【8.2福岡大会】棚橋やオカダを差し置いてのまさかのジェイくん決勝あるか?【G1 CLIMAX 28】

『G1 CLIMAX 28』も天王山に突入し、Aブロックは残り3試合。
単独トップの棚橋弘至(10点)を追う、EVIL、鈴木みのる、オカダ・カズチカ、ジェイ・ホワイト(共に8点)という、この5人によるブロック突破争いが繰り広げられます。
そしてこの日は、上位4人の優勝候補が直接ぶつかるというヤバすぎるカードが組まれておりました。
鈴木みのる優勝を願う筆者にとって、絶対に落として欲しくないこの一戦。
俺の予想としては、セミファイナルでEVILが棚橋を下し、メインで鈴木がオカダを撃破。
これで勢いをつけて、トップを射程圏内に鈴木がラストスパートするといった計画でしたが、予想は見事に外れて計画は失敗に。
現実って厳しく残酷。
悲しいけど、これ、戦争なのよね。
オカダ・カズチカ VS 鈴木みのる
つらいとき、笑顔を忘れたとき、この試合を見よう
鈴木が笑顔で痛めつけ、オカダが笑顔で食らいつく。
場外乱闘と関節技とエルボーのみで試合を組み立てる鈴木。
それを真っ向から受けて立って、掟破りのゴッチ式で勝機をつかんだオカダ。
恐怖と不安、緊張感に満ちた試合でありながら、2人のファイターは「笑顔」を貫き通し、その戦いを目の当たりにした観客たちは「笑顔」の凄さを身をもって知る。
「笑顔」でいることの強さ。
この戦いのテーマは、オカダが掲げた今年のG1テーマ「笑顔」そのものでした。
そして、鈴木の勝利を信じて疑わなかった俺自身も、いつのまにかこの試合を笑顔で見守っていた。
プロレスで「意地のぶつかり合い」というのはよくありますが、この戦いは間違いなく「笑顔のぶつかり合い」だったんです。
どっちが「いい笑顔」するか選手権。
これはもう引き分けで。
※この試合に関しての熱い想いは、別エントリーで泣きながら感想を書いたので、ぜひともこちらをチェックしてみてください。
棚橋弘至 VS EVIL
光属性の棚橋さん、闇属性のEVILを下す
棚橋「光vs闇……闇にのみ込まれなかった俺は、光よりも輝いてる。むしろ、光そのもの。今、気になる選手に声かけてるけど、全員“光属性”だから」
引用元:新日本プロレス公式HP
おもむろに「光」とか「闇」とか言い出す中二病の棚橋さん。
いや棚橋さんよ、光が輝くのは闇があるからだからな。
あんたがめちゃくちゃ輝いたっていうんなら、それはEVILさんの闇があんたを輝かせたってことだからな。
その証拠に、勝利に結びついたのは棚橋さんによる掟破りの「EVIL」でした。
自らの「闇」によってEVILは敗北し、同時にG1決勝進出の夢も絶たれてしまった。
つーか、中二病同士の試合は、感想まで中二病になってしまうのどうにかして。
ジェイ・ホワイト VS YOSHI-HASHI
まさかのジェイくん決勝あるでこれ
ジェイくん「YOSHI-HASHIが俺にかなうはずもないだろ。何回か聞いたことがある、『俺の心は折れたか?』って。『心は折れたか?』。そればっかりだ。お前にはわからないんだろうな。勝った相手に、そんなこと聞いてどうなる? さっさと目を覚ませ!」
引用元:新日本プロレス公式HP
みんなが思っていたことを、公の場でハッキリと言ってくれたジェイくん。
やはりこの男は信用できますな。
仲良し軍団のCHAOSを浄化するために現れた救世主スイッチブレードは、やることなすことすべて俺のハートをくすぐってくれます。
そういえば、前哨戦でのヨシハシへのリスペクトもクソもない態度も最高でした。
前哨戦にて、ジェイくん「ほら、いいよ、勝たせてあげるよ」
こういうこと平気でするジェイくんが好き。
というわけで、見事勝利したジェイ君は地味に10点となり、棚橋、オカダと共に決勝進出候補になっております。
実はこの2人に勝っているジェイくんの、ドサクサ決勝進出も十分見えてくる。
ヤバい。ジェイくん、リーグ戦の戦い方すら芸術的にイヤラシイ。
真壁刀義 VS ハングマン・ペイジ
人間とゴリラの霊長類イケメン対決
やはりイケメン対決では人間に軍配。
ゴリラの知能指数は、チンパンジーに次いで高いと言われておりますが、さすがに人間には及ばない。
パワーはもちろんゴリラのほうが上ですが、所詮ゴリラはゴリラなのです。
しかしこのゴリラ、プロレスは弱いくせにスイーツの食レポだけは人間以上のポテンシャルを持っているというから驚き。
コミュニケーションもそれなりに取れるらしく、バラエティ番組でのトークスキルも高いそうです(やかましいわ)
人間イケメンのペイジさんは、やっとこ勝利し4点ゲット。
これから勝ち続けてやるぜ! と意気込んでおりますが、次の相手は王様なのでひどい目に合ってしまうことは明白なのでした。
マイケル・エルガン VS バッドラック・ファレ
特にありません。
タマ「俺たちは俺たちのやり方でやる。お前らの作ったルールなんてぶち壊してやる。力づくでな」
※鹿児島大会のバックステージコメント
引用元:新日本プロレス公式HP
どうぞご自由に。
そのかわり、俺はお前のことを今後このブログで「キンタマ・トンガ」と表記するからな。覚悟しろ。
まとめ
Aブロック予選突破の可能性のある選手が3人に絞られました。
そして、ここから大阪、武道館とG1クライマックスのクライマックスがはじまります。
棚橋さん、オカダ、ジェイくん。
誰が決勝に行っても納得のメンツが揃っていますね。
個人的には、鈴木の優勝の夢がついえた今、ジェイくんに決勝進出して欲しいですねw
いや、ジェイくんなら実現可能でしょうコレw
やべー、楽しみになってきた。
ではでは。