【オカダ・カズチカ VS 鈴木みのる】ストロングスタイル×ストロングスマイル【G1 CLIMAX 28】

      2018/08/04

真夏の最強決定戦『G1 CLIMAX 28』8.2福岡・福岡市民体育館。

この日のメインイベントは、新日本プロレスが誇る世界的レスラー「オカダ・カズチカ」とプロレスの王「鈴木みのる」の一騎打ちでした。

 

個人的に、今年のG1においてもっとも注目していたカードであり、鈴木みのる優勝という夢を抱いている俺にとってはもっとも期待していたカードでもあります。

 

鈴木みのるの勝利、からの観客罵倒マイクで締め。

 

モニターの前で「鈴木軍、いちば~ん!」って叫ぶ気マンマンで観戦したのでした。

というわけで、結果を知っている方ならもう察していただけるだろうから、とっとと傷心の感想をどうぞ。

あ、今回はメインの感想とセミファイナル以下の試合の感想とで2つのエントリーに分けてアップします!

 

 

「笑顔」こそが「強者の証」

 

プロレスの王、鈴木みのるが認める男、オカダ・カズチカ。

自身のデビュー30周年記念興行での対戦相手に指名し、「地元横浜の子供たちに最高峰のプロレスを見せるために必要な対戦相手」と言わしめた男。

UWF、パンクラス、全日本、ノア、その他多くの団体でプロレスを経験し、メジャーやインディー問わず数えきれないレスラーたちと戦ってきた鈴木が「一流」だと評価し一目置いている男。

 

そんなオカダが今年のG1で掲げるテーマが、「笑顔」であることの意味がついに明かされました。

 

ああ、そうだったんだ。

 

G1だろうが、タイトルマッチだろうが、アメリカだろうが、イギリスだろうが、どんなリングでも不敵な笑顔で相手を痛めつける、「ストロング・スタイル」ならぬ「ストロング・スマイル」の代名詞がここにいたんだ。

 

鈴木みのるこそが、「笑顔」の強者だった。

 

試合中、痛みと疲労の中でも、「笑顔」でいることの難しさをオカダは知ったはず。

必死さや苦しんでいる姿を見せるレスラーは普通のレスラーです。

オカダが目指しているのは、逆境でもピンチでもスタミナゼロでも「笑顔」になれる最強のレスラー。

 

オカダにとって「笑顔」ってのは「強者の証」だったんです。

 

 



オカダ&鈴木、笑顔の君たちは太陽さ

 

笑顔の鈴木を笑顔で迎え撃つオカダ。

壮絶な場外乱闘、エグい関節技、強烈な打撃を繰り出す鈴木は当然「笑顔」ですが、それをくらってダウンしかかるも立ち上がるオカダもまた「笑顔」なんです。

 

「楽しもうぜ~!」

 

試合中にオカダが鈴木に向かって言ったセリフです。

戦いは辛く厳しいものかもしれませんが、それと同時に、レスラーにとっては「楽しいもの」でもあるんだ。

メインイベントで笑顔のファイター同士がバチバチの殴り合いをしていることの高揚感。

レスラー本人たちだけじゃなく、観客もみんなその幸福を噛みしめたはず。

 

オカダ「楽しい。俺だけじゃない、鈴木さんも笑顔だった。お客さんも笑顔だった。完璧じゃん。」

 

そう。

確かに俺は、鈴木の勝利を信じて疑わなかったし、その緊張感の中で心臓がすり減るような思いで観戦していました。

でも、笑顔で戦う2人の姿を見て、やっぱり勝敗とかよりも、もっと深くて大切な、かけがえのない戦いを見ているような気持ちにもなった。

 

石井VS飯伏、内藤VSケニー、今年のG1では数多くの凄い試合が行われていますが、このオカダVS鈴木は新日本プロレスのもうひとつの「凄い戦い」の形だなと。

一進一退の攻防とはまた違うベクトルの、ストロングスタイルの精神を垣間見るような、「強者とは何ぞや?」といった哲学的な戦いだったような気がします。

 

 

 

鈴木がオカダに勝てる日は来るのか?

 

「大海賊祭」、昨年のG1公式戦と、鈴木とオカダは30分フルタイムドローでした。

その前は札幌での王座戦で40分もの死闘の末にオカダが勝利しています。

つまり、鈴木は新日本に再上陸してからオカダに一度も勝てていません。

今回は時期的にも、もっとも勝利の可能性が高いシチュエーションだったにも関わらず、またも完全敗北してしまいました。

 

もはや鈴木は永遠にオカダには勝てないのだろうか?

 

いや、俺の楽観的&希望的な推測によると、鈴木がオカダに勝利する日は必ずきます。

それはG1のいち公式戦ではなく、しかるべき場所でしかるべきタイトルを賭けた状況で実現するのではないかと。

鈴木がオカダに勝つときは、鈴木がベルトを獲るときなのかもしれない。

そう、あのベルトです。

そのときが来るまで、笑顔の鈴木と笑顔のオカダを見守り続けたいと思います。

 



そして鈴木の夏は終わった。。。

 

今年のG1クライマックスで鈴木が優勝する!

という俺の予想(というか願望)はここで絶望となりました。

残り2試合を残して8点ということは、この後全勝しても12点止まり。

現在トップで12点を獲得している棚橋さんに直接対決で負けているため、追いついたとしても決勝進出はないのでした。

たとえバラエティのクイズ企画みたいに、最終戦だけ勝った人に100ポイント!

となったとしても、オカダにも負けているからまあどっちにしても無理です。

こうして、鈴木と俺の夏が終わってしまったのでした。

 

 

まとめ

 

もはや誰が優勝してもいいや。

 

優勝予想した推しの敗退が決定しちゃったときの脱力感ハンパないっす。

 

でもね、本当に良い試合見せてもらいました。

負けて「いい試合だった」なんて、鈴木にとったら屈辱でしかないかもしれませんが、俺はいちファンとして「鈴木の強さ」の意味がわかった試合だったのでとても感動しました。

オカダと鈴木の信頼感の深さも垣間見えて、なんかこの2人の関係性が素敵だなあなんて思って。

 

 

鈴木がレインメーカーポーズでおちょくると、

 

それを見て笑顔のオカダ。

 

あ、なんか泣けてきた。。。

鈴木とオカダ、最高すぎません?

 

というわけで、もう泣けるシーンを挙げだしたらキリがないので、メインイベントの感想はこのへんで。

この日の他の試合の感想については、別エントリーにアップしましたのでこちらをどうぞ。

【8.2福岡大会】棚橋やオカダを差し置いてのまさかのジェイくん決勝あるか?【G1 CLIMAX 28】

 

ではでは。泣

 

 

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