【DOMINION 6.9 in 大阪城ホール】感想はひとこと。俺、プロレスが好きでよかった!【新日本プロレス】

   

新日本プロレス、2018年上半期の集大成『DOMINION 6.9 in 大阪城ホール』の感想。

人間って、とてつもなく凄いモノや素晴らしいモノと遭遇してしまったときに“言葉を無くす”じゃないですか。

「凄い!」とか「素晴らしい!」とか、そんな安直なワードでソレを表現してしまったら、自分が感じた感動そのものも安直になってしまいそうで、口に出せない。だから無言になるしかないと。

今まさにそんなジレンマに陥っておりまして、このブログで俺の数少ない貧弱なボキャブラリーで大会の感想を書いても、それは単なる俺が表現できうる「感動の一部」でしかないわけで、この大会の本当の素晴らしさの何億分の1でしかないという。

おそらく熱心なファンであれば試合を観ているだろうし、その時それぞれが感じた感動こそがホンモノ。

そんなみなさんにとって、俺ごときの感想なんぞ必要ないし無意味なわけです。

しかし俺は、自分自身のために大会の感想を書かねばなりません。

つーか書きたい。

感想を言いたい。

文字にして、自分自身で再確認しないと、先に進めない気がする。

新日本プロレスの新たなステージへ一緒についていくために、大阪城ホール大会の感想を頑張って書くもん!

 

 

 

 

第1試合の感想と点数

ロッポンギ解散のカウントダウン開始!

 

IWGP Jrタッグ王座戦
〇金丸義信&エル・デスペラード VS ロッポンギ3K(YOH&SHO)×

 

鈴木軍タッグ王座防衛!

入場曲がデスペラードの曲であったことから、会社が完全にデスペを推していることが確認できて安心。

鈴木軍コンビはチャンピオンとしての風格が出てきましたね。

うっかり落としそうな危うさが無い。

3WAY戦を頭脳で勝ち抜き、BUSHI&ヒロム組を意地で退け、歴史に残るこのビッグマッチでロッポンギ3Kをあっさり完封。

テクニックと地力があるからこそ可能な、悪事の巧みなコンビネーション。

戦いを俯瞰で見ている金丸とデスペの視野の広さに感心します。

 

 

金丸さん、ちゃんと試合前日にお酒をセーブしていてマジメw

 

 

そして、後がなくなったロッポンギ3K。

役立たずのロッキー、不甲斐ないYOH、チームとしての危機を迎えてもおかしくない状況で、SHOはどんな気持ちなのか?

 

100点満点! ※予想的中

 

 

第2試合の感想と点数

ジュース&フィンレーの大学生感

 

タッグマッチ
〇ジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレー VS ジェイ・ホワイト&YOSHI-HASHI×

 

無駄に高いテンション、無駄にデカい声、無駄に派手なアピール、とにかく無駄にはしゃいでいるジュース&フィンレーが、飲み会で騒いでいる大学生にしか見えない。

タッグ名を“ウェイウェイ大学生”にしたほうがいいんじゃないの?

同期で仲良しなのはわかるけど、何をそんなに浮かれているのか。

俺のジュースに対する嫌悪感は、そんな軽薄な態度によるところが大きいわけです。

で、最終的には不意をついたナックルパートという、テクニックもクソもない乱暴をはたらくってところも、完全に調子に乗った酔っ払い大学生やないか!

ふざけんよジュース・クソ・ロビンソンめ!

お前の悪行が報いを受けるときが必ずくる。たぶん7月。アメリカで。

 

100点満点! ※予想的中

 



第3試合の感想と点数

戦ってはいけない者同士の禁断の対決

 

タッグマッチ
〇鈴木みのる&ザック・セイバーJr.VS 石井智宏&矢野通×

 

もはやTAKAみちのくさんの試合前マイクはエンタメですね。

ザックさんがリングに上がるたびにやってくれるのが本当に嬉しい。

会場で「JUST TAP OUT!」を一緒に言いたい。。。

 

というわけで、鈴木みのると石井智弘さんの禁断の対決が異常な盛り上がりを見せたこの試合。

あまりにも激しすぎて笑ってしまうくらいなんですが、やっぱりいつか来るであろう直接対決を思い描くと興奮してしまいます。

ぶん殴り合い、ぶっ飛ばし合い、蹴飛ばし合い、もはやプロレスではなく路地裏のケンカ状態になること間違いなし。

睨み合っているだけでも絵になる男たちの直接対決はいつ?(たぶんこれも7月!)

