【DOMINION 6.9 in 大阪城ホール】対戦カード決定! 全試合の見どころ&大予想!

新日本プロレスの超絶ビッグマッチ『DOMINION 6.9 in 大阪城ホール』の全対戦カードが決定しました。
ハッキリ言って、まだベスト・オブ・スーパーJr.の興奮冷めやらぬ状況というか、ファンとしてはもうちょっと余韻に浸っていたい気分でして、一週間も経たずしてもう次の展開を見届けなきゃいけないなんて!
しかし、そんなファンの気持ちなんぞ知ったことかと、容赦なくやってくる運命の日。
なんと悪名高き「ダブルメインイベント」が、1.4東京ドームに続いてまたも採用されると聞き、俺なんかは軽く混乱しています。
そんな、開催前からもうすでに流れに追いつけていない俺が、大阪城ホール大会の見どころと結果予想をずーずーしくもしてしまうことをご理解・ご了承ください。
もくじ
第1試合の見どころと予想
タイトルマッチなのに第1試合問題
IWGP Jrタッグ王座戦
金丸義信&エル・デスペラード VS ロッポンギ3K(YOH&SHO)
またJr.タッグタイトルマッチが第1試合
スペシャルタッグマッチ何つーものの下に位置付けられたわけだ
これはつまり
挑戦者のせいだな
YOH・SHO
お前らのせいだぞ
安いタイトルだな
— El Desperado (@0_desperado) 2018年6月5日
タイトルマッチが第一試合であることに怒りを隠せないのは、戦うご本人のデスペさんだけでなく、ファンも同じ気持ちです。
たった数日前に、BOSJでジュニアの価値の爆上がりっぷりを証明したはずなのに、舌の根も乾かぬうちに屈辱の第一試合ですよ。
「第一試合は大会を盛り上げる重要なポジションだから」とか言う意見もありますが、そんなもんキレイ事というか、単なる気休めでしかない。
会社にとって、ジュニアタッグの価値なんか所詮そんなものなのかと。
第2試合、第3試合も盛り上がり必至なタイトルマッチであれば文句はないですが、その後の試合はただのタッグマッチですからね。
後楽園ホールのメインでは、BUSHI&ヒロム組と壮絶な戦いを繰り広げたチャンピオンチームに対して、やはりロッポンギ3Kでは役不足ということか。。。
というわけで勝敗予想は、金丸&デスペ組の防衛。
タップアウト負けしたYOHをSHOがショックアローでKOし、続いてセコンドのロッキー・ロメロをもぶん殴り堂々と鈴木軍入り。
このへんは200%間違いないでしょう。
第2試合の見どころと予想
ジュースは性懲りもなくタイトルを狙う気か
タッグマッチ
ジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレー VS ジェイ・ホワイト&YOSHI-HASHI
散々チャンスを与えられているジュースが、またもタイトル挑戦のチャンスを与えられそうな雰囲気。
そう考えると、このタッグマッチはきたる7月アメリカ大会の前哨戦的扱いか。
見どころはジュースがどれだけ気持ちを見せるか? ですね。
ハッキリ言って、今までのジュースでは魅力不足で、ベルトを持ってもタイトルの価値を上げることはできない。
新たなフィニッシュ、あるいはナックルパートの封印など、観客(というか俺)を納得させる試合を見せて欲しいし、見せてくれなきゃお前のことなんかひとつも応援してやんねー。
勝敗予想はジュースの新技でジェイから3カウント。
試合後に、なぜか関係ないヨシハシに岡が突っかかっていって、因縁勃発。
G1出場権をかけたヨシハシと岡のシングルマッチが、キズナロード後楽園ホール大会なんかで組まれる(で、観客の大半が岡コール)
第3試合の見どころと予想
アメリカで待望の「鈴木 VS 石井」あるで
タッグマッチ
鈴木みのる&ザック・セイバーJr.VS 石井智宏&矢野通
個人的に、この大会における期待度がかなり高いカードです。
鈴木みのるの凶暴さに唯一対抗できるのが石井さんのドストレートな無骨さ。
3月のアメリカ大会でも鈴木と石井さんが絡むタッグマッチが組まれていましたが、会場はその迫力で大いに盛り上がっていました。
