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【G1 CLIMAX 28】公式戦ベストバウトランキング【総括その①】

 
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棚橋弘至の優勝という最高にハッピーなフィナーレで幕を閉じた『G1 CLIMAX 28』

行われたリーグ公式戦は90試合にのぼり、参加選手たちは過酷でダイ・ハードな夏をサバイバルしてきました。

俺自身も毎年のことながら、その戦いに一喜一憂したり、熱狂したかと思えばイライラしたりとドラマを楽しんだわけですが、やっぱシリーズが終わっても思いっきり余韻に浸りたい。

 

G1ロス?

 

悪いが、そんなものは俺には無い!

 

 

誰かが言いました。

 

 

G1クライマックスは、決して優勝決定戦で終わりではない!

 

ベストバウトを選出するまでがG1クライマックスだぞー。

 

もちろん言ったのは

 

というわけで、熱く激しいバトル満載だった今年のG1全公式戦の中から、世界一不真面目なプロレスファン代表である当ブログ管理人デヴォン山岡によるベストバウトランキングを発表させていただきますッ!

ちなみに、決勝戦はシチュエーション的にも別格ということでランキング対象外とさせていただきましたのでご了承くださいませ。

 

 

 

1位 8.2福岡国際センター

鈴木みのる VS オカダ・カズチカ

 

なんというか、もう本当にゴメンなんだけど俺の個人的な“推し”が鈴木みのるだから必然的にベストバウトはこれになってしまう。

実は昨年のG1におけるマイ・ベストバウトも、横浜文体での鈴木VSオカダ戦でした。

 

理由はズバリ、オカダとの試合での鈴木が超楽しそう

 

実は鈴木がプロレスを続けている核心の部分に繋がるかもしれませんが、鈴木って公然と「ぶん殴り合い」がしたいからプロレスやってるみたいなとこあるじゃないですか。

単純に相手をぶっ飛ばしたいだけ。

そこに喜びを感じるためだけにプロレスのリングに上がって、その結果としてたまたまチャンピオンになったりしていると。

 

鈴木ってそんな奴でしょう。

 

だからやっぱ試合中にエルボー合戦や張り手合戦になると、鈴木は俄然楽しそうにするので、俺なんかも親戚のオジサンが甥っ子のプレイするマリオカートを眺めるみたいな感覚「おお、やっとるやっとる」なんて言いながら微笑ましく見ますよね。そりゃあ。

 

で、それがオカダ戦になると、楽しさ倍増になる鈴木。

 

オーカダくん、あーそーぼ!

 

てな感じで笑顔のぶん殴り合いを始めたがるし、当のオカダくんもまんざらでもないのか(あるいはしょうがなく)ちゃんと付き合ってあげる。

 

鈴木は自身のデビュー30周年イベントにも、オカダくん呼ぶくらいだからもう好きが止まらないんでしょうね。

その日、新日本プロレスの興行があるオカダを、小学生が自分の誕生パーティに仲良しを誘うみたいな感覚でブッキングしてしまう鈴木。

 

そんな大好きなオカダとのG1大舞台での勝負なんだから、これこそが鈴木のクライマックスであり、もう他の試合なんか実はどーでも良かったのかもしれん(笑)

 

結論:鈴木はこの試合がしたくてG1に出た。

 

 



2位 7.28愛知県体育館

石井智宏 VS 飯伏幸太

 

石井さんの試合はすべて素晴らしかったんですが、しいて挙げるとすれば飯伏戦です。

今年のG1でもっとも活躍した選手のひとりは間違いなく石井さんで、まず全勝のケニーを止めた功績も凄いし、あと対戦相手に合わせた巧妙なパフォーマンスも素晴らしかったですよね。

 

矢野相手に丸め込みで勝利したり、SANADA相手にシャイニングウィザードを繰り出したりと、なんでそんなに器用なんだよと。

 

いつも寡黙でストイックなフリしているけど、完全にサービス精神旺盛やないか。

ここまでくるともはや目立ちたがり屋なのでは? と疑ってしまうほどプロレスでのパフォーマンス能力が高い石井さん。

 

飯伏戦では、とにかく相手を怒らせまくって、飯伏お馴染みの狂犬モードを発動させる石井さん。

 

狂犬VS闘犬

 

という、殺し合いにしかならない知能指数ゼロのバトルを観て、俺たち観客も完全にバカになるという、今夏最高の低能空間を演出してくださいました。

 

コロシアムでの剣闘士の殺し合いバトルを楽しんだ、古代ローマ市民の方々の気持ちがよくわかったと言う意味で、とても刺激的な一戦でした。

 

 

結論:映画『グラディエーター』のモデルになった試合はこれ。

 

 

 

3位 8.11日本武道館

ケニー・オメガ VS 飯伏幸太

 

シングル対決におけるドラマ性がもっとも高かったこのカード。

飯伏幸太とケニー・オメガという、全世界のプロレスファン公認のカップル同士による激突です。

それぞれの道を歩み、それぞれのやり方で約6年の時を経て同じリングで相まみえる2人。

東京ラブストーリーもびっくりの超絶恋愛物語を、G1のいち公式戦でやってしまうという贅沢な時間。

 

イーブたん、プロレスしよ!

