【10.8両国大会その③】燃えよ、龍の夢(ドラゴンズドリーム)【KING OF PRO-WRESTLING】

10.8両国大会『KING OF PRO-WRESTLING』で、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの新たなパレハがお披露目される!
新日本プロレス公式YouTubeチャンネルで公開された、カッコイイのかカッコ悪いのか判断に困る微妙なVTRで、内藤哲也によって衝撃の発表がありました。
舞台となるのは第5試合、CHAOS対ロスインゴの8人タッグマッチ。
ロスインゴチームのメンツは、内藤哲也&BUSHI&SANADA&「X」と表記され、つまりはその「X」こそが謎の新パレハなのです。
もちろん動画公開後は、瞬時にプロレスファンたちがその話題で大盛り上がり。
「X」はダレだ?
いや、ヨシハシに決まってんだろと。
俺なんかはもうヨシハシしか浮かばないわけです。
なぜなら、常日頃からヨシハシのことしか考えてないから。
ワンチャン俺は、ヨシハシ本人よりもヨシハシのことを考えているかもしれない(「ワンチャン」の使い方が雑)
とにかくそんな、まさにヨシハシ復活のためにお膳立てされたこのスペシャルなサプライズ。
今回の両国大会を語る上では欠かせない出来事となったのでした。
混沌を極めた世間の新パレハ予想
内藤
「新しいパレハがいったい誰なのか? こいつなんじゃないか? いや、こいつなんじゃないか? そうやってみんなで考える時間こそ、プロレスファンにとって一番贅沢な時間であり、一番楽しい時間なんだよ」
いや、内藤よ、お前はわかっていない。
プロレスファンの妄想力の凄まじさを甘く見ている。
新パレハ発表を示唆するVTRが公開されてからの一週間で、どれだけ多くのファンがどれだけ多くの新パレハを予想したと思っているんだ。
国内&海外で活躍する期待の選手、内藤が手をまわしていそうな選手、怪しげな動きをした選手。
それだけならまだしも、日本相撲協会を退職した親方や辞任する野球監督にまで新パレハの疑いがかけられるという恐ろしい状況。
まるで中世の魔女狩りのように、疑わしい奴は証拠が無くてもすべて新パレハに仕立て上げられて、非公式の裁判で訴追されてしまうこともあったとか無かったとか(ねーよ)
SNS上では毎日のように、新パレハ予想が飽きることなく延々と行われ、混乱のあまり発狂寸前にまで追い詰められた者や自殺する者まで続出しました(当然未確認)
とにかく、プロレスファンたちが新パレハ予想に費やしたその労力は、北海道胆振地震で失った電力をすべて補填できるほどのエネルギーだったに違いありません(我ながらよくこんなデタラメな事を書けるなあと感心)
新パレハ予想、みなさん楽しみましたか?
俺はまーったく楽しくない。なぜならヨシハシ以外まったく予想できなかったから。
しかしながら、みなさんもうすでに結果をご存知だとは思いますが、新パレハはヨシハシなんかではありませんでした。
いや、じゃあ一体ヨシハシは何をしてんだよ。
これからヨシハシはどうするつもりなんだよ。
などと、ロスインゴ関係ないヨシハシをここで批判してもしょうがないので本題へ。
新パレハは、ザ・ドラゴン 鷹木信悟!
大会当日、新パレハとして会場に現れたのは、プロレス団体「ドラゴンゲート」を退団したばかりの鷹木信悟選手でした。
この結果に関しては、もう最初の段階で多くのファンが予想していた人物であり、ある意味新鮮な驚きはありませんでした。
つまり、ここでも内藤のたくらみが逆効果になっていることにお気づきでしょうか?
