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【11.18後楽園】もはやワールドタッグではなく全宇宙最強タッグ戦である【WORLD TAG LEAGUE 2018】

2018/11/20
 
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ここ最近「主役不在」というワードをパソコンに打ちまくっているせいで、「しゅ」と入力したらまっさきに「主役不在」が予測変換されてしまいます。

ちなみに「しゃ」と入力すると「社長」と出てしまうので、生活がすべて新日本プロレスに侵食されていることは明白。

ほんとカンベンして欲しいですよね。

 

とはいえ、11.18後楽園ホール『WORLD TAG LEAGUE 2018』大会2日目は、これまでのモヤモヤがまるでマイケル・ベイの映画みたいに全部ことごとく吹っ飛ぶ(爆発で)ような迫力&刺激満点の大会となっておりました。

 

【読者の声】

おいおい、今までさんざん「期待値ゼロ」みたいなこと言っておいて、早くも手のひら返ししてやがるぜこのブログ主w 失礼なことばっかり言ってきたんだからあのコスプレ自称イケメン社長に謝罪でもしろや。

 

 

ち・・・違うもん! て・・・手のひら返しなんてしてないもん!

いやマジで、後楽園大会はとんでもなく良かったですけど、逆に考えると前日の「開幕戦」とのボルテージの差がひどくないですか?

 

「おまえ何様だよ」って言われるほど厳しいことを言わせてもらいますと、本来ならば今回の後楽園ホールでの公式戦クラスの熱戦が、どこの会場でも満遍なく行われなければいけないはずなんじゃないの?

 

マジで「昨日はなんだったんだ」って思うほど、後楽園大会はすべてが大興奮だったので、なんか地方興行とのチカラの入れ具合の差をあからさまに出してきちゃってるなと。

 

 

 

「鈴木軍」と言う名の美しき世界

 

鈴木みのる&飯塚高史 VS KES

 

開幕戦での鈴木軍同士の前哨戦の感想でも書きましたが、仲間同士がつぶし合いすることに躊躇しない爽やかさが凄いですよね。

 

鈴木軍が純粋なヒールであり、目的のためにあらゆる手段を使って欲しいモノを手に入れる荒くれ者の集団であるという、その単純な組織構造だからこそ可能な切り替えの素早さ。

仲間のときは悪行のコンビネーションを見せるが、敵対すればそれは排除すべき邪魔者としてすかさず戦闘モードに。

 

なんちゅう爽やかさでしょうか。

 

ぐだぐだと感情に流されない潔さというか、ここまで徹底してアウトローになれる者しか「鈴木軍」ではやっていけないんでしょうね。

 

そういう意味で「鈴木軍」って選ばれし者のヒールユニットなのかもしれないです。

 

で、その軍団のボスである鈴木みのると対峙するのが、KESという超強力な手下たちという構図そのものがアツい。

ドラクエで、大魔王ゾーマの前にバラモスとキングヒドラが反旗を翻すみたいな感じ、あるいは『ワンピース』でルフィの前にゾロとサンジが立ちはだかるとか、とにかく最強の手下がボスに挑む。

 

言うまでもなくKESは、もはやその体格からしてボスよりもずっと大きいしパワーもありそうじゃないですか。

そんな怪物連中を束ねているボスの凄さを改めて感じることができるというか、普段はブチ切れて「全員ぶっ殺す!」とか言ってるアーチャーさんが静かに闘志を燃やしていたり、スミスが「尊敬しているがこの戦いは別だ」と本気でボスを痛めつけに行っている姿に、なぜか深い絆しか感じない。

 

仲良しで思いやりがあるだけが「絆」じゃない。

倒すべきときに、本気で殺しに行く「絆」ってあるんだよ。

 

 

試合後、拳を合わせるボスとKESの姿に俺は目頭が熱くなってしまいました。

 

 

アーチャーさんはここで笑顔になり、スミスは感慨深げ。
ボスはもちろん悔しいでしょうけどね。

 

 

鈴木
「これはKES、テメェらを俺が査定したんだよ。使えるのかどうか、査定したんだよ。合格だ! やっぱりKES、次、行くぞ!」

アーチャー
「スズキサン! あなたこそが俺たちのボスだ。しかし、この鈴木軍にいるモンスターたちは全てが対等であり、この俺たちと対する時には何者にも恐れないKESというものを見せないといけないんだ」

スミス
「鈴木軍としてだけではなく、KESとして俺たちは相手が誰であろうとハードバトルを繰り広げてみせる。今日は鈴木軍という守りがなくても、俺たちがどれだけのことができるかをタッグとして見せることができたと思う」

 

 

鈴木軍の絆の強さ、しかと見届けました!

