【鈴木みのる】G1で俺に勝ちたいならお中元を持ってこい! 

      2018/07/07

2日間で約5万人を動員し、前代未聞の野外プロレスイベント「大海賊祭」を大成功させた鈴木みのる。

プロレスデビュー30周年であり、御年50歳というベテラン中のベテランでありながら、ロートル感はゼロ。

いまだ業界の最前線で、最先端の戦いを魅せる“世界一性格の悪いプロレスの王”のインタビューが、新日本プロレス公式動画サイト「新日本プロレスワールド」にて公開されました。

そこで語られたのは、真っすぐで、無邪気で、身震いするほどの説得力に満ちた自身のプロレス観。

 

みのる、お前、キャラ忘れとるやないか。。。

 

などという無粋なツッコミを封印して、まずは見られる人は動画を見てみて!

感動して泣くよ? マジで。

そして俺は、以前から提唱し続けている予言「G1鈴木みのる優勝説」に確信的な自信を持つに至ったのでした。

 

 

「大海賊祭」を経ての新たな鈴木みのる

 

今年のG1クライマックスを戦うのは、デビュー30周年イベント「大海賊祭」という大きなターニングポイントを経ての最新版の鈴木みのるです。

「大海賊祭」入場無料のリングで豪雨の中で行われたオカダ・カズチカとの一戦は、30分フルタイムドローでした。

この戦いを振り返った鈴木いわく、「あれは恵みの雨が降ったと思っている」とのことで、さすが鈴木はもう次元が違うなと感心します。

鈴木が見せたかったのは普通の試合ではなく、特殊な環境での特殊な試合でした。

雨が嫌だったら、環境を気にするなら、最初から体育館でやる。

どっちが強いのか決めるのに、天候や場所の条件など関係ないと語る鈴木。

彼が見て欲しいのは、人の心に刺さる、ずっと記憶に残るプロレスだったのです。

普段であれば雨の日にはお行儀よく傘を差して歩いて、おウチでおとなしくしているべき子どもたちが、この日ばかりはびしょぬれでリングサイドに立ち、壮絶なプロレスを見せつけられる。

こんなの一生モノのプライスレスな体験ですよ。ヘタすりゃ最初で最後の体験かもしれない。

 

「俺が場外でオカダにやられているときに、フェンス越しに、涙目でみのるー!って叫んでいる子どもが見えたんだ。楽しんでくれているなと思ったね」

 

このイベントを通じて、確実に子どもたちに感動とトラウマを残した鈴木みのる。

 

「子どもたちの未来は無限大」

 

この試合を観た子どもたちは、まさしく未来が「無限大」に広がったでしょう。

 

そんな偉業を成し遂げた鈴木みのるが挑む今年の「G1クライマックス」。

「大海賊祭」で5万人から元気パワーを得た、キャリア最強フルパワー状態の鈴木みのるが負ける要素がまったく見当たりません。

 

 

 

今年のG1で見せる、いちばん強い鈴木みのる

 

G1クライマックスのAブロックは、オカダ・カズチカ、棚橋弘至、ジェイ・ホワイト、EVIL、マイケル・エルガンなど強者が集まる過酷なブロックです。

 

鈴木「優勝するためには全員に勝たなきゃならないんだからブロック分けとか関係ねー」

 

いやもちろんおっしゃる通りですが、激しい戦い必至なブロックであり、連戦が続くシリーズの過酷さを考えると、ファンとしては心配になってしまう。

しかし、当の本人は「プロレスをしている時間がいちばん楽しいから毎日やってもいい。休みはいらない」などと、あっけらかんと言ってしまうところがこれまた凄い。

50歳で最年長。

しかし、他の選手たちから見て、どう考えてもこのブロックでもっとも危険なのは鈴木みのるですよね。

長いキャリアと誰にも負けないコンディション、優れたテクニックを持つこの男を、甘く見ている相手などひとりもいません。

藤原、猪木、前田、天龍たちのいた黄金期から現在まで、すべての時代の現場の空気を吸ってきた鈴木みのる。

レジェンドたちの必要なところは盗んで、いらないところは無視しつつ形成した「鈴木みのる」というスタイルは、まさにレジェンドたちの長所だけを取り入れたハイブリットスタイル。

プロレス界のタイラントとも言える大怪獣ですよ。

間違いなく、今年のG1の鈴木みのるは、キャリア史上最強の鈴木みのるであり、なんなら全勝優勝も十分あり得るのではないかと、俺なんかは本気で思っているのです。

 



そのプロレス観はまさにプロフェッショナル

 

