【10.27後楽園】棚橋さんに初めてお友達ができた日【Road to POWER STRUGGLE】

   

『Road to POWER STRUGGLE』10.27後楽園ホール大会で起きた、棚橋さんとオカダとの歴史的邂逅。

長年、ライバル関係であった2人が共闘し、さらにお互いが握手を交わすというとんでもない事件に、会場もお茶の間も騒然となりました。

 

棚橋「プロレスは、裏切りだけじゃない」

 

オカダ「何があるかわからないよねプロレスって」

 

スイッチブレードがCHAOSを裏切ったことを発端に生まれた裏切りの連鎖

邪道&外道が裏切り、さらに裏切り者が存在することを示唆した発言も飛び出し、ファンたちは「裏切り者は誰だ?」モードで注目する中で、棚橋さんが起こした激アツな行動こそが、この「オカダと握手」だったのでした。

 

大きな会場でのビッグマッチでもなければ、メインイベントでもタイトルマッチでもない、後楽園ホールでの第4試合という状況で突如訪れた大事件。

 

その衝撃ゆえに、直後に発表された「ファンタスティカ・マニア」の出場選手紹介が、ファンの耳にも心にもまーったく入って来ないという憂き目にあったのは言うまでもないのでした。

 

 

 

「強敵」と書いて「とも」と呼ぶこと

 

このシリーズ中、試合後のバックステージコメント収録エリアにて、挑戦権利書ケースを抱えて座り込んだ棚橋さんが何かしら語るのが恒例となっております。

 

棚橋
「俺は、プロレスラーである限り、この業界に友達はいらいないと思ってる。仲間はいっぱいいる。同じ志を持つ仲間はいっぱいいるけど。俺が知ってるプロレスラーは、みんな、一番になりたいヤツの集まりだから」

 

10.16後楽園ホール、シリーズ開幕戦のバックステージで、棚橋さんが今いちばん伝えたい事として口にしたコメント。

 

このセリフは「ケニーと飯伏との関係性についての批判」ではないかと普通に思っておりました。

 

お前らそんなに仲良くお友達していて、本気でトップ取りに行く気があるの?

 

イチバンを目指すのであれば、同じ仲間(ユニット)でも戦うときは当然やってきます。

そこも踏まえてのユニットであり、仲間であり、試合となれば当然のようにお互いが正々堂々と全力でぶつかる覚悟がある。

 

がしかし、「友達」という関係性は、真剣勝負において良くも悪くも何かしらの精神的影響が出がちで、特にケニーと飯伏なんかはもう恋人同士なんだから普通に痴話げんか感ハンパない。

 

職場内で付き合っているカップルが、自分たちの恋愛感情を仕事に持ち込んだらどう思います?

おい、大事なプロジェクトを進めている最中に、昨日の風呂洗い当番のことで言い争いしてんじゃねーよみたいな。

 

とにかくケニーは、権威あるIWGP王座戦に友達同士のイチャイチャを持ち込んだ。

そこが棚橋さんにとっての「品がない」発言の真意であり、このようなバックステージコメントにも繋がったと。

 

 

それを踏まえて、棚橋さんとオカダとの歴史的握手の直後のオカダのコメントがこちら。

 

オカダ
「まぁあの握手の意味は“友達”。棚橋さんに初めて友達ができたんじゃないかなと思います。でもね、別にこれで、タッグを組むわけではない。今回、助けてもらったことに関しては、ありがとうございます。友達として言ってやる」

 

 

棚橋さんは「友達を作らない」と言いました。

 

しかしオカダは「友達としての握手をした」と言っています。

 

この真意は、少年ジャンプ好きな俺のブログの読者であれば一目瞭然でしょう。

 

オカダの言った「友達」は間違いなく「強敵(とも)」という意味を大きくはらんでいると。

 

もちろん棚橋さんも、そこをしっかりとわかっています。

 

棚橋さんの「友達を作らない」というケニーへの批判は、オカダと「強敵(とも)」としての握手を実現させることで成立する。

 