 

 



筋肉VSコンビネーション 迫力の一戦

 

マイケル・エルガン&ジェフ・コブ VS EVIL&SANADA

 

鈴木軍の試合とはまた別のベクトルでとんでもなく激しい戦いであり、タッグチームとしての成熟っぷりを見せつけてくれたイビサナに驚嘆。

昨年のイビサナであれば、勝利したとしても「試合には勝ったけど内容では負けてたよね」って試合が多かった気がしますが、今回はあれほど強力なパワーを持つ筋肉軍団に圧巻の説得力で勝利したのがマジで感動的でした。

 

解説席のライガーに「筋肉があれば何やったっていいのかコラ!」などと、今世紀最大に意味不明な発言をさせてしまうほどのエルガン&コブの圧倒的パワーを、テクニックとタッグワークで攻略するイビサナのタッグとしての完成度の高さはナニゴトでしょうか。

 

前回優勝はダテじゃないなと。

そして、この1年でさらにそのコンビネーション&個人としての実力強化を磨いてきたイビサナの向上心に乾杯。

 

SANADA「日本で一番、後楽園が好きです」

 

最後のマイクで、興奮のあまり思わずテキトーなことを言ってしまうSANADAも好感度アップですが、おそらく長岡の人たち泣いてるよ。

 

 

 

タイチ&ザックの強さが未知数

 

 

矢野通&石井智宏 VS タイチ&ザック・セイバーJr.

 

タイチは誰とやっても面白い選手になってしまった。

矢野と対峙してもコミカル路線で魅せてくれるし、石井とのマッチアップは打撃の応酬で観客を湧かせてくれる。

そのへん、誰とやってもグラウンドの攻防をスリル満点に演出してくれるザックとの相性も抜群ではないでしょうか。

パワーファイターとの対戦はどうなるか不安ですが、小細工を得意とするチームが相手ならば負ける気がしませんねこのタッグは。

 

そしてザックは案の定、ブリティッシュ王座戦の伏線とばかりに石井を失神KOさせるという問答無用の勝利を納め、もはや東京ドームは決まったも同然ではないでしょうか。

この鈴木軍チーム、予想以上に活躍しそうな気がします。

 

 

おもしれーなワールドタッグリーグ!(ついに言っちゃった)

 

 

 

 

荒武者がやってのけたNEVER王座戦

 

 

WTLの公式戦ではありませんが、この日「NEVER無差別級王座戦」をめぐる後藤洋央紀と飯伏幸太との駆け引きに動きがあったのでそのことについて。

 

もうすでに話題となっておりますが、王者である後藤が飯伏を指名して、飯伏はそれを却下するという一連の流れがtwitter上にて展開されておりました。

ファンの間では、「こんな大事なやり取りをまさかtwitter上でおこなって正式決定まで繋ぐ気だろうか?」という不安の声もありましたが、見事、後藤はリング上で誰もが納得するカタチで飯伏との王座戦を取り付けた。

 

まったくもって鮮やかな逆転劇です。

俺はもう楽しさと感心が入り混じった気持ちで幸福感でいっぱいになりましたよ。

 

これなんです!

ファンが求めていたものは!