 

100点満点!

 

※予想は外れ。ザックさん、やっぱ強すぎる。鈴木とのタッグはもしかして最強なんじゃないの?

 

 

 

第4試合の感想と点数

タイチよ、一瞬お前がこの大会の主役だったぞ

 

NEVER無差別級王座3WAY戦
後藤洋央紀 VS タイチ VS マイケル・エルガン〇

 

マイケル・エルガンが初戴冠!

ヘビー級転向後は、ブーイングはおろか多くの声援を浴びる人気スターとなったタイチ。

シングルマッチで内藤哲也、ニュージャパンカップで棚橋弘至、そしてNEVER無差別級タイトルマッチ。

タイチ、実績ゼロなのになぜお前は当たり前のように大舞台に立ち続けるんだ?

そんな素朴な質問も、タイチは「ぐわっはっはっはっは!」 と笑いながら一蹴することでしょう。

誰もがタイチに期待している。

“世界一性格が小ズルい男”が姑息な手段でトップに上り詰める姿を見てみたい。

そんなファンに大きな夢を見せてくれたタイトルマッチ3WAY戦。

大会前に散々ハゲデブと罵っていたエルガンにやられてしまうという、自作自演のような見事な敗北。

 

レッツゴータイチ!

 

お前の次の舞台はG1クライマックスだ!

 

100点満点! ※予想はハズレましたが、いい夢見させてもらったよ

 

 

第5試合の感想と点数

L・I・Jはヤングバックスの宿敵となるか?

 

IWGPタッグ王座戦
×EVIL&SANADA VS ヤングバックス〇

 

EVIL&SANADA組は動きも良く、ヤングバックスを追い詰めたはずでしたが、追い詰められた側が崖っぷちで進化して勝利したというような緊張感のある試合でした。

マット・ジャクソンはずっと腰を痛めているし、ニック・ジャクソンは試合中にキックの自爆で足を痛めました。

そんな逆境でも、コンビネーションの力だけで勝利をもぎ取ってしまうのがヤングバックスの凄さ。

この2チームの戦いはまだ終わらないでしょう。

今後もさらに続いていくし、ライバル関係にもなり得る。

ヘビー級のタッグ戦線も、ますます面白くなるなと予感させる試合でした。

 

100点満点! ※予想は残念ながら外れました

 



第6試合の感想と点数

“特別な夜”であることを実感できる試合

 

棚橋弘至&獣神サンダー・ライガー&レイ・ミステリオJr.
VS
Cody&ハングマン・ペイジ&マーティ・スカル

 

東京ディズニーランドにおけるエレクトリカルパレードのように、きらびやかで、非日常的で、空想的で、スペシャルな瞬間を演出してくれるイベント。

エース棚橋弘至とレイ・ミステリオJr.&サンダーライガーが登場する夢のタッグマッチ。

日々の疲れも、悩みも、不安も、すべて忘れさせてくれる至福の瞬間がそこにありました。

プロレスが与えてくれるのは、激しさや緊張感だけじゃない。

プロレスにはこんな素敵な魔法も起こせるんです。

 

100点満点! ※ミステリオ、思いのほか小さかった。。。

 

 

第7試合の感想と点数

ヒロムとベルトさん、1年ぶりの再会

 

IWGP Jr.ヘビー級王座戦
×ウィル・オスプレイ VS 髙橋ヒロム〇

 

BOSJを制しトロフィーさんを手に入れ、IWGPジュニアヘビー級王座となりベルトさんと再会。

ヒロムの描いた幸福への道が、ここ大阪で実現しました。

まさに1年前と真逆の立場で栄光を手に入れたヒロム。

しかし、ドラマはまだまだ続きます。

試合後のバックステージに現れたのはもちろんエル・デスペラードさん。

デスペ「素晴らしい結果だ。俺がきっちり(IWGPジュニアタッグの)タイトルを守って、お前がシングルを獲って、理想的だ。俺の理想の形になってくれた。素晴らしい。ありがとう。愛してるぜ、ヒロム。お前が俺のもとにコイツ(IWGPジュニアヘビー級ベルト)を持ってきてくれたんだ」

