【9.23神戸大会】人知を超えたサプライズ。カオスで大変! 凸凹パニック! 【DESTRUCTION】

      2018/09/25

この時期、棚橋弘至主演映画『パパはわるものチャンピオン』も公開し、「プロレスもいいけど、映画もいいなあ」なんてことを「おせちもいいけど、カレーもね!」みたいなノリで口走ってしまったプロレスファンも多いと思います(古い)

 

劇中、オカダ・カズチカ演じる「ドラゴン・ジョージ」と棚橋さん演じる「ゴキブリマスク」が対決するんですよ。

あの試合、映画とは思えないほど迫力があったなあ。

ほんとプロレスファンだったらぜったいに満足できる超絶面白い映画なので、普段は映画館になんか行かないという人もぜひとも観に行ってくださいね。

 

などと、ノンキに映画のPRしている場合じゃないです。

 

9.23に行われた、シリーズ最終戦『DESTRUCTION in KOBE』ですが、もう映画なんか脳内から吹っ飛んでしまうほどとんでもない大会でした。

 

世の中には多くのパニック映画が存在しますが、この大会を映画化したら『インデペンデンス・デイ』とか『デイ・アフター・トゥモロー』とか、そのへんの超大作をも超えるパニックが描けること間違いなし。

 

荒唐無稽! 前人未踏! 阿鼻叫喚!

 

観ているこっちが混乱してしまうほど、不条理かつワケがわからない事が起きまくった空前絶後の神戸大会。

 

パニックのあまり、ほとんど思ったまんま、オブラートになど一切包まず丸飲み状態で感想文を書かせていただきましたので、つまり読んでも怒ったりしない自信のある人だけ読んで。お願い。

 

 

満身創痍の棚橋さん、最強説

 

主演映画の公開がドンピシャで重なり、番宣や舞台挨拶などのPR活動真っただ中の大一番に挑んだ棚橋弘至さん。

いや、おそらく狙ったタイミングなんでしょうけど、ここ一週間のテレビ出演本数を考えると無謀としか思えません。

コンディションしっかり整えられているのかな? なんて余計な心配をしてしまうほど、メディアへの露出が凄いですからね。

いや、対するオカダ・カズチカもなんだかんだでプロモーション活動でメディアに出まくってましたよね。

お互いに、プロレス&メディアの二足のわらじ状態。

 

プロレスや練習と違って、本職ではないメディアでのお仕事のほうが精神的ストレスは間違いなく大きいわけですから、身体だけでなく気持ち的にも満身創痍だったのではと予想します。

 

そんな2人が戦う「1.4東京ドーム大会 IWGPヘビー級王座戦挑戦権利争奪戦」

試合タイトルが長すぎますが、要は東京ドーム大会のメインでIWGP王座戦に出られる人を決める試合です。

 

肉体的疲労も精神的疲労もまったく表に見せない棚橋さんですが、その蓄積&疲労困憊っぷりは想像に難くない。

 

なんせ、自宅では「疲れた」を連発してレッドブルを飲みまくっているほどですから。

壮絶な試合の後にたたみかける鬼嫁からのパワハラなどにも耐え忍ぶ棚橋さん、やはりこの男は“逆境になればなるほど強い”のかもしれません。

 

冷血なオカダによる、容赦ないヒザ責めに虫の息になりつつも、誰もが「よせばいいのに」と口をそろえて言いたくなるほどハイフライフローにこだわる棚橋さん。

 

這いずりながらコーナーに上ろうとする棚橋さんの姿の危なっかしさたるやギネス級。

 

そんな会場全員の心配&不安をよそに、自殺行為とも思えるトップロープからのダイブを強行する棚橋さんの姿は、まさに「新日本プロレス」そのものなんですね。

 

今年のG1決勝戦で、セコンドについた柴田勝頼は棚橋さんに言いました。

 

「新日本プロレスを見せろ」と。

 

棚橋さんの存在や生き方、すべてが、浮き沈みを経験しながらも成長し続けた「新日本プロレス」という団体そのものと重なるということを、柴田は察知したんだなと。

 

 

結果:ひん死の棚橋さん、劇的な大逆転でオカダ・カズチカをついに倒し、挑戦権利書を死守!

 

 

俺は、事前の結果予想として、オカダの権利書奪取を予想していましたし、試合終了のラスト1分までオカダの勝ちを信じて疑っていませんでした。

それほどまでに棚橋さんには負け戦みたいな試合展開だった。

この逆境をひっくり返す棚橋さんの底力に感動を隠せなかったし、やっぱり東京ドームのメインに立つのであれば、ここまでの説得力が必要なんですね。

 



ドジっこを極めた男、その名もYOSHI-HASHI

 

世の中のドジっ子漫画の主人公が全員うらやむほどの真正ドジっ子YOSHI-HASHIが起こした、大事な場面での痛すぎる(いろんな意味で)超絶ドジ

 

それが起きたのは試合終了後、リングに乗り込んできたジェイ・ホワイトが、勝利した棚橋さんをKOしたあげくオカダにも攻撃を仕掛けるという、場内ブーイングの反逆を起こしたときです。

 

ジェイくんは、海外実況席に座るロッキー・ロメロさんに「イスをください」とひとこと(丁寧に)断って奪ったパイプ椅子を持ち、オカダに一撃をくらわそうと近づく。

 

そんな傍若無人なジェイくんを止めようと、助っ人登場とばかりにダッシュしてきたヨシハシは、ぬわんと花道でズッコケてしまい、リングのエプロンに額を打ち付けてしまいました。

 

 

流血してフラフラになりつつもジェイくんを止めに入るヨシハシ。

 

いきなり血まみれの男が襲ってきたので困惑するジェイくん。

 

騒然とする客席。

 

なぜか助けに来た奴の返り血を浴びて寝っ転がるオカダ。

 

見て見ぬふりするしかない棚橋さん。

 

登場人物全員大パニック!

