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【開幕戦】と言いつつ公式戦がメインじゃねえ謎【WORLD TAG LEAGUE 2018】

 
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11.17神奈川大会からついに開幕した(とかいう書き出しがもはや虚しさでいっぱいですが)『WORLD TAG LEAGUE 2018』

 

以前からこのブログでも書いているように、主役不在、会社のヤル気も不在、一体何を楽しめばいいのか? って聞かれたら、老若男女誰もが「鈴木軍対決!」と口を揃えて言ってしまうほどの見どころの少なさ。

 

今回のシリーズ開幕戦も、「開幕戦」と堂々と銘打っているくせにメインイベントは前哨戦の10人タッグ戦

 

Tシャツ着用で省エネモードの内藤哲也が、あろうことかジュニアタッグリーグ優勝チームのYOHをしとめて勝利するという身も蓋もない結末で幕を閉じました。

 

twitter上には「始まってみれば意外と楽しめた」といった前向きな感想なども多く見受けられたけど、俺なんかは頭が悪すぎるのか「どこが?」という気持ちにしかなりませんでしたが、そのへんは個人の感じ方なので水を差すつもりはありませんが。

 

 

 

後半に進むほど失速していく試合順

 

この大会、なぜか前半のほうがアツい試合が多くて、後半に行くにしたがってだんだん失速していくという謎のラインナップとなっておりました。

 

第1試合はマイケル・エルガン&ジェフ・コブのチーム【通称「ビジネスタッグ」】とヤングライオンとの軽い前座試合のはずでしたが、これがかなりエキサイティングな内容になっていて、ボロ負けすると思っていたヤングライオンの健闘が光る好試合。

ビジネスタッグの2人も、ビジネスとは思えない連携がさすがプロって感じだったし、やっぱり華やかさはダントツの2人だなと。

 

第2試合には、鈴木軍のタイチ&ザック・セイバーjr.が登場し、しかも渦中のTAKAみちのくさんが、よせばいいのにマイクをブチかますという空気の読めなさも含めて緊張感がありました。

試合では、注目の鈴木軍タッグが、こけし&成田組をボコボコにしており、もう完全に「弱い者いじめ」みたいになっていてウケました。

 

ザックの関節技地獄とタイチのいじめっこ地獄。

 

どちらも「いたぶる」という部分で共通した戦闘スタイルなので、同じ方向性ゆえのチームワークが面白かった。

公式戦でのこの2人はマジで期待できますよ。

 

 

第3試合は、個人的には今日のメインイベントであり、当然のようにもっとも見ごたえがあったカード。

鈴木軍(ボス&飯塚さん&デスペ)VS 鈴木軍(KES&ノブさん)のユニット同門対決です。

 

 

 

もうね。やっぱ凄いっす、鈴木軍は。

なんというか、プロだなと。

同じユニット同士だからっていう葛藤がぜんぜん見えない感じが本当に見ていて気持ちがいい。

ゴング前に仕掛けて場外乱闘しまくるボスなんてね、もう敵とか仲間とか関係なく、目の前に立った相手を本気でぶっ飛ばしにいく姿勢が泣けるほど尊いです。

 

「獅子は兎を捕らえるにも全力を尽くす」ってことわざがありますが、鈴木みのるって、結局どこのリングに上がっても鈴木みのるじゃないですか。

 

今年の夏に開催した『カッキーライド2018』で、悪性リンパ腫と戦う垣原賢人選手を容赦なくボコボコにしたのも記憶に新しいけど、新日のリングでも、インディー団体でも、女子プロレスでも、鈴木はいつも常に本意気。

IWGP王座戦なのにイブたんに気を使いながら戦うケニー・オメガとは住む世界がまるで違うわけですよ。

 

もちろんボスだけでなくて、デスペもノブさんに敵意むき出しで攻撃するし、飯塚さんはブルドックに噛みつくし、KESも鈴木みのるを本気でブッ倒しにくるという、もう夢と魔法のファンタジー巨編。

 

『ファンタスティック・ビーストと世界一性格の悪い男』

 

本年度アカデミー賞最有力の戦いに、全俺が泣きました。

 

 

 



軽薄さが度を越していてドン引き

 

ジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレーのチームを、俺は【ザ・軽薄】と個人的に名付けたわけですが、それはもちろんこいつらのプロレスへの姿勢がマジで心の底から気に入らないからであります。

 

ヘラヘラと派手な衣装で登場し、いざリングに上がったら片方はブヨブヨのブタ体形、片方は反則技を平気な顔してフィニッシュにしているような非常識な男。

 

対するのは、こいつらとはまるで対局にいる純粋無垢なファイターたちです。

身体づくりに妥協せずに、理想のプロレスを探し求め、未来へ羽ばたこうとしている若き才能。しかもイケメン。

吉田綾斗&海野翔太のチームは、今大会においてファンの誰もが健闘を願っているチームです。

 

まだ未熟&経験不足ではあるものの、将来性を見せた華麗なタッグワーク、そしてハートの強さとチームの絆を見せてくれた若者たちに対して、ヘラヘラとグーパンチを繰り出す最低最悪なノーテンキ外国人

 

あの瞬間、間違いなく会場がドン引きしていたのを俺は見逃さなかった。

 

幼いころから知っていた近所の可愛らしい女の子が、まだ10代にしてろくでもないチャラ男に妊娠させられてしまった時のような絶望感というか、

 

このリングには神も仏もねえのかよと。

 

