないですね、バレクラ行きは安直すぎる気がしますけど他に選択肢も無いし…まさかヨシハシレクイエムが乗り移ったんでしょうか。

    棚橋オカダはハードル上げ過ぎたんでしょうね、WTLが低い期待値を大きく超えたので相対的に評価が下がってしまったような。
    会社が見せたいものと観客が見たいものがいよいよ乖離してきているような不安があるのは自分だけでしょうか…

    • devonyamaoka より:

      どうも! 鈴木軍対決はだれがやっても結局面白いから凄いっすね。トーナメントやったら普通に1万人くらい客入りますなw
      チャッキー=ヨシハシレクイエム説! 凄い! その発想はなかったw あり得ますなw
      棚橋&オカダは「出オチ」感が否めないです。新鮮味もどんどんなくなってくるだろうし、今後どう盛り上げていくのか非常に心配ですね。

  3. yu より:

    奥様面白いなーファンになりました
    なるほど、チャッキーTが好きな理由が良く分かりました。ちょっと珍しいなと思っていたので
    奥様はオカダくんの本隊入りは反対なんですね。私は彼に棚橋さんの後継者になってもらいたいんですが
    絶対的ベビーフェイスが今の新日本には棚橋さんしかいないので、何としても後継者が欲しいところです
    まあ別に今のYLに適任がいれば誰でもいいんですが
    皆大好きヨシハシ先輩が帰ってくれば、またストーリーも動くでしょうね

    • devonyamaoka より:

      どうも! カミサンはなかなか独特な視点でプロレスを楽しんでいて面白いですね。一緒に観戦しても、俺と息子が見ているところと全然違うところを見てたりしてかなり不思議ちゃんですw
      棚橋さんの後継者候補がほかにいないという状況がやっぱり厳しいですよね。結局オカダしかいないってのもよくわかるし。ヤングライオンの成長に期待はしていますが、さすがにまだ先でしょうし。オカダが後継者になるしかないんでしょうかね。ヨシハシ先輩がストーリーを動かしてくれるのならばそんなに楽なことはないんでしょうけど、彼には無理じゃないかなあと思ってみたりw

  4. deadlift703 より:

    でっかいハゲ対ちっさいハゲ対決
    腹筋よじれる程笑いました。
    名言ですね!!笑

    • devonyamaoka より:

      どうも! ワールド中継で試合を見てたら、一瞬どっちがどっちかわからなくなっても大きさで差別化できることに気付きましたw

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