【11.3大阪】試合後に、溜まった不満をブチまけるまでがプロレスです【POWER STRUGGLE】

      2018/11/10

11.3エディオンアリーナ大阪にて開催されたビッグマッチ『POWER STRUGGLE』

 

大会自体は観客の入りも満員札止めだったらしいし、ワクワクするようなカードも組まれていたし、シリーズ最終戦ということで多少のスペシャル感もあった大会でしたが、個人的には「最高!」と手放しで絶賛することがためらわれる内容だったことを、正直に申し上げたい。

 

その理由は、恥ずかしながら「期待していたものと違った」というひとことで表現できるほど単純なものです(お前の期待なんかしらねーよと言われればそれまでだが)

 

もちろん素晴らしい試合もあったし、この大会を楽しんだファンのみなさんの気持ちを台無しにするようなこともしたくないし、つまりこれを全面的に否定するつもりはありませんので、そのへんは誤解なきよう。

 

というわけで今回は、興奮もありましたが不満のほうが大きかったので、そのへんの感想を好き勝手に書きました。

個人の感想として割り切って読むか、この時点で自制して読むのをやめるかどっちかは自己責任でどうぞ。

 

 

 

涙なしでは見られないNEVERの結末

 

NEVER無差別級王座戦
タイチ VS 後藤洋央紀

 

「また後藤かよ」

 

という世間の不満などまったく無視して決定した後藤のリマッチ地獄。

カードが決まった瞬間に、公式twitterや後藤本人のアカウントには直接リマッチ批判する者まで殺到し、ファンの間で軽く炎上状態となりましたが、逆に言うとそれは注目度の大きさの現れでもあります。

 

俺なんかも当然のように「後藤はやめてくれ」なんて記事を書きましたが、結局何が言いたいのかというと、リマッチがダメとかではなくて「タイチ政権が見せてくれるであろう新たな景色」への期待をブチ壊さないでくれと。

 

で、こんなに批判のあるカードゆえに、新日本プロレスもただの後藤王座奪還ストーリーにするわけねえだろと。

おそらく、タイチに期待しているファンたちは皆、例外なくなんらかの事件が起こることを願っておりました。

 

ところがですよ。

 

まさかの後藤の勝利という泣くしかない結末となり、タイチはNEVER無差別級王者として、ベルトをめぐる新たな景色など見せることがないまま王座を返上することとなったのでした。

この先、良識あるプロレスファンは閲覧注意。

 



試合序盤でまたも後藤失神w

 

タイチは、ゴングが鳴る前に後藤をとんでもないバックドロップでブン投げ、それを合図にゴングが鳴るというオモシロスタート。

 

しかし、なんと後藤はそのバックドロップで失神KOされてしまうのでした。

 

タイチは焦った顔などもちろん見せませんが、必死で後藤に攻撃をして目を覚まそうとします。

この健気さは泣かずにはいられません。

 

そういえば後藤は、今年の1.4東京ドーム大会の鈴木戦でも、序盤に鈴木のチョークスリーパーで失神してしまい、鈴木に頑張って起こされていましたよね。

 

 

 

【後藤あるある】
鈴木軍に気を使ってもらってのNEVER奪還多すぎ。

 

 

さて、無事に後藤が目を覚ましたあとは、意外と面白い試合が展開しており、タイチの強さも後藤の強さも際立つなかなかの攻防が見られました。

 

面白いじゃん。

 

もしかしてタイチのやつ、汚い反則とか介入とか無しで、しっかりと正統派のプロレスで後藤を打ち取って防衛するのか?

なんて思わせてもくれましたが。

 

 

 

試合後のコメントがもはやヒールw

 

後藤「見ただろ? 俺とNEVERは、相思相愛なんだよ。タイチ、お前のお望み通り、リマッチはこれで終わりだ

 

は?

 

なに都合のいいこと言ってんだよお前w

 

 

後藤「次、飯伏幸太、指名させてもらいますよ。NEVERにも、新しい刺激が必要だ。その点、彼は、一番適任かな? いい返事を待ってますよ」

 

 

新しい刺激を潰したのはお前と会社だよ。

 

後藤、なんという悪党ぶりでしょうか。

 

 

もしかしたらバレットクラブのスパイはコイツなんじゃないかと思わせる傍若無人な態度。

 

 

 

何の前触れもなくいきなり指名された飯伏はもちろん拒絶(というか困惑)。

恐ろしい後藤は、自らが炎上するだけでなく、飯伏まで巻き添えにしようとしています。

 

タイチ「この野郎! 後藤、リマッチだ。テメエの好きなリマッチだ。会社はあいつの言うことを聞いたんなら、俺の言うことも聞け。リマッチだ。すぐ組め、リマッチを。一生、リマッチ地獄だ、この野郎!

 

 

そう。こうなりゃ「一生リマッチ地獄」するしかないのです。

 

もうこの先10回は、この2人でリマッチ地獄を続けろ。

 

1.4東京ドーム、後藤VSタイチのNEVER無差別級王座戦決定!

 

さらに1.5後楽園ニューイヤーダッシュ、後藤VSタイチのNEVER無差別級王座戦決定!

 

2月ニュービギニングIN札幌、後藤VSタイチのNEVER無差別級王座戦決定!