俺にとっての「友達」は、ケニーや飯伏の慣れ合った「友達」とは違うんだよと。

戦士として作る「友達」ってのは、こういう関係のことなんだよと。

 

 



あめのち はれて またあした

 

棚橋「こうしてさ、俺たち二人がさ、対面しているだけでこの熱狂、すごくない? ここで握手とかしたら、歴史変わるんじゃないかな、オカダ、どう? 乗ってみない?」

 

棚橋「ほれ」

 

オカダ「うわ、マジで言ってます? まあ、週プロの表紙にはなりますよねw お客さんも喜ぶし、、、じゃあ、乗ってみようかな」

 

 

ドンッ!!!!!

 

 

※(すべて妄想の会話です)

 

 

共通の敵、ジェイくんの偉業

 

棚橋さんとオカダが共闘をはじめた、そもそものきっかけがジェイくんの存在です。

 

G1クライマックスでの卑劣な戦いっぷりで棚橋とオカダを撃破したジェイくんが、その傍若無人な悪行によって2人の共闘を誘発した。

 

そういった意味で、この歴史的瞬間にもっとも貢献した選手はジェイくんなんですよね。

 

ハリウッド映画なんかで、アメリカやロシアや中国といった大国とか、内戦の続く中東の国とか、そんなピリピリした国々が、エイリアンの地球襲撃という共通の敵を迎えることで一致団結するみたいなノリで、棚橋さんとオカダは手を組んだ。

 

ジェイくんには、もはや「歩くインデペンデンス・デイ」という称号を与えてもいいかもしんないですね。

 

今年前半戦のゴールデン☆ラヴァーズの再結成もそうでしたが、ジェイくんの立ち振る舞いがすべてアツイ展開を呼んでいるのマジで凄いな。

 

 

 

2人の友情は決して交わることは無い

 

棚橋さんとオカダとの歴史的な共闘&握手が行われ、ファンの関心は次シリーズのワールドタッグリーグへと向いていますが、俺はこの2人のタッグチーム結成はいまのところ無いと踏んでおります。

 

夢のタッグであることは間違いありませんが、先ほども言ったとおりこの友情はケニー&飯伏とはわけが違う。

 

交わることがないゆえにアツイ友情なんですよね。

 

お互いがトップを戦う選手だからこそ、争いながら深めていく友情

 

ケンシロウとラオウ、悟空とベジータ、常にお互いが最強の敵であり続ける友情です。

 

 

10.28福島大会のバックステージコメント

オカダ
「昨日、いろいろあって、みんなが期待してることがあるかもしれないけど、俺のパートナーは、YOSHI-HASHIさん1人だけだ

 

 

いや、ヨシハシは裏切り者だからそりゃ無理だわ。

 

とか言いつつも、棚橋さんとのタッグもまずないでしょう。

そもそも、例年の感じだと東京ドーム大会の試合が決まっている選手のタッグリーグ出場は無しなので、棚橋さん自体がもうすでにエントリー外であるという悲しい現実もありますよね。

 

 



まとめ

 

ケニー不在の前哨戦のリングで、棚橋さんが創り出す新日本奪還のストーリー。

棚橋さんいわく、ゲームの『スプラトゥーン』みたいに、プロレスは自分の色で染めたほうが勝ちだと。自分が信じる価値観(色)でリングというキャンパスを塗りつぶすんだって。

 

棚橋
「俺の色は何色だ?」

 

棚橋さん、あんたの色は間違いなく「セルリアンブルー」なんだろうね。

新日本プロレスの象徴である棚橋さんの言葉。

 

あの握手は、その言葉にオカダも共鳴したという証でもあります。

 

棚橋さんの初めての友達は、最強のライバルだった。

なんなんでしょうかこのカッコ良さは。

 

新日ファンの心が、完全に棚橋さんへと向いているこの状況で、今後ケニーはどんな発言をし、どんな盛り上げ方をするのか?

この事件を受けてのケニーの動向にも注目ですな。

 

ではでは。

 

 

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