つーことは、次のアメリカ大会でも確実に魅力的なカードになり得るし、それがシングルマッチともなれば興奮も最高潮です。
鈴木と石井さんは、お互い睨み合っているだけでゾクゾクとする緊張感とワクワク感がありますよね。
たまんねーな、このガン飛ばし合い
予想としては、矢野がザックを金的から丸め込みのお約束の流れで勝利。
怒りの鈴木が大暴れして石井を襲い、そのまま仲良く花道を戻っていき、バックステージでも楽しそうに殴り合うという感じでほぼ間違いないでしょう。
第4試合の見どころと予想
タイチがNEVERを輝かせる可能性100%
NEVER無差別級王座3WAY戦
後藤洋央紀 VS タイチ VS マイケル・エルガン
3WAYマッチということは、もう間違いなくタイチの独壇場ではないでしょうか。
シンプルな1対1の戦いであれば、後藤やエルガンの強さが際立ちますが、3WAYの変則的な戦いにおいてもっとも重要なのは戦略であり、状況判断力とズル賢さが無ければ勝ち残れない。
そういう意味で“世界一性格が小ズルい男”こそが、その本領を発揮できるフィールドであると言えます。
予想は、エルガンが後藤にエルガンボムを決めるも、3カウント寸前にレフリーがリング外に引きずり出される。
その隙に、ディーバあべみほがお色気攻撃。
女性問題でいろいろ苦労しているエルガンがあたふたしている背後から、マイクスタンドを持ったタイチが忍び寄りフルスイング。
フラフラのエルガンを最後はラストライドでKOし、3カウントで確定ですな。
つーか、タイチのNEVERベルトの使い道が天才的なんですがw
6.4後楽園ホール大会のバックステージコメント
タイチ「無差別なんだろ? 俺がもらおうかな。そうしたらおもしろくしてやるよ。ひとりスーパージュニア開幕だよ。小せえ弱えジュニアを片っ端から相手してやるよ」
これ、タイチはNEVER無差別級ベルトを、もともとの在るべき姿に戻そうとしているんじゃ。。。
第5試合の見どころと予想
世界最高のタッグチームがベルトに挑戦!
IWGPタッグ王座戦
EVIL&SANADA VS ヤングバックス
ヘビー級に転向したヤングバックスがついにIWGPタッグベルトに絡んできた。
それだけで観る価値ありまくりなカードなので、見どころはもちろんテクニック&コンビネーションの最高峰タッグチーム相手にロスインゴがどれだけ踏ん張れるか? となります。
EVIL&SANADAのタッグワークも素晴らしいですが、やはりヤングバックスのスピード感は、他のタッグチームたちとはレベルが違うと思うんですよね。
予想はロスインゴの防衛ですが、これは希望ですね。
タッグベルトの価値を上げるためには、日本人チームが持ち続けて欲しいという気持ちです。
第6試合の見どころと予想
どうでもいいけどライガーさん、すげー肉体
6人タッグマッチ
棚橋弘至&獣神サンダー・ライガー&レイ・ミステリオJr.
VS
Cody&ハングマン・ペイジ&マーティ・スカル
マーティ・スカルに「俺たちでレジェンドを引退させる」と言わしめるドリームチームが結成。
かねてから新日本プロレスのリング参戦情報が流れていたレイ・ミステリオJr.がここで登場します。
BOSJ最終戦の後楽園ホール大会で、解説席にいたライガーさんがリングに乱入し、無駄にハダカになってバレットクラブを威圧。
今回のスペシャルタッグマッチが決定したのでした。
この試合に関しては予想は野暮ってもんでしょう。
単純に楽しみたいので、邪念は捨てて観戦します(笑)
第7試合の見どころと予想
ヒロムがベルトさんと再会する日
IWGP Jr.ヘビー級王座戦
ウィル・オスプレイ VS 髙橋ヒロム
ついに、髙橋ヒロムがジュニアの頂点に立つときが来ました。
過酷なBOSJを制し、壮大な夢を語ったヒロム。
昨年ベルトさんを失った大阪城ホールで、愛と感動の再会を見せてくれることは間違いないですね。
当然予想はヒロムの勝利です。
ヒロムに乗っかる記者がウザい件
すみません。ここからは愚痴なんですが。
先日公開されたインタビューで、ヒロムに「タイトルマッチの意気込みを絵にしてください」などと振る記者がいたんですが、なんなんそれ?