ファンに新パレハを予想しまくらせたことで、逆に当日の驚きが半減してしまう結果になっているのです。
要するに、登場までの期待&興奮が急激な右上がりで高まったぶん、顔を見せてしまったらそこである程度ファンの気持ちは下り坂になってしまう。
つまり、鷹木信悟は出オチ・・・
いや、そんなことはありません。嘘です。嘘。
しかし、新日本プロレスしか見ていないファンにとって、鷹木信悟というレスラーはまったく馴染みのない存在ゆえに、登場したとたんに「へー。鷹木さんって方なのね・・・」と冷静になってしまう人も多かったと思います。
ぶっちゃけ俺もドラゲーなんてこれっぽっちも観たことが無いので、ウワサで存在は知っていても、実際にプロレスを観たのは今回がはじめて。
ということで、新パレハ「鷹木信悟」に関する情報などは、他のブログとかウィキペディアなんかでぜひとも独自に調べていただけますでしょうか。ほんとすみません。
ただ、初めて試合を見た感想としましては、とてもパワフルなプロレスをする選手でしたとか、ありきたりかつ安直な表現を使ってしまい大変申し訳ないのですが、試合が短時間しか見られなかった(というか実況解説で人物紹介されており、そっちを真剣に聞いていたら試合があまり入って来なかった)ので、いずれしっかりと見て評価したいと思います。
ただSHOから3カウントを奪ったフィニッシュの「ラスト・オブ・ザ・ドラゴン」は、とんでもなく迫力のある技だったし、何より技名がイカしている。
新日本プロレスのリング、そしてロスインゴという超人気ユニットでの戦いは、果たしてドラゴン鷹木信悟にとって何をもたらすのか?
この舞台に懸けるドラゴンの夢、理想、野望などは、そのうち彼の言葉や行動でジョジョに明らかになるはず。
期待して見守りましょう。
ロスインゴはどう変わる?
鷹木「内藤が言うように確かに俺は環境を変えるというリスクはあるかもしれないが、ハイリスク・ハイリターンだよ。リスクがなければ大きな成功はない。まあそういった利害が一致したということだ。ま、俺はこれからも必ず我が道を突き進むだけだから目を離すな」
引用元:新日本プロレス公式HP
さて、ドラゲーから新日本プロレスへの電撃移籍、しかもロスインゴの新メンバーという話題性に加え、内藤と同世代でキャリアもあり実績もある、つまり鷹木は実力的にも申し分ない選手です。
ドラゲー時代はタイトルに絡むのはもちろん、ユニットのリーダーを務めるほどの大物ですが、果たしてロスインゴという環境でどのような存在になるのか? ってのがいちばんの注目点ですよね。
正直、俺は多少不安もあります。
鷹木本人も言っている「環境を変えるというリスク」こそが、まさしく俺の不安。
今までの5人のロスインゴは、神がかり的にバランスが整っていましたよね。
思い返せば、2016年の11月に髙橋ヒロムが凱旋帰国しロスインゴ入りしたときも、不思議と「必然である」かのような奇妙なバランスの良さがあり、俺はそれほど不安を感じませんでした。
しかし、鷹木選手の加入はロスインゴの雰囲気がもうガラッと変わってしまったような違和感があります。
このへん、熱心なロスインゴファンがどんな気持ちなのか非常に気になる。
打ち上げ終了。
内藤とは何気に17年の付き合いだが、初めてこんなに会話したかも。
不思議な縁だ、、、🙏#losingobernablesdejapon #njpw #同級生 pic.twitter.com/G0T7CuwNUx
— 鷹木 信悟(THE DRAGON) (@Takagi__Shingo) 2018年10月8日
いや、そんなにしゃべってなかったんかーい!
