【10.8両国大会その②】外道の世界【KING OF PRO-WRESTLING】

   

ジェイくんのセコンドで悪いことをする外道さんは、水を得た魚のようにイキイキとしており、まるで我が世の春を謳歌するかのごとく輝いています。

 

オカダ・カズチカが新日本の顔とも言える絶対王者&スターとなり、所属するユニットCHAOSはバラエティ色の強いDVDばかり制作し、ここ最近の外道さんは「外道」として生きる場がほとんどありませんでした

 

外道ぶりをアピールできる場面と言えば、不必要とも思える大げさな巻き舌で「ルェェェェェェヴェルが違うんだよコノヤロウ!」と叫ぶか、自分の手のほうが絶対痛いだろといった勢いでエプロンサイドをバンバン叩くことだけ。

 

外道って名前なのに、なんか俺ぜんぜん外道じゃないじゃん。

 

そんなモヤモヤを抱えて思い詰めた精神状態で日々過ごしていた外道さんは、

 

 

「そうだ、バレクラOGに入ろう。」

 

 

などと、まるで京都にでも旅行に行くようなリフレッシュ感覚で裏切り行為に出たのでした。

 

舞台は10.8両国大会『KING OF PRO-WRESTLING』セミファイナル。

 

権利証争奪マッチ
棚橋弘至 VS ジェイ・ホワイト

 

ついに外道さんが求める、理想の世界が幕を開けました。

 

 

 

恥知らずのジェイ・ホワイト

 

呆れるほど姑息な戦闘スタイルを確立させたジェイくんは、すべての攻撃がエグさ満点。

 

『情熱大陸』のオンエアを観て「棚橋さんって満身創痍じゃん」とか思ったファンがショック死しちゃうようなエゲつないヒザ責めを見せ、さらにセコンドである外道さんのインサイドワークが巧妙に機能する。

 

たった1か月前に組んだばかりとは思えない悪行のコンビネーションが、棚橋さんを苦しめておりました。

 

このまま、外道さんとのチームプレイで棚橋さんを葬り、まさかの初の権利書大移動が見られるのかと焦りましたが、やはり経験の差ってやつなのか、ギリギリまで追い詰められつつも逆転の丸め込みで棚橋さんが勝利。

 

この試合は本当にスリルがあって楽しかったです。

なにより、ジェイくんがずっと強くて、棚橋さんの勝てる要素がゼロとしか思えなかったので、マジで権利証が移動するかと期待と絶望でいっぱいになりました。

そういう意味でとんでもなく刺激的な試合でした。

 

 



オカダと外道、ついに完全決別

 

勝った棚橋さんはフラフラだけど、負けたジェイくんはまだまだ元気。

 

会場全体の大ブーイングを浴びる中、ジェイくんは試合が終了しているにも関わらず棚橋さんを執拗に痛めつけます。

 

そこにダッシュで救出に現れたのが、なんとまさかのオカダ・カズチカ。

ヨシハシもおそらくこんな声援を浴びたかったんだろうなと思わせる大声援を浴びて、まさにヒーロー登場のようなカタルシスで場内は騒然とします。

 

ワールド観戦していた俺も、あまりにもエキサイティングかつエモーショナルな展開に、思わず股間が膨らみそうになりました(比喩的な意味で)

 

さて、ここにオカダがやってきた以上、やはり避けられないのが外道さんとの対峙です。

 

同じユニットで切磋琢磨してきた仲間であり、なにより師弟関係でもあった外道さん。

 

オカダの著書『オカダの部屋』では、「俺はレインメーカーのグッズを誰よりも先に身に付ける」と言っていた外道さん。

 

オカダの勧めたマンガ『進撃の巨人』にドハマリした外道さん。

 

俺の心の中にあった「オカダと外道さんとの素敵な思い出」が、走馬灯のようにアタマを巡ります(たいした思い出ないけど)

 

 

邪道に止められるオカダ(後ろの外道さんがいい顔してる)

 

正真正銘、ここでオカダと外道さんは完全に訣別

さらに兄弟分の邪道までも、実は巧妙な罠を仕掛けているという流れでした。

 

なんというドラマチックな展開なんでしょうか。

 

 

 

バレクラOGは二度死ぬ

 

このセミファイナル試合終了後のリング、次から次へと事態が急変しまくってマジで困ります。

棚橋さんを襲うジェイ&外道を蹴散らしたオカダ、そんなオカダを制止する邪道、リングサイドにいつの間にか集まってきたバレクラOGのみなさん

 

おやおやおや?

 

と言う間もなく、思いっきり罠にハマるオカダ。

 

タマ・トンガの不意打ちのガンスタンでKOされ、邪道&外道がバレクラOGと結託していたことが明らかになります。

 

「抗争はCHAOSで起きているんじゃない! 現場で起きているんだ!」(などとは誰も言っていません)

 

バレクラOG、いままで散々わけのわからない行動で周囲を混乱させてきましたが、ここに来て派手に大きな動きを見せました。

 

邪道&外道&ジェイ・ホワイトがバレクラOGへ!

 

ふむ。

 

ちょっと待て。

 

それって、ユニット内の選手層も厚くなるし、ヒールユニットとしての格も爆上がりするし、同時に注目度もとんでもないことになるけどさ。

 

結局、今までのバレットクラブ同様に、新たなリーダー格となる存在を招き入れたってだけのことなんじゃないの?

 

デヴィッド、AJ、ケニーと続いてきたカリスマリーダーの継承が、メチャクチャややこしい形で行われただけじゃないの?

 

タマ・トンガとかファレとかOGの人たちが中心になってユニットを動かすべきなのに、ここでジェイくんなんかを入れたら、また同じことが起こるんじゃないの?

 

そんな一抹の不安を残す出来事だったのでした。

 

外道の世界は、バレクラOGを巻き込んでどうなってしまうんでしょうか。

 

 

エースとレインメーカーの邂逅

 

さて、ジェイとバレクラOGのみなさんにボコられて死んだオカダ。

そんなオカダの亡骸を見て、何等かの言葉をかけるエース棚橋さん。

このシーンから見えてくるストーリーもまた、想像すればするほど熱いものになっております。

2人には長い戦いのドラマがあり、そんな敵対する2人にとって共通の強大な敵が現れたという状況。

ここで「何かが起こるのではないか?」と考えない奴なんかいないわけですよ。

おそらく叶うこともないであろう少年漫画的展開を夢見つつ、バレクラOGと新日本プロレスとの抗争の今後の動きにしっかりと注目していきたいです。

 

 



まとめ

 

権利書を守った棚橋さんは1.4東京ドーム大会のメインイベント出場が決定。

しかし、悪のバレクラOGならびにジェイ&外道の野望は消えていません。

この先どんな手を使って何をしてくるのか?

オカダとの直接対決のタイミングはいつなのか?

 

 

バックステージでの外道さん

「誰が勝者だオイ、あー? 言ってみろコノヤロー、オイ? 誰が勝者だオイ、あのリングに転がっている二人の負け犬かオイ? そうは思わねーなオイ。ここにいる俺たちが勝者だコノヤロー。オイ、全員に2つワードを送ってやる!ファ〇ク ゼム!」
引用元:新日本プロレスHP

おお、コメントもテンション高くて楽しそう!

 

今後のバレクラOGに関しての考察も近いうちに記事にしたいなと思っております。

そんなわけで、両国大会感想記事の第2弾は以上です。

引き続き、3本目も用意しておりますのでお楽しみに。

ではでは。

 

 

両国の感想その①はこちら

【10.8両国大会その①】チェンジ・ザ・ワールド【KING OF PRO-WRESTLING】

 

 

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