雑なフリだし、完全にヒロム任せの展開というか、面白いことして返してください的な魂胆が見え見えでマジうざい。
ヒロムは対応力が抜群なのでしっかり面白く返していましたが、最近はこうやって選手に丸投げして、面白ければ自分の企画の手柄で、つまらなければ選手がスベっただけみたいに、リスクを負わずに取材する記者が多すぎ。
そういうの、マジでいらないから。
ちなみにヒロム画伯が描いた絵がコレ
ヒロム「オスプレイってのはひとりじゃないんだよ。彼はネコなんだよ。ネコはひとりじゃないんだよ。その中の一匹でも食べて、オスプレイを完成させなければ勝てるんじゃないかと」
テキトーな企画をテキトーに返すとは、さすがヒロムが一枚上手だし、記者はとっとと田舎に帰ってくれ。
メインイベントその①の見どころと予想
しつこい男、大物クリス・ジェリコ降臨
IWGP インターコンチネンタル王座戦
内藤哲也 VS クリス・ジェリコ
4.1東京ドームに続き、ダブルメインイベントとなったクリス・ジェリコの試合。
やはりジェリコにはそれだけの価値があるということか。
俺にとっては、ただのクソ長い自撮りVTRのオッサンでしかないのですが。
試合は、プロレスの巧さに定評のある内藤さんが相手ですから、当然ケニー戦のときのような激しく壮絶な戦いになることは必至。
内藤さんがその新たな一面となる強さを発動するのか? が大きな見どころ。
しかし俺の予想はクリス・ジェリコの勝利です。
この価値ある男がケニー戦に続いて2敗することは許されないし、まだまだ新日本のリングに上がるつもりならベルトを奪う可能性もある。
次の挑戦者として誰が名乗りを上げるのかはまったく予測不可能ですが。
満を持しての棚橋さんくるか?
メインイベント(本物)の見どころと予想
時間無制限3本勝負の謎
IWGPヘビー級王座戦 3本勝負
オカダ・カズチカ VS ケニー・オメガ
謎の3本勝負というルールが、確実にこれまでに見たことのない緊張感となることは間違いないです。
これ、とんでもない長さになるのでは? という不安と期待でいっぱいです。
ヘタをしたら、1本目60分、2本目60分、3本目60分の合計3時間で、『シンドラーのリスト』一本分の試合時間になる可能性も微レ存。
ここまでくると観客も、楽しさと刺激と緊張で心身共にヘトヘトになるので、そのへんの心境も『シンドラーのリスト』観てるときと一緒になっちゃう。
マジで恐ろしい試みですよこれは。
3本勝負の時点でケニー勝利は確実
予想はケニーがオカダを破りベルト奪取という結末ですが、中身に関してはまったく想像できない。
気になるのは、オカダとケニーがそれぞれインタビューで語った、3本勝負の戦い方の違いですね。
オカダいわく
3本勝負は、1本目で100%は出せないので、ペース配分など頭を使って戦わなければならない。強さとスタミナに加え、頭脳が必要。
対するケニーは
この意識の違いが、大きなポイントになるのではと思います。
1本目を制した方がタイトルマッチを制すというケニーの説得力。
ケニーは1本目からフルスロットルでくるぞ! オカダ、気を付けて!
まとめ
カードの予想しただけなのに、すげーしんどい。
このへんでやめさせてもらいます。
ではでは。
Comment
何様だよと思われてしまうかもしれませんが一応言っておきます。役不足というのはデヴォンさんの思っていらっしゃる意味と逆だと思います。。。
なんか上からですいません。。
どうも! いえいえ、こちらこそ初歩的なミスをしてしまい大変失礼しました。「役不足」という言葉の本来の意味はボンヤリと認識はしていたはずだったんですが、おそらく勢いに任せて書いていたので逆の使い方をしてしまったのかなと。ご指摘ありがとうございます!