打ち上げで「初めてこんなにしゃべった」とか言っている時点で驚きというか、内藤のことだからユニットの今後を考えて、鷹木とは綿密に打ち合わせをしているのかと思ってましたが、意外と突貫的な加入だったのかもしれない。
まあそれなりに共鳴する部分があるからこそロスインゴ入りしたのは間違いないんでしょうが、内藤は良くてもEVILやSANADAはどんな気持ちなのか? というユニット内の個々の意思も非常に気になりますが。
まあ、俺がそんなこと気にしてもしょうがねーか。
今後のロスインゴの動向、新パレハ加入後はさらに緊張感を持って注目しなければいけないでしょうね。
舞台はスーパージュニア・タッグリーグへ
次期シリーズの10.16から開催される、ジュニアタッグの最強決定戦『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2018』。
なんとこのリーグ戦に、鷹木信悟はBUSHIと共にエントリーするとのことです。
ブシ「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン、BUSHI&鷹木信悟、エントリーさせてもらおうか。言っておくけどヒロムの代わりじゃないから。ヒロムとは違う新しい刺激を与えてやるよ」
鷹木信悟、あんなにゴツいくせにジュニアを名乗る図々しさ。
全日のチャンピオンカーニバルにはヘビー面して参戦していたくせに、どのツラ下げてジュニアだと言い張るのでしょうか。
などと、加入早々に文句を浴びせてしまいましたが、そのへんどういうつもりなんだろうという率直な疑問です。
どう考えてもジュニア勢にとって鷹木の存在は脅威だから、必然的にタッグリーグで足手まといになるのはBUSHIとなりますが、そのへんはいつもと一緒か(軽くディスり)
参加タッグチームも発表され、まさにロスインゴの新生タッグは台風の目になること間違いなし。
この大会で、鷹木のポテンシャルをしっかりと見届けたいと思います。
まとめ
大会直前に大きな話題となって、すべての対戦カードを食ってしまったロスインゴの新パレハ登加入ニュース。
鷹木信悟の登場で、新日と一緒にドラゲーも楽しんでいるファンからは歓喜と興奮の声が上がりました。
こういう楽しみが味わえるという部分では、どんな団体もくまなく目を通しているファンは得だよなあと、多少羨ましさを感じますね。
だからと言って、新日本プロレス以外の団体を追うほどの余裕もなかなか作れないのでつらい。
機会があればドラゲーもDDTも大日本も全日本もノアも見てみたいっす。
そんな感じで、両国大会の感想その③でした。
もう一本、書かなきゃいけないネタありますよね。
ということで、次の感想で会いましょう。
ではでは。
10.8両国大会の感想その①
10.8両国大会の感想その②
10.8両国大会の感想その④
Comment
どうも!
LIJの今後は一旦置いといて、短い時間ながら鷹木はとても魅力的なレスラーだなと感じました。
力強いムーブに説得力のあるフィニッシャー(ビッグベンエッジみたい)と強者感が素晴らしいです!
BUSHIとのタッグですが、これは鷹木よりもBUSHIが正念場ですよね。ヒロムとのタッグがあんまり噛み合ってなかったイメージなので、ここで覚醒して欲しいところです。
あと、タッグのフィニッシャーは熨斗紙とMXの合体で間違い無いでしょう!
ご都合主義でふらふら立ち上がる相手にMX決めるよりよほど説得力があって綺麗に決まるはず!
どうも! 鷹木信悟、むちゃくちゃ強そうですよね。おっしゃる通り、パワーみなぎる攻撃で説得力が凄い。間違いなく、タッグリーグはBUSHIのほうが緊張感もってやらないとですね。熨斗紙とMXの合体はシンプルに強力ですね! それ、100%合体技で出そうです!なるほど!楽しみですなー。
wwwww。笑いましたw。新パレハ騒動をこれほど「デタラメ」なのに端的に描写してる記事は他にないかもしれませんwww。デヴォンさんの真骨頂ですねw。
鷹木はもはやベタすぎて最後は誰も予想してなかったぐらいの本命だったと思うんですが、会場の反応は「とりあえず驚く」っていう感じでした。俺の前後左右も、あ、やっぱそうなんだー、と「…誰?」。確かにデヴォンさんの言う通り、期待値をあげすぎましたよねえ。
どうも! おお、笑っていただけて幸せw あの騒動自体がデタラメすぎて乗れなかったので、ここぞとばかりに言わせていただきましたw
鷹木のパレハは一周回ってサプライズって感じでしたねw 結局、予想がエスカレートすればするほど期待値が上がっちゃうんですよねえ。
どうも!
鷹木信悟…
何のひねりもなくガッカリしました。
私の周りの新日ファンも誰?みたいなリアクションでした。
鈴木みのるが後出しだと言うのがわかります。
4月の熊本での発言を覚えて……
7月のヒロムの怪我……
なんかこじつけ感がハンパない感じです。
それに同学年て年下なのかな?
