【7.16札幌大会】スイッチブレード「みんな、オラにブーイングを分けてくれ!」【G1 CLIMAX 28】

   

7.16札幌・北海きたえーるで行われた『G1 CLIMAX 28』3日目。

この日は俺の地元ということもあり、しっかりと現地で観戦しました。

毎年のように、札幌でのG1クライマックスは波乱が起きるわけですが、今年も例によって「呪われているんじゃないか?」ってくらいヒドイことが起きました。

しかもエース・棚橋弘至さんにとって、つくづくこの土地は“忌まわしい場所”でして、ここ最近で棚橋さんが札幌で勝利を上げたシーンの記憶がまるでありません。

そんなエースの災難を、またも現場で実際に目の当たりにしてしまった棚橋ファンのみなさんの悲惨さ。

 

新日本プロレスは、札幌の棚橋ファンになんか恨みでもあるのか?

 

100%、あるでしょうね。

 

※たぶんススキノでぼったくられた

 

 

 

棚橋弘至 VS ジェイ・ホワイト

ブーイング、浴びればどんどん強くなる

 

うますぎるジェイくん川柳からはじまるメインイベントの感想。

つまり、ブーイングがチカラになるジェイくんに対して「ブーイングを浴びせることはもはや厳禁」。

それはジェイくんへの“声援”であり、ジェイくんへの“パワー注入”に他ならないのです。

浴びれば浴びるほど強くなる、まさに「ブーイング酔拳」の伝承者であるジェイくん。

会場のほとんどが棚橋ファンという、絶好のパワーアップ空間では“なんでもあり”な極悪パフォーマンスにも拍車がかかります。

 

「BE A SURVIVOR!」

 

生き残るために手段を選ばないそのスタイルは、「G1サバイバルガイド」として著書でも出版したほうがいいんじゃないの?といった勢い。(ヨシハシ必読)

 

とんでもなくダーティな攻撃でエース棚橋さんを沈めたジェイくん。

そして、勝ち名乗りを受けるジェイくんに一瞥もくれずに、観客たちが一斉に席を立つというブーイングよりも厳しい抗議をアピール。

そんな民族大移動さながらの観客たちに向かって、平然と中指を立てて見送るジェイくん。

 

 

なんと素晴らしい悪の姿なんだ!

 

 

ジェイ「みんなからブーイングを受けているが、俺が悪いんじゃない。俺に対して怒りを向けても仕方がないぞ」

 

その通り。

 

過酷な戦場を「生き残る」ってのはこういうことなんです。

ジェイくん、オカダとエースを破っての2連勝! 最高!

 



マイケル・エルガン VS ハングマン・ペイジ

トップを目指すならこのレベルの試合が必須である!

 

エルガン「ただの良いレスラーでは『G1』では足りないんだ。良いレスラーや素晴らしいレスラーであっても足りないんだ。お前は昨日のケニー対内藤の試合を見ただろ? そしてイブシやタナハシ、オカダがどういう試合をしたのかその目で見ていたはずだ。世界最高峰のレベルで闘うプロレスラーとは、ああいうヤツらの事を言うんだ。俺たちも『G1』で闘い抜くには、あのレベルにならなきゃいけない」
引用元:新日本プロレス公式HP

 

エルガンの意識の高さは、やはりケニーのコメント通り「外国人である危機感」からきているのは間違いないでしょう。

対するハングマン・ペイジも、同様の気持ちでこの大会に挑んでいます。

 

ペイジ「今日は勝たなきゃいけない試合だったのに、それができなかった。完全にエルガンにやられてしまった。今日勝たないでどうするんだ?
引用元:新日本プロレス公式HP

 

まだ2試合目で1勝しているにも関わらず、すでに崖っぷちのような発言。

これこそが、今の新日本プロレスに必要なマインドなんです。

今日の公式戦でいちばん最初にラインナップされた試合でありながら、いちばん迫力があり盛り上がったのがこの外国人同士の試合です。

これは何を意味するのか?