 



第三世代の終わっている感

 

なぜか第5試合に組まれた、テンコジVS永田&中西の第3世代対決も、なんというか、言っちゃ悪いけど緊張感のない日和った試合だったなと。

 

他の試合にくらべて明らかにスピード感が劣るしさ、もう熱いパッションみたいのが感じられないしさ。

観客もほとんど“人助けで応援している”ように感じたのは俺だけだったらファンの人たち本当にごめん。

 

中西さんなんかはもうトップロープに上がるのも本当もたついていたし、なぜかこの試合のときに俺んちのネット回線も調子悪くなったので、やっぱそういった負のバイブレーションがネット環境に作用したのは間違いないでしょう。

 

しかし、ラスト1分くらいだけは急にスピード感と迫力がアップして、なんか最後の界王拳って感じで永田さんがその強さを見せたのは救いでしたが。

やっぱ永田さんだけは別格だなと。

 

 

 

SANADAは長岡でしか喋らない

 

メインイベントはCHAOSとロスインゴの10人タッグマッチですが、まあ1000歩ゆずってそれはいいとしましょう。

大人気のロスインゴは、週明けにNHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』出演を控えた内藤と、棚橋さんとの共闘が話題のオカダが相まみえるというだけで豪華な空間を演出するわけだし。

「内藤が締めればとりあえず客は満足するっしょ」といった、多少のあざとさも感じますが、盛り上がるならそれでも問題ありません。

 

内藤
「今日は開幕戦ということで、イービルの声、みなさま聞きたくないですか?」

 

 

 

イービル
「・・・・(は?)」

 

 

内藤
「イービルの声、聞きたいでしょ? ではではみなさま、イービルの声を、、、じっくりと、、、、聞いてください」

イービル
「・・・・(いや、マジかマジかマジか無理無理無理)

 

「今年のタッグリーグも、EVIL、SANADAが優勝し、二連覇してやるよ、そこんとこ、よ~く覚えとけ~! 」

 

といったくだりで、内藤がハードルを上げるだけ上げたはいいけど、結局普通のことを言ってマイクを戻すイービル。

さらにパートナーのSANADAにマイクを振るも却下。

最後は内藤が噛み噛みのコールで締めるという、会社のヤル気の無さがロスインゴにまで伝染してしまうという切ないバッドエンドだったのでした。

 

 



まとめ

 

そういえばセミファイナルは、タッグ王者のGODと真壁&ヘナーレ組の対戦でした。

こんな試合結果がわかりきっている公式戦をセミに持ってくるくらいなら、見ごたえがあって華もあったベストフレンズVS裕二郎&ペイジの試合をセミにすればよかったのに。

 

何を考えて試合順を組んだのか?

 

そもそも何も考えていなかったのか?

 

もう会社のテキトーぶりにファンも振り回されまくった開幕戦。

これ、本当にこの先ちゃんと盛り返すんでしょうか?

 

そんな感じで。

 

 


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Comment

  1. swym5 より:

    新日本のブッカーが現在、誰なのか判りませんが、色々な受け取り方はあるものの、ちょっとファンの考えとずれているような気がします。

    こういったズレが、ほんのちょっとのほつれとなり、試合内容に影響を及ぼさなければいいのですが。

    今日の新日本プロレスのV字回復はなんといっても試合内容の充実があったからこそだと考えます。

    大事にならなければ、良いのですが。

    • devonyamaoka より:

      どうも! ですねー。海外のことばかり考えているという印象が強いので、日本のファンの気持ちをないがしろにしているのでは?という疑問も湧いてきますよね。あの社長が何を企んでいるのか? 世間からの社長人気が高いだけに、とても不安です。

  2. リック より:

    鈴木軍のプロ精神は本当に素晴らしい。
    最近はどの大会でも鈴木軍の試合が間違いなく1番面白いですもの。

    今回思ったのは、本格的に地方大会舐めてるんじゃないか?という点です。
    消化試合を詰め込んだ感が凄すぎて結果が気にならないんですよ。
    最近は地方だろうとワールド観てるんですから、手抜きが伝わることをちゃんと認識して欲しいですね。

    • devonyamaoka より:

      どうも! 鈴木軍が今回シリーズの緊張感をすべて担っているといってもいいですよね。地方大会と東京との差ってところは、2日目を見てハッキリとわかりました。確実に、面白いカードはすべて後楽園ホールでやる感じですよね。地方の手抜き感、どうにかして欲しい。

  3. デルピッポ より:

    メイ社長もコラムで色々言い訳してますよね。まぁ国内だけでは上積みにも限界があるのは分かるし、海外戦略が大事なことも理解はします。
    でも、最近の新日が海外重視、国内軽視と言われても仕方ないように感じてしまいます。海外に出ていくためにはまず国内を盤石にしないとダメだと思うんですけどね。
    メイ社長も菅林会長もそこら辺よく考えてほしいものです。

    • devonyamaoka より:

      どうも! メイ社長はSNSや人気プロレスブログを味方につけて言い訳をさらに強固にしている気がしますw なかなかの策士だなと。海外で売れたいのはわかりますが、強引さが目立ちますねえ。

  4. あかいきつね より:

    個人的には裕次郎&ペイジマンのドミネイトに優勝して欲しいな〜と試合を見て改めて思いました

    • devonyamaoka より:

      どうも! 裕二郎&ペイジはすごく良かったです! 2人の必殺技が見られる日を期待しております!

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