昨年のジュニアタッグ優勝チームの田中からピン取ったということはドラゲーより新日のが格下のような感じも受けました。
これからの扱いも難しくなるんじゃないですかね。
なんか批判的な事ばかり書いてしまいましたがコレだけは間違いないです。
鈴木軍、いちばーん!
どうも! お、ふうさんが珍しくピリピリしてますなw 鷹木の新パレハって、かなり最初の段階でみんなが予想してたから、もう「普通じゃん」って感じになっちゃいましたよねw 知らない人もぜったい多いし。なんか内藤のやってることがちょっとズレている気がします。
そうなんですよ。SHOがピン取られるのもなんか腑に落ちないですよねー。俺もふうさんとほとんど同じ心境ですので大丈夫ですw
次は鈴木軍に思いっきり事件を起こしてもらいましょう。年末に向けて、パワー溜めていたボスが大爆発しますよ。鈴木軍、いちばーん!
あと1つのネタ・・・
IWGPJr決定戦のKUSHIDAvsマーティ・スカル?
いや、それともバックステージで不満を爆発させたタイガーマスクの事かな?
(あの出来事をあえて無視しながら)次回が何か楽しみだなあ
どうも! コメントありがとうございます。あの出来事をムリヤリ無視するのが大変そうw お察ししますw というか、確かにタイガーのバックステージも面白かったからネタにしたいっすね。
ザ・ドラゴンと電光掲示板に表示されて、まさかドラゴン・リーと思いあわてふためいたのは僕だけだったでしょうか。
どうも! いや、俺もまさかのドラリーかと思いましたw 鷹木よりはサプライズ感ありますね。
新しいパレハ、鷹木信悟
み ん な 知 っ て た
そりゃあんだけアピールして伏線張りまくってたらバレるのもしょうがないでしょうよと言わんばかりの結果でしたね、LOS INGOBERNABLES de JAPONがこんご彼によってどうかき回されていくかはそれもDESTINO(運命)ってところでしょう
ただまぁ少し残念なのがそれを利用して内藤さんのやることなすこと全部批判している偉そうな鈴木軍のファンの1人がここにもいたとは…誰?って知らなさすぎでしょ
他団体のエースの顔ぐらい覚えたらどうなんですかねと言いたいです
どうも! いや批判してないっすよw 内藤さんの行為がもたらすマイナス効果を上げてみただけです。だって誰もそこに触れないので。とある絵里推し学院性さんだって、「そりゃバレるよ」って思ったんなら、やっぱり俺と少なからず同じ気持ちだったってことですよ。
鷹木信悟に関しては、知らんもんは知らないんだからしょうがない。知ったかぶりするよりはマシかなと思ったし、でも顔くらいは知ってたので一応カンベンしてください。俺だって他団体も追いたい気持ちあるんで、なんとか情報だけは仕入れていくように頑張ります!
事前の予想で大本命だった鷹木、収まるところに収まった形でまぁ良かったと思います。
自分もドラゲーは見てないのでこの1試合だけで語ることはできませんが、あの説得力抜群の必殺技、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンで新日ファンに実力は十分見せましたね。
ジュニアでやるのはヒロム復帰までですかね。あの体つきは石井や後藤と戦っても劣らないですし。ジュニアタッグリーグは鷹木BUSHI組が優勝本命ですね。
あと鷹木に期待されることはロスインゴ内で内紛を起こすことでしょうか。アクが強い、最初から実力があると知られているレスラーですから。さらにこれまでのパレハと違って内藤の後輩でも年下でもなく同級生、他メンバーの鷹木への反発もあり得るし、特に自分の欠場中に加入されたヒロムと揉めることは多くの人が予想してると思いますし、楽しみです。
どうも! 俺もあのロスインゴのタッグチームは優勝本命だと思います。で、やっぱり内紛の不安は常につきまといますよね。鷹木のキャラクター的に、ロスインゴにその混乱をもたらす存在になりうることは明白。それがヒロム復帰のタイミングなのかはわかりませんが、十分あり得ますな。とんでもないリスクを背負ったロスインゴ。ワクワクしますねw