 

『ウォーキング・デッド』もビックリのショッキング&スプラッタな状況に、俺もどんな感情になっていいのかわからなくなってしまいました。

 

解説の真壁さん
「バカ!バカ! なにやってんだヨシハシ、バカヤロウ!」

 

まさに、ホワイトベース左舷の弾幕の薄さにあきれるブライト・ノアさながらに「なにやってんの?!」とモニターに悪態ついてしまった人も多いはず。

 

凄い試合が終わり、ジェイくんが反乱し、この後は外道さんが大仕事を控えているって状況で、史上最悪のドジをかますヨシハシの間の悪さ。

 

 

俺の額は砕けたか?

 

 

なんて言ってる場合じゃねーよ。一目瞭然で砕けてるよ。

 

 

 

バックステージでのジェイくん

「タナハシ、タナハシ、お前は残された最後のピースだ。日を追うにつれ、お前のコンディションは悪化している。さぁ、そのブリーフケース、どこで奪おうかな。タナハシよ、そのケースを見てみろ。お前の血がついている
引用元:新日本プロレス公式HP

 

 

いや、血が付いてたんなら、それ、棚橋じゃなくてヨシハシのじゃね?

 

 

このトラブルは、ストーリー展開上は何ひとつ影響はないでしょうが、観客の心には深い記憶として刷り込まれるはず。

そして、数年後の「有田と週刊プロレスと」において、この大会がネタにされることも間違いないでしょう。

 

その後、救急車に乗せられて会場をあとにしたというヨシハシ。

 

そのケガの状況も心配ですが、何より自分の大失態にさすがの鉄のハートのヨシハシも落ち込んでいることでしょう。

俺たちにできることは、「ヨシハシ可哀想」などと憐れむことでも、「明日があるさ」と勇気づけることでもなく・・・・

 

なんだろう?

 

なにができるんだ俺たちに?

 

まったく思い浮かばないので、とりあえずヨシハシが無事に生還して一皮むけることを祈ります。

 

 

 

外道さん、ついに大地に立つ

 

ヨシハシショックも冷めやらぬ中、師弟関係だったオカダをイスで攻撃して敵対勢力として寝返った外道さん。

 

いや、この外道さんの行動こそが、本来であればもっともショッキングな事件になるべきだったというのに、ほんとヨシハシってやつは。。。

 

俺、このときヨシハシの事故で心がざわざわし続けていて、ぶっちゃけ外道さんどころじゃなかったんですよ。

 

オカダはヨシハシの返り血浴びてるしさ、もうなんなんだよこのカオス展開は。

 

とにかく、ここでまさかの外道さんが動きだして、年末に向けて勢力図も大きく変化しそうな予感です。

 

CHAOSのユニット分裂?

 

いや、もはやそんなバレットクラブみたいな生易しいものではなく、これはもう外道さんとジェイくんによる新たな勢力が生まれたと考えたほうがいいかもしれないですね。

新ユニット設立も十分ありうると踏んでいますが、これを書いている間もヨシハシのケガのことで頭がいっぱいなので、そのことについてはまた別の記事で。

 

 

 

BUSHI、終了のお知らせ

 

IWGPジュニア王座決定トーナメント1回戦
KUSHIDA VS BUSHI

 

さて、今回のトーナメントでの俺の個人的な優勝予想はBUSHIでした。

 

公式で行われていたジュニアトーナメント優勝者予想投票でも、圧倒的なBUSHIへの票の多さが見て取れましたし、やっぱり誰もが髙橋ヒロムの意思を受け継ぐ存在としてBUSHIに期待を寄せていたみたいです。

 

ここで勝たなきゃいつ勝つんだ! BUSHIよ!

 

いつもはMXを返されて負けるBUSHI。

毒霧を吐いても大一番ではあまり相手に影響がないBUSHI。

 

そのへんは、何度も見てきたので、BUSHIが勝つ可能性があるとしたら、新技解禁かな? もしくはヒロムの技なんかを使ってファンを熱狂させつつ勝利なんかもアツいよなあ。

 

いままで、散々期待を裏切ってきたBUSHIですが、そのモヤモヤがついに今夜すべて振り払われるに違いない!

 

 

 

結果:毒霧を吐くも、その直後にあっさり敗北

 

 

トーナメント優勝者予想、KUSHIDAに変更します。

 



まとめ

 

いやー、映画って本当にいいものですよね。

見知らぬ世界の魅力的な誰かに感情移入できたり、正義の味方が地球を救う姿に心躍ったり、美男美女のロマンチックな恋愛にキュンキュンしたり、遠い宇宙の彼方で未知の生命体と遭遇したり。

 

でも、プロレスはもっと凄いですね。

 

勝つと思っていた選手があっさり負けたり、逆境の選手が意地で勝ちを奪い取ったり、仲間だと思っていた奴が裏切ったり、坂道ですっころんで血まみれになったり、試合中なのにその勝敗がテロップで出てきたり。

 

もうね、映画なんかよりも100倍ドラマチックで破天荒。

 

プロレスって(良くも悪くも)すげえなと、そんな素晴らしさを改めて思い知らされた大会でした。

 

そんな凄い大会なのに、結局もっともインパクトを残したのがヨシハシというのも凄いよね。

 

棚橋さん、勝ったんだからヨシハシを要求するのかな?

 

なかったことにしそうだけど。

 

 

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