【7.26新潟大会】SANADAがド派手にブレイクしてしまったので、もはや優勝で。【G1 CLIMAX 28】

   

『G1 CLIMAX 28』Bブロックの試合は、メインイベントが毎度のように想像を絶する激闘となっており、大会ごとにG1におけるベストバウトを更新していっているようなありさまです。

ケニー、内藤、石井、後藤、そして飯伏とSANADA。

いや、正直言いますとSANADAに関しては、いつも試合の内容も良くそこそこ勝ち点は挙げますが、いまいち突き抜けられない感が続いていたので、今年も個人的にあまり期待していませんでした。

 

本当にすみませんでした。

 

前回7.21後楽園ホール大会でのザック戦では、相手の土俵で見事勝利し、「SANADA、おもしれえな」なんてチラッと思ったのもつかの間、本日のメインイベント、初対決である飯伏戦ではとんでもない激戦を制して勝ち点6に。

 

【試合後のマイク】

どう考えても、日本で、いちばん、長岡が好きです。
G1クライマックス28、俺が優勝してやるよ。
おい!長岡!
See you next time!

 

ああ、SANADAカッコイイ。。。

カッコよすぎるやんか、なんなんマジで、SANADAよ。

いいよ、もう優勝してくれよ!

あんたが優勝するとこ、俺見たいよ!

てなわけで、以前から「なかなかブレイクしない男」とか言ってた俺が見事に手のひら返しした、7.26アオーレ長岡でのBブロック公式戦の感想です。

 

 

SANADA VS 飯伏幸太

激しいのに「美しい」、天才同士の闘い

 

本日のメインイベントは、初対決となったSANADAと飯伏幸太の一騎打ちでした。

ご存知の通りBブロックには、IWGPヘビー級王者のケニー・オメガをはじめ、NEVER無差別級王者の後藤洋央紀USヘビー級王者の変な外国人と、3名のチャンピオンが集結しておりますが、そのへんを差し置いてのメインイベント抜擢。

チャンピオンが絡んでいないカードをメインにラインナップできる選手層の厚さも凄いけど、そこで堂々と観客を満足させる試合をしてしまうSANADAと飯伏のパフォーマンス力がとにかく凄い。

ド派手な攻撃、息もつけないスピード、読み合う動き、みなぎる気迫。

一進一退の攻防の中で魅せる、SANADAのルーツをも垣間見せる多彩な技の数々

天才同士のプロレスが、これほどまでに激しく、美しさに満ちているなんて想像すらしていませんでした。

 

SANADA「今日の飯伏幸太、自分が今まで闘ってきた中での4人目の天才でした」

 

以前からチラチラとブログでも取り上げていたんですが、やっぱりSANADAのコメント力って新日本プロレスの選手たちの中でもトップクラスだと思います。

口数が少ないイメージですが、いや実際に自分から率先して喋るタイプではないですが、出てくるコメントは興味深いし、耳に残るようなインパクトがあります。

 

「今まで闘った中で4人目の天才」

 

こんな意味深なセリフを、激闘直後のバックステージで発言してしまうセンスの良さ。

ボンヤリとした内容なのに「4人」と言う具体的な数値があるだけで、とにかくファンの想像力を刺激してくれます。

大会後には、この「4人」について考察するツイートが多く見られたので、まさにSANADAはプロレスファンに大きな話題を振りまいたわけです。

「お客様を楽しませる」「ファンをワクワクさせる」というのはロスインゴの芸風ですが、SANADAは寡黙なイメージでありながらも内藤や髙橋ヒロムのようなアピールをしっかりとやっているんですね。

ほんと、今回の試合やコメントで、SANADAの素晴らしさを今さらながらに痛感したのでした。

 



石井智宏 VS ザック・セイバーJr.

石井さんの底の見えなさ具合が凄い

 

しかし石井さんの、対戦相手に合わせて開けてくる技の引き出しの多さはナニゴトなんでしょうか。

引き出しが多いってことは、もちろん多くの技をしまい込んでいるというわけですから、どんだけデカいタンスを持っているんだ石井さん。

しかもそのテクニックを必要なときに的確なタイミングで出してくるわけですから、同時に収納上手でもあるんですね。

ダテにブログで料理ばかり作っていませんね。

 

収納上手は料理上手。やかましいわ!