 

思わず「カーンチ、セックスしよ」みたいに言ってみたんですが、そもそもネタが古すぎて2010年代にやるには無理がありました。

 

とにかく、このカードにおける世界観の異様さこそが俺がもっとも評価する部分です。

入場時の2人の表情や試合中の些細なアクションひとつにも、そこに漂う特別な感情を見出してしまわざるを得ない。

レフェリーも、観客も、周囲すべてを消し去ったかのようなプライベート空間をリングに創り出す2人。

 

俺たちが見ているのは、プロレスなのか? イチャイチャなのか?

 

とんでもなくデンジャラスな技の応酬、息もつかせぬスピードと暴力の中でも、やっぱり「愛」が漂ってしまっていることに驚きを隠せませんでした。

 

結論:この2人は、ただの「変態」。

 

 

 

4位 7.26アオーレ長岡

SANADA VS 飯伏幸太

 

G1公式戦で面白かった試合を挙げようとすると、意図せずに飯伏か石井さんの試合になってしまう。

今年のSANADAは覚醒した感があってとても良かったので、もっとも良かったカードを考えていたんですが、やっぱどうしても飯伏戦になってしまいました。

 

これはもうラストのマイクでの締めも含めた評価です。

 

どう考えても、日本で、いちばん、長岡が好きです。

G1クライマックス28、俺が優勝してやるよ。

おい!長岡!
See you next time!

 

こんなん長岡市民が全員泣くやろ。

だって、長岡市はおろか新潟県が日本のどこにあるかもわからない俺でも泣けたくらいなんだから。

 

SANADAのプロレスの面白さって、技のスピード感と鋭い「読み」からくる対応力ですよね。

とにかくどんな状況からもうまくスカルエンドに繋げる柔軟性がマジで華麗。

 

そんな華麗なSANADAと、これまた別の意味で華麗な翼を持つ飯伏とのエレガントな一戦。

バチバチの激戦が続くG1の中で、こんなにもエレガントな試合も行われているのって凄いですよね。

 

もちろん激しいバトルではあるんですが、選手に一種の高潔なオーラがあるので暴力性が薄れて華麗さが前面に出てくるのは、この2人ならではだなと。

 

二転三転する攻防の末に、SANADAが飯伏を仕留めたのは、華麗すぎるラウンディングボディプレスというね。

もう華麗な闘いがこれ以上ないほど華麗な技で華麗に決まるというラストに感動しました。

 

結論:俺も長岡が好き。

 

 

 

5位 7.16北海きたえーる

棚橋弘至 VS ジェイ・ホワイト

 

今年のG1においてBブロックの話題をかっさらったのはジェイくんでしょう。

リングでは卑劣&憎たらしい頭脳プレーで強者たちを撃破し、バックステージでは「イスヲクダサイ!マイニチ!」という鉄板ギャグで爆笑をさらう。

 

もはや敵なし。

 

そんなジェイくんの猟奇的なキャラクターが大きく花開いたのが、会場が大ブーイングに包まれた札幌での棚橋戦でした。

反則行為を散々行って傍若無人なジェイくん、そこに対応しながら正々堂々と勝利を狙う棚橋。

会場のほとんどが棚橋の勧善懲悪エンドを期待する中、神も仏も無く金的からのブレードランナーで3カウントを取られてしまう棚橋。

 

勝ち名乗りを受けるジェイくんに一瞥もくれずに帰りだす観客たちとその後ろ姿に中指を突き立てるジェイくんの姿を見て、俺は震えました。

 

ジェイくん、あんたカッコ良すぎるよ。

 

この媚びなさはヒールの鑑やないか。

CHAOS内でも、仲間からの不信感をバリバリ浴びながら自分勝手な行動を繰り返すそのアウトローっぷりも素晴らしい。

 

ジェイくんの魅力が爆発するきっかけとなったこの試合は、俺の中では今年のG1を代表する一戦でした。

 

 

結論:ジェイくんにバックステージでイスを渡した奴の空気の読めなさは異常。

 



まとめ

 

ベスト5から惜しくも外れてしまった試合も、素晴らしいものがたくさんありました。

内藤VSケニー、オカダVS棚橋、後藤VS石井さん、サナダVS内藤、などなど。

 

順位や選出に関して、異論も認めます。

今回はあくまで俺が個人的に感動&楽しんだカードですので、そのへんはご了承をいただき、不満であればみなさんそれぞれ自身のベストバウトを選出してみてください。

よろしければコメントなどで教えてくだされば嬉しいな。

 

というわけで、G1クライマックス28の総括その①は以上です。

ちなみにワースト試合も出そうと思ったんですが、とりあえずバレクラOG絡みの試合が全部入ってしまいベスト5どころじゃなくなっちゃうので割愛。

 

ではでは。

 

 

 

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Comment

  1. swym5 より:

    山岡さん、

    90試合の中でベストバウトを5つ選出頂きましたが、何れも山岡さんの気持ちがこもった納得感満載のコメントて、私も納得してしまいました。

    山岡さんもそうですが、プロレスブロガー方々の試合コメントを拝見した上で改めて見る試合は、最初にみた感覚と違っていることに楽しみを感じています。

    悪く言うと、影響を受けやすいとなりますが。苦笑

    • devonyamaoka より:

      どうも! なんともったいないお言葉。本当にいつも読んでいただきありがとうございます!
      単純に、好きだった試合について語ろうとすると気持ちが入ってしまいますw でもやっぱり他のブロガーさんのような真剣な感想は書けなくて、ついしょーもないことを挟んでしまうことをお許しくださいw
      swym5さんの悪影響にならないブログを目指していきます!