鈴木みのるがインタビューで語っていた、独自のプロレスラー観がとにかく面白かったので簡単に触れてみます。

鈴木いわく、最近はプロレスファンのプロレスラーが異常に多いと。

どういう意味なのかというと、「プロレスが好き」という気持ちや情熱でプロレスをやっている純粋なレスラーが多いってことなんです。

これって一見素晴らしいことに見えますが、鈴木みのるはそれを真っ向から否定します。

 

どいつもこいつもプロレスファンのプロレスラーで、そいつらは絶対に金のことを言わない。金なんか二の次でやっている。
俺は、金が欲しくてプロレスをやってるんだよ。人を殴りたくてやっている。人のアタマを踏んずけたくてやっている。
プロレスファンのプロレスを見てなにが面白いんだ。
プロレスファンのままのプロレスラーは人前に出ないで欲しい。

 

凄くないですか? この言い草。

ストイックなプロレスラーでありながら、シビアなビジネスマン思考ができるところに素直に感心してしまう。

あげく、「金を社長にもらっているという意識がダメ。レスラーは社長からではなく、客から金をもらっているんだよ」と完全なる経営者視点のダメ出しもする。

 

そういえば最近読んだ、新日本プロレス新社長のハロルド・メイ氏が、インタビューでこんなこと言っていました。

 

「目指すのはお客様の体験の質向上。もっと思い出になる、もっとワクワクする「体験」の機会を増やしたい」

さらに「大切なのは、お客様から「プロレスを好きになった」と言ってもらうこと、お客様の層がいまよりもっと広くなることです」

 

この言葉を踏まえて、鈴木みのるのインタビューでのこのコメント。

 

「プロレスは、面白いか面白くないかで決まる。ファンだけが楽しめる奥深いプロレスじゃなくて、誰が見ても面白い、3歳が見ても面白いプロレスであること」

 

どうですか。

メイ社長の方針と鈴木みのるのプロレス観、ならびに「大海賊祭」のコンセプトが、なにげにぴったり一致しますがな。

鈴木みのるを形成しているのは、長いキャリアや培ったテクニックだけではなく、こうした経営者視点なんです。

そこが、鈴木みのるの強さであり魅力でもあるんじゃないかなと思います。

 

 

 

「鈴木軍」は全世界が注目するユニットへ

 

この度、公式動画サイトにてアップされた6.30&7.1開催のRPW×新日本プロレスの合同興行『STRONG STYLE EVOLVED UK』の模様は、みなさん御覧になりましたでしょうか?

2日間にわたってケイオスVS鈴木軍の対抗戦を中心としたカードが組まれており、結果的に鈴木軍が圧勝

会場の多くのファンたちからも支持&祝福を得るという、まさに鈴木軍のための興行となっておりました。

オカダ、石井さん、オスプレイが揃ってシングルマッチで敗れるという驚愕の結末。

これはもはや、新日本プロレスの勢力図を塗り替える大事件なわけで、鈴木軍の人気&実力が世界的に大きく認知されたことの証明でもあります。

 

鈴木みのるやザック・セイバーJr.はもちろん、タイチ、エル・デスペラードなど、鈴木軍の今年の躍進は目を見張るものがあり、特に海外のファンたちからの注目度も高い。

鈴木みのるはブリティッシュヘビー級王座を戴冠し、タッグベルトも防衛と、もはやイギリスでは敵なしです。

さらなる海外展開を目論む新日本プロレスにとって、バレットクラブと双璧をなす大きな人気ユニットになり得る「鈴木軍」のポテンシャルは無視できないほど高いはず。

 

メイ社長が掲げる「ファンの拡大、分かりやすい面白さ、ワクワクするドラマ」を生み出すには、正統派ヒール集団である「鈴木軍」の存在が必要不可欠

タイチのヘビー級転向、ザック・セイバーJr.のNJC優勝、デスペラードのトップ戦線参入と、上半期を大いに沸かせてきた「鈴木軍」の進撃は、後半戦もさらなる勢いで続いていくと見ていいでしょう。

 



まとめ

 

プロレスラーはエンターティナー。

観客から求められなくなったらその存在は終わりです。

そんな中、30年ものあいだトップ戦線で傍若無人に暴れまくる鈴木みのる。

鈴木「俺に商品価値があるから今ここにいる」

ここにきて、鈴木みのるのプロレスを見て喜ぶファンが世界中に大勢いることの凄さ。

50歳の鈴木みのるは、この先誰も到達できなかった新しい実績を残し、誰も到達できなかった新しいプロレスラーの姿を見せてくれるはず。

つまり、まだまだ鈴木みのるから目が離せない。

マジでファンとして、今年の鈴木みのるを目に焼き付けるべし!ですよ。

ではでは。

 

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