 

というわけで、今回は相手に合わせて罠を張る「柔軟さ」に定評があるザック・セイバーさんとの一騎打ち。

ザックはその体重の軽さや力の無さをカバーするために、テコの原理や相手の攻撃の反動を利用した関節技で相手を仕留めるパワー節約型ファイターです。

 

 

収納のプロVS節約のプロ

 

 

いや、ワイドショーのカリスマ主婦対決か!

そもそもカリスマ主婦ってなんだよ。主婦にカリスマもクソもあるか。

などと、思わず全国の主婦を敵にまわす発言などしつつも、要は石井さんとザックのあり得ないほど白熱したレスリングバトルに興奮しましたってことが言いたいわけです。

ザックの試合は毎回面白いですが、相手が石井さんともなるとさらに面白さが止まらない。

石井さんが、いつもの骨太な攻防に紛れてアキレス腱固めやアンクルホールドを繰り出すレア度たるや。

そんな技まで収納してはったんか!

物持ち良すぎますよ、石井さん。

 

 

 

ケニー・オメガ VS ジュース・ロビンソン

哀しいほどに、ケニーは王者として100枚上手だった

 

王者同士の直接対決だというのにセミファイナル。

同じ王者対決のケニーVS後藤はしっかりメインだったのに。

もはやジュース・ロビンソンが2流のチャンピオンであることが、この試合順で残酷にも証明されてしまったと言っても過言ではありません。

いやもちろんジュースは頑張っていましたし、ケニー相手に成長ぶりを見せていましたが、やはりプロレスにおける何か根本的なモノが足りない気がします。

何が足りないのか? それは俺にはまったくわかりません。

でも、ケニーのほうが圧倒的に、王者としての魅力も貫禄もパフォーマンス力もカリスマ性もすべてにおいてジュースの遥か上にいるということは幼稚園児にもわかります。

いまだ、ジュースはケニーの足元にも及ばない。

それを再確認せざるを得ない戦いでした。

 

 

内藤哲也 VS タマ・トンガ

バレクラOG、早くも飽きられてるだろ

 

結局、試合後のバックステージの内藤のコメントがすべてなんですよね。

 

内藤「彼がやりたいことをやってるんだ、それでいいんじゃない? そもそもそんな選手を選ぶことに問題があるんだからね。ま、彼もなにか覚悟決めたんじゃない? でもね、3年前のLOS INGOBERNABLES、俺みたいに、そう簡単になれないぜ。ちょっとやそっと、アクションを起こしただけじゃ、これだけのビッグウエーブは起こせないからさ。そのへん、もうちょっと考えて、残りの『G1 CLIMAX』、挑んだ方がいいよ。」
引用元:新日本プロレス公式HP

 

タマ・トンガの気持ちはみんなよくわかっているし、不満も焦りも共感できます。

でも、それをどう今後に繋げていくか? が重要で、ただG1の公式戦をブチ壊すだけだと、その瞬間はブーイングにもなり注目を浴びるけど、その後の試合で素晴らしい戦いが行われれば、すぐさまインパクトが上書きされてしまいます。

バレクラOGの介入でカオスと化したリングに、ロスインゴの仲間が助けにきて、BUSHIがファレに毒霧浴びせてカタルシス。

見ているときはとてもエキサイティングで痛快な流れでしたが、これでタマ・トンガの評価が上がるわけでもないわけです。

G1クライマックスで、勝敗度外視で公式戦を壊しまくる。

そこに文句はないですが、だったらもっと面白くしてみろよと。

お決まりの乱入ではなく、プロレスファンが予想外なアクションをぜひ起こして欲しいものです。

 



後藤洋央紀 VS 矢野通

おい、矢野、何しにきた?

 

トイレ行って帰ってきたら終わってました。

フェアプレー矢野が、心を入れ替えていつもの大泥棒に戻った。

それは良かったけど、あまりにも不甲斐ない負け方じゃないか矢野よ。

2分で勝つなら矢野ワールドで許せるが、2分で負けるとなると話が違ってきませんか?

 

 

まとめ

 

Bブロックはケニーが8点で負け知らずの単独首位。

それを追うのが6点の内藤&SANADAというところがまた面白い。

この2人、8.8横浜大会の直接対決まで点数が並んだまま行くのかもしれないですね。

そして、次戦7.28愛知大会でのSANADAの相手は全勝中のケニーですよ。

とんでもないことが起こる予感しかしませんなwwww

ではでは。

 

 

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