  2. えびお より:

    オーカダくん、あーそーぼ!にはじまって、ほぼ全編、爆笑しましたw。
    「高潔なオーラ」、考えたこともなかった言葉でしたが、その通りだなって実感できるのがすごい。デヴォンさん、G1完走、お疲れさまでした!超楽しかったです!

    個人的ベストバウトは石井戦4戦(上から、飯伏、ケニー、後藤、内藤)と観たことがないものを観たという意味で飯伏ケニー。
    (会場で飯伏ケニーを実際、観たときは、「観客の娯楽のためだけにカップルが殺し合いをさせられる」的な、プロレスのアングルとはちがう生々しい雰囲気がちょっとあって。それを自分は残酷に感じたんですが、ワールドで見返したら、ちゃんと計算されてて面白かったですw)

    • devonyamaoka より:

      どうも! G1お互いに熱く盛り上がりましたねw えびおさんもお疲れ様です! 
      やっぱりえびおさんのベストバウトには石井さんのカードがバンバン入りますねw ケニー戦も後藤戦もサナダ戦もザック戦もみんな面白かったですねえ。ケニー対飯伏の異様な空気も、ひとつの新たなエンタメとしてアリなんじゃないかなと思いました。今年のG1は、新日本プロレスの奥の深さがとてもよく出た大会で本当に楽しかったです!

  3. なし より:

    SANADA対ザックセイバーjrは個人的にランキングに入ってもいいかなと思った

    • devonyamaoka より:

      どうも! サナダ対ザックの試合を評価している方もやっぱり多いんですね! 俺はサナダの試合をどれかひとつ挙げようとして、結局飯伏戦になってしまいましたが、ザック戦もムチャクチャ面白かったです。派手さではなくテクニックで魅せる試合という意味ではほんとベストバウトクラスですよね。ランクインさせとけばよかった・・・と、ちょっと悔やんでますw

  4. ふうさん より:

    どうも!
    やはりベストバウトは鈴木VSオカダですね。
    笑顔でやり合う2人を見てると微笑ましかったです。
    掟破りのレインメーカーポーズなんて最高に笑わせてくれました。
    以前の矢野通戦より楽しそうな大将見てホノボノしました。
    今度はIWGPかけて是非やってほしいです。
    オカダに早くIWGP再戴冠してもらわないと。

    最近のレインメーカー吹っ切れたのか、お笑いに走ってますね。
    6人タッグの時の掟破りの逆こけしなんて笑い死ぬかと思いましたよ。
    大将が大海賊祭の相手に選んだだけのことはありますね。
    真面目にやってよし、お笑いもよしでジェイ君と共に鈴木軍で(笑)

    鈴木軍いちばーん!

    妻が鈴木軍のバスタオルを寝る時の肌掛けにしてました。高いんだぞ?それ!(笑)

    • devonyamaoka より:

      どうも! オカダはここ数年でパフォーマンス能力が向上していて、やっぱり2年かけて王者としてトップでやってきたおかげで、ふざけたことをやってもちゃんと風格があっていいですよね。2019年は再びオカダの年になりそうな予感。。。そこにボスも絡んでいけるから楽しみっす。
      いや、奥さまマジですかw ほんとあのバスタオルはメッチャ高いですからね。神棚にでも飾るレベルのものを肌掛けとは・・・w
      もはや鈴木軍ではなく、奥様、いちばーん泣

  5. リッカロッカ より:

    こんばんは。10年以上プロレスを離れていて、最近また帰ってきました。
    ケニー飯伏が人気のようですが、独特の二人の雰囲気にとまどっています。今までになかちったタッグチームですね。ケニーは飯伏の何がそんなに好きなんでしょうか?飯伏はケニーにただ付いていっているだけなんですか?友情というだけであんな試合ができるのは、マジ凄い!

    • devonyamaoka より:

      どうも! 一度プロレスから離れて戻ってきたというところは俺も一緒です! つまり飯伏とケニーの関係への戸惑いも一緒w
      あの2人は本能的に「わかり合った」ということ以外は誰も説明できないんじゃないかと思いますね。ただの友情でもなければ慣れ合いでもない、精神的な繋がりで動きと思考が共鳴するみたいな。俺もよくわからんのですがw ファンは彼らの連携や離れ業を楽しむのと同時に、そのファンタスティックな関係性にも惹かれていくんだと思います。

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