 

以前、俺は東京ドームのIWGPジュニアタッグ選手権試合が3WAY戦になったことについての記事でこんなことを書きました。

 

もし3WAY戦を強行したいのであれば、会社側もその理由をしっかりと物語として成立させ説明すべきではないだろうか。

俺たちファンだって試合を思う存分楽しみたいし、もちろん批判だって本当はしたくない。

タイチVS後藤のNEVER無差別級王座戦のリマッチしかり、説明なく強引に話を進めるから反発も生まれる。

よって、必要なのはたったひとことの説明である。

 

 

今回、後藤はそれをしっかりとやってくれました。

 

後藤
「飯伏! 次の、NEVER無差別級タイトルマッチ・・・諦めるよ。却下ばっかされちまって、悪かったな」

飯伏
「ちょ・・・ちょっと待って。ちょっと待って下さい。なんで、なんで諦めるんですか?! やりましょう!」

 

 

見てくださいこの茶番とも言えるコントを!

しかし、これだけで我々ファンは納得して、清々しい気持ちで次のNEVER王座戦を楽しむことができるんです。

 

たったこれだけのことができずに、会社は強引なマッチメイクでことごとく批判されていた。

 

後藤はしっかりとtwitter上でここに至るまでの流れを作り、飯伏の性格や行動を読んで、そしてファンの心境をも利用して試合後のマイクに持ち込んだ。

素晴らしすぎるし、恥ずかしながら今まで後藤を誤解していたかもしれません。ほんと、今までの暴言を全部取り消させていただきたい。

 

申し訳ございませんでした。

 

 



まとめ

 

正直な話、先日の開幕戦をワールド観戦しているとき、試合途中でリビングにコーヒーを淹れに行ったり、トイレに行ったり(無論オシッコ)、ぼんやり窓の外を眺めたり(通りの街灯がキレイ)、ちょっと居眠りしたり(第三世代の試合のとき)と、あまりプロレスに集中していませんでした。

まあ、ちょっとくらい目を離しても大したことおきねーだろうし、みたいな。

 

前回の感想記事にも書きましたが、大会自体がどういうわけか後半になるにしたがって気の抜けたカードになっていったんですよね。

特に結果が気になるような試合もなかったというのが問題。

ワールドタッグリーグという大きな大会の公式戦なのに、熱狂する要素がまるでなかったんです。

 

ところが、うって変わってシリーズ2日目の後楽園ホール大会、公式戦3試合に関してはもう緊張感しかありませんでした。

 

どちらが勝つのか? という勝敗の行方だけでなく、どんな試合内容になるのか? そこから何かドラマが生まれそうな予感もあるし、今後の新日本プロレスの勢力図に少なからず影響がありそうなキナ臭さ漂うラインナップ。

 

鈴木軍のクセのある3チームに矢野&石井のテクニカルなコンビ、ディフェンディングチャンピオンのイビサナ、エルガン&ジェフ・コブというパワフルすぎる怪物チーム。

勝敗の予測がまったくつかないし、どこのチーム同士が戦っても100%面白そうで、まさに、これぞワールドタッグリーグって感じの、この大会にふさわしい6組ですよね。

もう、この6組にプラスGODとベストフレンズを加えた8チームだけでリーグ戦やったほうが燃える気がします。

余計な弱小チーム(真壁&ヘナーレ)とかわざわざ出すから、大会に緊張感がなくなるんですよまったく。

 

と言った感じで、もはや見るべき試合は後楽園ホールでの興行だけじゃないかと思ってしまっていますが、まだ2日目ですから。

 

この先、他のチームも盛り上げに貢献することを願って、気長に楽しもうと思います。

今回はここまで。

 

ではでは。

 


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Comment

  1. リック より:

    全力で叩き潰すことこそ最高の敬意!みたいなノリ…大好物。KES+鈴木でNEVER6人とか見てみたいです。

    ザックタイチは相手が誰だろうと一方的に自分のスタイルを押しつけれるから強いですよね。仮に試合がつまらなくても相手の評価が下がるというある意味最強キャラ。
    手が合うかどうかが重要なプロレスにおいて結構希少な存在な気がします。

    後藤はタイチと絡んで成長したんでしょう。世界一性格の小ズルイ男の称号を受け継ぐのは後藤で決まりですね!
    …後藤ファンにキレられそう

    • devonyamaoka より:

