【7.30高松大会】華麗なる棚橋、変わらないYOSHI-HASHI【G1 CLIMAX 28】

   

『G1 CLIMAX 28』は、YOSHI-HASHIの試練であり、“変わる”チャンスなのかもしれない。

 

「物事が変わるのは一瞬だ」

 

2016年のG1クライマックスで、その年の優勝者であるケニー・オメガから大きな金星を上げた際にヨシハシが言い放った言葉です。

このとき、今後ヨシハシがトップ戦線に躍り出るであろうことを誰もが確信し、その言葉の重みと深みを噛みしめたはず。

ヨシハシは、G1で得た大きな一勝で、すべてを変化させたんだ!

 

 

違いました。

 

 

なーんにも変わっていませんでした。

ヨシハシも、ヨシハシを囲む環境も、何ひとつ変わっていなかった。

 

一年後、相変わらずのヨシハシは、トップ戦線で躍進し続けるケニー・オメガにこんなことを言い放ちます。

 

 

「ケニー、俺のハートは砕けたか?」

 

 

 

知らんがな。

 

 

 

前置きが長くなりましたが、つまり何がいいたいのかというと、ヨシハシは崖っぷちであるということを言いたいのです。

このG1クライマックスは、どう考えても変わるチャンスです。

棚橋やオカダといったトップ選手と戦う場が与えられている今こそ、ヨシハシの行動次第でブレイクスルーのきっかけが掴める可能性は高い。

反対に、このシリーズで何もしなかったら、ヨシハシはずっと、ヨシハシのまま。。。。

というわけで、今回も例によって意図せず偶然ヨシハシに対する辛辣な意見ばかりになってしまうであろう、7.30高松大会Aブロック公式戦の感想です。

 

 

 

棚橋弘至 VS YOSHI-HASHI

棚橋さん、変わらぬヨシハシに愛の手を

 

棚橋「凱旋して6年? 7年? 胸張って、『全力で生きてきました』って言えるか。このクセが強いレスラーの中で、ホントに一生懸命になった瞬間ってあるのか?
引用元:新日本プロレス公式HP

 

棚橋さんは、ヨシハシに対してこう言います。

ヨシハシに檄を飛ばしているのは間違いなく、このあと「俺のところへ来い」と誘っているところを見ると、棚橋さんはヨシハシのポテンシャルの高さを確実に認めています。

努力すればきっとヨシハシはモノになると信じている。

しかし逆を言うと、棚橋さんにとって今のヨシハシは「頑張りが足りていない」ということ。

それを、棚橋さんは試合でわからせようとしていたんでしょうね。

試合後のリング上で棚橋さんがかけた言葉も、ヨシハシにそれを理解してもらうための言葉だったんです。

 

悔しくねえか?
後輩が出てきて、いま自分が置かれている状態は悔しくねえか?

 

今のままじゃダメだ。もっと悔しい気持ちを全面に出せと。
行動で見せて欲しいと、ヨシハシに訴えています。

 

だって、棚橋さんほどの人気者&実力者でも、現状に不満しかないんですよ。

 

棚橋「俺はいま、トップ走ってるけど、悔しくてしかたがない。メイン出れてないじゃん!(泣)」

 

意識高すぎ棚橋くん。

 

ヨシハシは、エルガンを倒し、オカダと熱戦を繰り広げた。

そして今回の試合では、棚橋を追い詰めつつも、その柔軟かつ華麗なプロレスセンスの前に散りました。。

棚橋さんの美しき丸め込みでの勝利はため息モノでしたね。

さすがエース。

 

さて、負けてしまったヨシハシはどうするのか?

 

ヨシハシ「どんな形であれ、俺はもう1度、ベスト尽くすから。ホント、みんなが言う、プロレスって、すごく果てしないから。それはよくわかってる。でも、どういう時でも、ほかのヤツらはどう? 自分の思うように生きれてる? 俺は全然うまくいかないよ。でも、もがくんだよ。どんな時でも。この先、どんなきついことがあっても、もがくんだよ」
引用元:新日本プロレス公式HP

 

 

え?

 

なにその「ベストを尽くしました」アピールは。

お前にとって「もがき続ける」って、今のままでずっといるってこと?

棚橋さんのメッセージ読み取ってる?

今のままじゃダメだって言っているんだよ?

 

 

【解説の高橋裕二郎】

「物事は一瞬では変わらないよ、積み重ねと努力あるのみだな。それを棚橋はヨシハシに教えて欲しいね」

 

【バックステージでの棚橋さん】

「変わる瞬間、その一瞬に向けて、どれだけのものを積み重ねてきたかっていうことが大事でしょ」

 

 

ヨシハシの耳には、誰の言葉も届いていない。。。。

 

 

すべてを捨てて棚橋さんの元へ行くのか?

普通に今まで通りケイオスで、みんなのいじられ役として天然ボケをかまし続けるのか?

それとも、まったく予想のつかない方法でブレイクスルーするのか?

今後のヨシハシの動向に注目です。

 



オカダ・カズチカ VS マイケル・エルガン

白熱のレインメーカーバトル、オカダはやっぱり強かった

 

オカダの強さが際立つ試合でした。

どんなにパワーで勝っているエルガンも、オカダのタフさの前にまるで歯が立たない。

オカダのオーラ、風格、エルガンとは役者が違うと思わせる存在の迫力。

新しいオカダは、確実にその存在感をアップさせていますね。

 

【解説の高橋裕二郎】

「エルガンは肉食だ(いろんな意味で)」

 

 

 

鈴木みのる VS EVIL

「闇」VS「魔界」、ファンタジー対決

 

世界観の異なる王様対決。

鈴木みのるが、珍しく逆落としを見せた試合という意味で見ごたえ満点でした。

 

【解説の高橋裕二郎】

「鈴木みのるはデーモン」

 

 

 

ジェイ・ホワイト VS ハングマン・ペイジ

ヒール新境地を開くジェイくんの冒険

 

リング上で、ロープよりも外側の狭い部分をエプロンサイドと呼びますが、プロレスにおいてその場所での攻防はもっともデンジャラスなシチュエーションです。

場外に落とされる可能性も高いし、獣神サンダーライガーいわく「リングでもっとも固い場所」ですので、そこに叩きつけられたらダメージも半端ない。

そんなエプロンの使い方に定評があるのが、スイッチブレードことジェイ君なのです。

とにかくエプロンでのジェイくんは輝き放って悪いことをしまくる。

今世紀最大にエプロンを有効活用して戦うジェイくんって魅力的だなあ。

反則や性格の悪さなど、独自の世界観でヒール像を見せるジェイくんに、翻弄されまくたペイジは残念ながら敗北。

 

【解説の高橋裕二郎】

「ペイジのアソコはデカい」

 

ちなみに、試合は急所攻撃からのブレードランナーで決着。

つまり「アソコ(おそらくキンタマ)がでかい」という裕二郎のフリが見事にハマり、フラグ回収となったのでした。

 

 

 

 

真壁刀義 VS バッドラック・ファレ

たぶんいつもの感じ

バレクラOGはクソ寒いです。

介入での反則行為で、いつも『デイ・アフター・トゥモロー』並みの氷河期が訪れる。

真夏の夜にもってこいの演出ですね。

 



まとめ

 

今大会は、解説に高橋裕二郎が登場するという、俺得なサプライズで楽しませてくださいました。

うわべだけの言葉でお茶を濁す自分勝手なライガー選手や一部の動物にしか聞こえない周波数の雑音しか発しない本間選手の解説なんかより100倍素晴らしいので、ぜひ今後もゲストに来ていただきたいです。

ではでは。

 

 

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