引用元:新日本プロレス公式HP

 

これに対しヒロムは「まさか、向こうから来るなんてな。俺が呼ぼうと思ってたのに」とのことで、デスペさんいわく「俺たちは相思相愛だ」ってさ。

ああ、まだまだスーパージュニアの炎は消えていないんだ。

 

ヒロムが中心になって、ジュニアはさらに盛り上がるでしょうね。

俺たちが想像できない、ヒロムにしかできない方法で、新日本ジュニアが進化していくのは間違いないです。

楽しみ過ぎる。

 

100点満点! ※予想的中。ヒロムおめでとう!

 

 

メインイベントその①の感想と点数

ショック! 血で血を洗う制御不能対決

 

IWGP インターコンチネンタル王座戦
×内藤哲也 VS クリス・ジェリコ〇

 

ゴングが鳴る前にすでにスーツのままボコボコにされる内藤さん。

クリス・ジェリコのハードコアな制御不能っぷりは、映画だったらR18の成人指定になりそうなほどデンジャラスです。

こいつ、完全に新日本のリングを楽しんどるな(場外戦ばっかりだったけど)

しかし、やっぱりこいつが大物である理由がよくわかる試合でしたね。

凄惨さが観客の感情を揺さぶり、内藤への心の底からの応援を呼び込み、ジェリコの世界観へと足を踏み入れた内藤の攻撃ひつとつひとつがカタルシスに繋がる。

盛り上げ方、勝ち方に至るまで、完全にジェリコの手中にあった戦いでした。

新日本プロレスがさらに次のステップに上がるために、クリス・ジェリコの存在はなくてはならないのかもしれない。

そして、ベルトを奪取して暴虐を尽くすジェリコに突っかかっていったのが、EVILであったことも重要な気がします。

棚橋やライガーなどのベテランではなく、もっとも未来ある男EVILがジェリコと対峙した。

これは新たなる希望です。

 

100点満点! ※予想的中。

 

クリス・ジェリコは帰ってくる。

 

 

 

メインイベント(本物)の感想と点数

前代未聞の3本勝負、未知の緊張感

 

IWGPヘビー級王座戦 3本勝負
×オカダ・カズチカ VS ケニー・オメガ〇

 

「3本勝負」というルールに、言葉以上のものはありません。

3本を戦って2本先取したほうが勝ち。

言葉にしたらこんなにシンプルなルールなのに、そこには普段の一本勝負には無いさまざまな緊張感がある。

誰が勝つか? という単純なものではなく、試合の展開、選手の精神、スタミナ、駆け引き、すべてが「3本勝負」というルールの中では複雑な要素になる。

1本目は誰が取るのか? そもそも、60分戦ってフルタイムドローだった2人にとって、1本目の終わりはいつ来るのか?

試合をしている選手にも、観客にも、誰にもわからない。

解説席でも言っていましたが、まさに「ゴールの無い戦い」とも言える過酷なタイトルマッチとなったのでした。

 

 

1本目 28分47秒 オカダ

ケニーがオカダのレインメーカーをかわして技を仕掛けようとしたところを、押しつぶす形でオカダがあっけなく3カウントを奪います。

確実に意表を突いたピンフォールでした。

見ているこっちとしても、必殺技での勝利を予測していたため拍子抜けしたといった印象。

しかし、1本目がこんな形で終わったことで、2人ともかなりの余力を残して2本目に挑むことができました。

 

2本目 19分10秒 ケニー

ケニーは、大会前のインタビューで「もっとも重要なのは1本目。俺が1本目を取れば、オカダが取り返す余裕はない」と言っていました。

結果として、1本目はオカダに取られました。

しかし、必殺技で負けたわけではないので、ケニーには余力が十分あります。

ケニーにとっては単純に振り出しに戻っただけにすぎなかったのかも。

もし1本目がレインメーカーでKOされての敗北であれば、あれだけの動きはできなかったはず。

後がないケニーは2本目に全身全霊をかけることができた。

だからこそ、テーブルを使った攻撃などを挟みつつも「片翼の天使」で3カウントを決められたんだと思います。

2本目こそがケニーの目指していた「1本目」となったわけですな。

 