      どうも! 鈴木軍の奥深さが堪能できる素晴らしい大会でしたね! 確かに鈴木&KESの6人タッグは最強かもしれませんが、やはりこの3人はシングルで見たいなあ。
      タイチとのやりとりで後藤が覚醒したというのはあるかもしれません。twitterを有効活用できるようになってるし。後藤、小ズルさ全開でしたなw

  2. デルピッポ より:

    昨日の後楽園は面白かったのは認めますが、藤沢と後楽園で差を付けすぎじゃね?とは思いましたね。地方と後楽園での力と入れ方の違いあからさますぎますね(まぁ藤沢は首都圏なので地方と言えるのは微妙ですが)。もうあの社長が「熱量の高い試合は後楽園とビッグマッチだけにします。地方の人たちは後楽園まで来てくださいね。後楽園まで来れない貧乏人はワールド観戦で我慢しな!」って言えばいいんじゃないですかねw
    明らかに手抜きカードでもいざ目の前で見ちゃうと結構楽しめてしまう僕みたいな人間がいるから付け上がらせちゃうんですかねぇ。反省しますw

    後藤がまさか押してダメなら引いてみろ、というトレンディドラマの恋愛テクニックのような戦法を使うとは…そしてそれにまんまと引っかかる飯伏w。あの瞬間の後藤の顔を映した画像を見ましたけど、夜神月の「計画通り」の如く悪い顔で最高でした。これまでのことが全部伏線だったんですね。後藤を見直しました。
    ザックタイチは意外と良いコンビですね。ザックは好きですが、関節地獄はちょっとテンポが悪くなる場合もあると思うので、それをタイチが上手く間に入って補完してる感じですね。矢野がたまにしか見せないレスリングテクニックを垣間見れたのも楽しかった。
    僕は優勝予想にイビサナを推してるので最初イビサナ応援してたんですが、見れるうちにエルコブが勝ってもいいなと思ってました。技一つ一つの説得力半端なさすぎw
    ビジネスタッグとは思えない連携も見せてくれましたし、途中SANADAのミサイルキックからコブを庇ってエルガンが被弾するという泣きの演出も入りましたし。エルガンはG1のときから高いコンディションを保ってますから、そろそろ報われてほしい感じですね。まぁイビサナの受けは素晴らしかったし、受けて受けての逆転劇はやはり燃えるしハッピーエンドで良かったと思います。
    SANADAがしゃべるとクララが立ったと同じような扱いされるのは笑っちゃいますけどw

    • devonyamaoka より:

      どうも! あの社長が何を考えているのか本当わかりませんよね。でも、地方に目を向けていないのは確かかもしれないっす。
      ザック&タイチは連携は取れているのかよくわかりませんが、なぜか合っている感がすごいw 矢野はああいったいざというときのスープレックスとかで観客を沸かせるスタイルでいくのいいかもしれないですねw
      ほんと、エルガン&コブはビジネスタッグとは思えないw そしてイビサナも進化していてとても見ごたえありました。SANADA、あれをギャグにする気なんでしょうかねw

  3. えびお より:

    行ってきました。エルガン&コブ、盛り上がってましたねえ。最初はサナダイービル一色だった声援を最後は二分してたあたりもすごいなあと。鈴木軍対決は、同門対決なのに、小芝居ももちろんせずにいきなり急襲ってとこからもうカッコよかったです。KESはデカいし、みのるのオーラはすごいし、飯塚はアレだしで、リング上がすっげえゴージャスw。写真めちゃ撮ってきましたw。
    石井は、がっつり落ちてて、本気で心配してしまったです。石井が、両肩かつがれて退場するとは…。いつもは、ヤングライオンが支えようとすると、嫌がって振り払ったりするのに…。ザックおそるべし。

    • devonyamaoka より:

      どうも! おお!最高の大会を現地でみ見られるなんてうらやましすぎっすw あの試合でエルコブが株を上げて、さらにイビサナもその成長っぷりを見せられたってのは本当に素晴らしいですね。鈴木軍もユニット全体で大会を盛り上げていて感心しきり。
      石井さん、やっぱ落ちてたんですね。やっぱり細いからこそ三角締めもしっかり入っちゃうんでしょうね。東京ドーム、決まりますかね。

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