 

あと2月大阪も! 3月旗揚げ記念日まで、ずっと後藤VSタイチのNEVER無差別級王座戦決定!

 

 

 

 

大阪大会ベストバウトTOP3

 

文句ばっかり言ってもアレなので、良かった試合についても書きます。

 

1位
ブリティッシュヘビー級王座戦
石井智宏 VS 鈴木みのる

結局、この見慣れているはずのケンカ屋同士のしばき合いが、どう考えてもいちばん面白かった。

 

どんなに凄い大技を仕掛けようが、華麗な動きを魅せようが、ユニークなやり取りで笑いを誘おうが、単純な「暴力」の興奮には敵わないんだなと改めて思いましたね。

人はやはり「暴力」に興奮する生き物なんだなと。

 

ほとんどエルボーと張り手とチョップしかしていないような、もうムキダシの狂暴さのみで大会場の観客をどよめかせてしまう2人の迫力。

大舞台でこんな試合ができてしまい、それで100%観客を楽しませてしまうこの2人のプロの暴力芸人っぷりに感動を隠せません。

 

人をブン殴っても、逆に人にブン殴られても「凄み」を見せられる2人。

しかも笑顔で。

 

今回は石井がベルト防衛しましたが、なんかもう最後ベルトとかどーでも良くなっちゃってるところとか最高です。

この鉄板中の鉄板カード、ぶっちゃけベルトなんか賭けなくても、ぜんぜん余裕でこの緊張感そのまま戦えるでしょうね。すげー2人。

 

 

2位
スペシャルシングルマッチ
内藤哲也 VS ザック・セイバーJr.

最近は「リマッチ」への賛否両論が多いですが、この試合に関しては特に「見飽きた」感じはなく、逆にザック VS EVIL戦なんかよりも必然な気がしていたので個人的には楽しみなカードでした。

ここで内藤が勝たなければ意味がないという状況で、3度目の正直的に見事に勝利した内藤。

順当と言えば順当ですが、はやり試合中は「まさかまた負けるのでは?」とハラハラした瞬間が多々ありました。

 

それほどまでにザックの攻撃は自由自在にエゲツない。

 

そんなザック地獄に悩まされながらも、2度の経験を生かしてうまく対応する内藤は、勝ち方のも説得力があって素晴らしかったです。

 

最後、ザック脳天から落とされたけど大丈夫だったのか心配です。

 

 

3位
「SUPER Jr. TAG LEAGUE」優勝決定戦
鈴木軍 VS ロスインゴ VS ロッポンギ3K

3チームの勝ち点が並んだことから3WAY戦となったタッグリーグ優勝決定戦。

ジュニアタッグに関しては、この3WAY戦も毎回なかなか見ごたえがあり、なぜなら鈴木軍がとにかく巧いから。

実は2VS2の通常のタッグマッチよりも、3WAY戦のほうが鈴木軍の持ち味が存分に発揮できるところが凄いです。

 

今回もとにかく魅せてくれましたね、金丸が。

なんなんでしょうこの人は。もう天才。

カメラに写っていない金丸の動向を見せてくれる「カネマルカメラ」を用意して欲しいほど、この人の動きが絶妙すぎます。

 

ロスインゴは鷹木がむちゃくちゃ強くて、ひとりで敵をバッタバッタと倒しまくっておりましたが、パートナーが無力すぎてさすがに1人じゃタッグを勝ち抜けない。

 

挙句の果てに、そのパートナー(たけし)が毒霧でロッポンギの勝ちをアシストしてしまうという無様な結果に。

 

当初はSHO&YOHがロスインゴを打ち取って優勝という流れを予想していましたが、まさかの王者が直接仕留められるという最後。

しかし、なかなか完全にNEXTな内容で満足でした。

おそらく世間の批判をうけて、ロッキーがマイクを自粛したおかげで、SHOの不器用だけど真っすぐな言葉を聞けたのも良かったです。

 

 

次点
IWGPインターコンチ王座選手権
クリス・ジェリコ VS EVIL

メインイベントとなったIC王座戦は、EVILの勝利を願いながらとても楽しんで観戦しましたが、これもなんとも切ない結果に終わりました。

 

最後に内藤が駆けつけてなんとなく会場の雰囲気を盛り上げて締めましたが、結局のところEVILが噛ませ犬みたいになっていたのがなんか悲しかった。

 

ジェリコ相手だからしょうがないのかな。

必殺技とはいえ、ヤングライオンの試合で見慣れたボストンクラブでのタップアウトというのがもうね。。。

 



まとめ

 

結局、散々と匂わせていた事件の伏線は回収されず、「何も起きない」というサプライズで大会は終了しました。

オカダをめぐるCHAOSの混乱、ケニーと飯伏の関係性、間近に迫ったタッグリーグに向けた選手たちの動向、すべて今回の大会では明らかにされませんでした。

まだ引っ張るのか、そうか。

 

でも、久々に見たケニー・オメガの存在感というかオーラはやっぱ凄かったですね。

棚橋さんとの対峙でこんなにも興奮すると思わなかった。

ケニー不在でもしっかりと盛り上げていた棚橋さんの努力の結果でもありますが。

 

というわけで、以上大阪大会の感想でした。

今後、また続々情報が出てくると思いますが、とりいそぎこんな感じで。

ではでは。

 


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