3本目 16分53秒 ケニー

「片翼の天使」でKOされたオカダにとって、3本目はかなりキツイ戦いだったでしょう。

当然ですよね。2本合わせて50分近く戦った末に必殺技で負けて、そのあとも3本目を戦わなければならないんだから。

もはやスタミナはゼロに等しく、オカダに残されたのは気力のみです。

しかし、その気力こそがオカダの王者たる真骨頂。

すでに消耗しきっていると思われる身体で、瞬間的にチカラを引っ張り出して攻撃を繰り出すオカダ。

まるで孫悟空の界王拳のように、一瞬一瞬で命を削りながら戦い続けます。

しかし、容赦なく迎える最期のとき。

ケニーが3本勝負を制する瞬間が訪れたのは、トータルタイム64分を超えたときでした。



そして歴史は動いた。新日本は次のステージへ

 

このベルトを獲ったら、もう日本を離れるかもしれないと思ってました。

ですけれども、今日の大会中で、さっきの試合中で、プロレスの未来を見てました。

プロレスがホントに進化したのを感じた。だから、新日本のリーダーで、新日本のチャンピオンで、次のステップ、前を進みたいと思ってます。

 

試合後のケニーのマイクの抜粋です。

この大会を観た人ならば、例外なく誰もが思ったであろう感覚。

それは“さらなるプロレスへの期待と希望”ではないでしょうか。

俺たちには、まだまだ見たことのないプロレスがあり、その広がりは未知数で、面白さには底がない。

新日本プロレスは、この先そんな新しい世界を俺たちに魅せてくれるに違いない。

当事者でもあるケニーも、それをしっかりと感じていたんだなと。

 

オカダが守ってきたベルト、価値を上げ続けてきた世界最高峰の王者の称号を、ついにケニーが奪取しました。

しかし、価値を上げたのはあくまでオカダであり、ケニーはそれを引き継いだにすぎない。

新たな王者となったケニーが、これからどう価値を上げていくか? こそが重要です。

 

この日、2年にもわたるオカダ最強時代が終わり、新たなステージが幕を開けました。

しかし、百戦錬磨のオカダがこの一敗で終わるわけは無いし、ベルトを狙う選手たちは虎視眈々とチャンスを狙っている。

ジュニアに続いて、ヘビー級も群雄割拠の時代に突入するかもしれません。

オカダとケニーの戦いにも、まだまだ続きがあるはず。

ケニーはオカダと共に、この先もトップとして新日本プロレスを盛り上げます。

俺たちはそれを思う存分楽しんで、これからも見届けることができる。マジで最高だ。

この時代にプロレスを好きでよかった。

生きててよかった。

 

100億点満点!

 

 

 

まとめ

 

今年の大阪城ホール大会は、今考えるとしょっぱなから気合に満ちていましたよね。

だって、新社長の紹介Vではじまり(しかも社長のシャワーシーン付き)、メイ社長が自ら前説みたいに開始前の会場をしっかりと温めておりました。

大会前は「タイトルマッチが第一試合ってどういうことじゃい!」などと怒り心頭で不満をもらしていた俺ですが、実際に大会を見ての感想は

 

第一試合からタイトルマッチ見れるの最高ぉぉぉぉぉ!!!!

 

豪華で豪勢、贅沢極まりないラインナップ感を出すために、必要な試合順だったんだと身をもって理解しました。

もうね、勝手なもんですよ、ファンなんてのは。

 

とういうわけで、夢と希望と感動に満ちた2018年大阪城ホール大会の感想は以上。

もっと言いたい事はいっぱいあるというか、Codyやバレットクラブについても触れたいんですが、そこはまたのタイミングで書きますので少々お待ちを。

長々と失礼しました。
最後まで読んでくださったみなさん、ありがとうございます!

 

ではでは。

 

 

 - ケニー・オメガ, ドミニオン大阪城ホール, 公式戦の感想 ,