もうおわかりですよね。

「日本人は楽をしている」というケニーの発言を現実のものとしているということです。

G1で結果を残すには、最低でもこのレベルの闘いができなければならない。

2人とも、そのことを十分わかっているからこそ、シリーズ序盤ですでに危機感をあらわにしていると。

これ、ホント日本人選手たち(というかヨシハシ)はマジで意識改革しないとヤバいですよ。

 

 

 

鈴木みのる VS 真壁刀義

また始まった! パイプ椅子チャンバラ再び!

 

50歳と45歳のガキのケンカが見られるのは新日本プロレスだけ!

 

などという「週刊少年ジャンプ」的なアピールをしてしまいそうになるほど、滑稽かつ刺激的な鈴木と真壁のバトル。

この人たちは、いくつになってもこんなことしてるんでしょうね。

ゴングが鳴ればなりふり構わず、暴れまくり怒鳴り散らし、観客はそのバイオレンスを笑って楽しむという。

これもまた新日ならではの“エンタメの形”なんだよなあ。

G1という過激な戦いの中でも、こういった特別な世界観を作れるレスラーは価値があると思いますね。

しかし、真壁2連勝で鈴木2連敗というまさかの展開になりました。

この2人のG1、今後がかなり楽しみだ。

 



オカダ・カズチカ VS バッドラック・ファレ

いつのまに? どこから出て来たタマ・トンガ

 

オカダとファレの試合なのに、思わず出てくるタマ川柳。

これで、タマ軍団の今年のG1が、全部こんな感じで行くことが明らかになりましたね。

序盤で、オカダのスピーディで迫力満点の動きがファレを圧倒していたように見えたので、あの負け方は残念でした。

タマ&タンガの介入でピンチに陥りそのまま負けてしまったわけですが、いつも思うけどセコンドの外道さんの役立たずっぷりはなんとかならんのでしょうか?

 

あのヒゲ、いる意味あります?

 

実際に会場で俯瞰で観ていると、場外でやられているオカダよりも、のんびり遠くから眺めているだけの外道さんが気になってしょうがなかったです。

オカダが2人がかりでやられているのに、外道さんはウロウロして「今夜のススキノどこの店行こうかな?」なんて考えているだけ。

まあ今に始まったことじゃないけど。

というわけで、オカダも2連敗

なんかAブロックはオカダと鈴木がかなり不穏な空気ですね。

 

 

EVIL VS YOSHI-HASHI

ヨシハシファンのみなさん、目を覚ましてください!

 

チャンスとばかりにEVILさんを持ち上げるも、バランスを崩してリングから真っ逆さまに落ちてしまった2人

どよめく会場。

誰もが、例外なく、子どもですらもわかるアクシデントの空気。

 

あ、ヨシハシやっちゃったなこれ。

 

というわけで、前の試合がエルガン対ペイジ戦で、ヨシハシがこれを超える試合を見せられるのか? という大きな不安と小さな期待を持って観戦しましたが、散々な結果になりました。

 

ヨシハシ、いいところひとつもなくあっけなく敗退。

この緊張感のなさはナニゴトでしょうか?

会場ではヨシハシの声援が多く飛んでおり、「批判を浴びている」とは思えないほど会場人気は凄かった。

ということは、やはりファンは「不甲斐ないヨシハシ」が好きなんだってことでしょうね。

ダメな息子が頑張っている姿を応援したいという親心。

それならとても納得できるし、ずっとダメなままでやっていけるから良かったね!ヨシハシ!

 

 

まとめ

 

CHAOSを、いや、新日本プロレスという団体そのものを手に入れようと悪の限りをつくすスイッチブレード・ジェイくん。

 

「お前たちファンがどう思おうが、どういうことを感じようが関係ない。魂や忠誠心、そしてハート、情熱、愛、そんなものを込めてレスラーとしてやっていたとしても、こうなるんだ」
引用元:新日本プロレス公式HP

 

どことなく鈴木みのるを彷彿とさせるセリフであり、もしかしてジェイくんは、鈴木の意思を引き継ぐつもりなのでしょうか?

そんなことを考えてみると、このAブロックでもっとも注目すべきは7.22八王子での鈴木VSジェイかもしれません。

というわけで、札幌のファンに暗い影とトラウマを残すこととなったジェイくんの暴挙。

終わってみると、タマのオカダ戦への介入などカワイイものでしたw

ではでは。

 

 

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