鈴木みのるVS内藤哲也は今年上半期の最重要カードである

      2018/04/24

4・27に開催される新日本プロレスの熊本大会『レスリング火の国 2018』に向けて、メインイベントで対戦する鈴木みのる内藤哲也の前哨戦&コメント合戦が超白熱しております。

絡みそうで絡まなかった禁断の2人が、満を持して対峙するということで期待度も最高。

リング上でもリング外でもバチバチやってる鈴木と内藤の駆け引きは、盛り上げの天才ならではの「プロのシゴト」とも呼べる鮮やかな切れ味で、本番への緊張感が天井知らずで高まってきております。

 

 

呪いのベルト、インターコンチの運命は?

 

IWGP インターコンチネンタル王座戦
鈴木みのる VS 内藤哲也

 

この直接対決は、もう2018年上半期最大の注目カードと言っても華厳の滝ではないでしょう。

それぞれヒールユニットのトップ同士であり、発言力&影響力のあるカリスマ同士でもあるこの2人。

もっとも大きな共通点は、口が達者というところですね。

とにかく2人ともコメント力に優れています。

 

鈴木
「内藤は巧妙な手口を使う詐欺師や占い師、霊能力者とまったく同じだ。全部、後から人が出した答えに自分を乗せているだけだ。それにお前ら全員が騙されているだけだ。だからあいつらロスインゴベルナブレスのファンはガキが多いだろ? なぜか? 騙しやすいからだ。王の目は誤魔化せねえぞ」

 

 

内藤
「王様は俺に構ってほしいんでしょ? なら、口に出して伝えてみるべきなんじゃないですか。王様なんでしょ? 新日本プロレスに言えばいいじゃん。内藤とやらせてください、内藤と絡ませてくださいと、お願いすればいいんじゃないの?」

 

ほら見て。

どっちも上から目線!(笑)

 

鈴木も内藤も、自分がプロレス界を盛り上げているという自負があるからこそ、相手への挑発コメントに命を懸けております。

さらに、決定したタイトルマッチについても内藤は鈴木を攻撃。

 

内藤「まぁ、俺にとってはね、あまり興味のないものかもしれないけど、彼にとっては宝物なんでしょ? それを俺に奪われてしまったら、そろそろアナタ、居場所なくなっちゃうけど、それでもいい? いっとき楽しい思いして、いなくなりますけど、それでもよろしいですか?」

 

そう。賭けるベルトがIWGPインターコンチネンタル王座であるというところもドラマを感じます。

2017年に保持していた内藤が、不要なベルトとして散々足蹴にして放り投げて叩きつけて破壊したあのベルトです。

一方の鈴木にとっては、外敵として新日本プロレスで活動していく上で、IWGPの名を持つベルトは必要不可欠なモノ。

この価値観の相違も、二人の対決における因縁に繋がっているわけですな。

つまりこのタイトルマッチ、鈴木が勝てば新日本での地位(というか影響力)がさらに大きくなり、ICベルトの価値も爆上がりします。

で、逆に内藤が勝つと、再びICベルトがボロボロになる(あるいは封印される)ことになるかもしれない。

この戦いの結果で、ベルト自体の運命も決まってしまうのです。



ますますエスカレートする両者の挑発

 

内藤哲也は、お約束の東スポファミレス取材などでも鈴木を「ハダカの王様」と挑発。

さらに、新日本プロレスのスマホサイト限定の内藤哲也インタビューでも、容赦なく鈴木をディスっております。

 

鈴木にとってこのタイトルマッチはハイリスクなんじゃないの?と言い放つ内藤。

理由は、負ければ宝物であるはずのベルトを失うだけでなく、ザック・セイバーJr.が勝った相手に敗北することで鈴木軍内でのパワーバランスもおかしくなり、鈴木への信頼も一気に沈没するということ。

確かにそのへん、鈴木にとっては威厳を保つうえでも絶対に負けられない戦いになりますよね。

一方、鈴木のほうは、内藤の「ベルトに興味はない」という発言に対して揚げ足を取り、4・17金沢大会のバックステージでこんなコメントを。

 

鈴木「お前からは、この俺に挑戦するっていう意思を感じない。今からキャンセルしてもいいぞ。俺が欲しいのは、俺の首と、そして俺が持つこの宝、目ぇひん剥いて獲りに来るヤツ、そいつの首獲ることなんだよ。俺が欲しいのは、それなんだよ。「僕、興味ありません」「ベルトなんかまったく必要ありません」・・・じゃあ、よし、こうしよう。IWGP実行委員会よ、この試合キャンセルだ。不成立だ。だって、挑戦者に挑戦する意思がねぇんだから。だろ?」

引用元:新日本公式HPより抜粋

 

今まで「詐欺師」「ハダカの王様」と、お互いのキャラクターを否定してきていましたが、また違う角度で内藤を挑発してきた鈴木。

2人とも、コメントネタの引き出しが多いので、さまざまなカタチで挑発しあっておりますね。さすがです。

 

 

鈴木と内藤、実はお互い楽しそう

 

スピーチ巧者同士の鮮やかなコメントバトル。

それはまるで、HIPHOPにおけるフリースタイルバトルのようでもあります。

ラップバトルにおいて、対戦相手があまりにもレベルが低いと興冷めしがちですが、巧みなラッパー同士のビーフはとても刺激的です。

で、そんな痛快なディスの応酬には、お互いへのリスペクトが根底にあるもの。

鈴木も内藤も、相手がしっかりとディスりを受けてくれることをわかっているからこそ、言いたい事を言って、散々挑発して、2人でタイトルマッチを大いに盛り上げている

 

まさに信頼感あってこその共同作業ですよ。

 

コメントだけでなく、シリーズ中は内藤が何度も鈴木のアタマを踏みつけるシーンがありますが、もうこのときの鈴木は内心絶対喜んでいそうだもん。

 

内藤に後ろから頭をハタかれ内心オイシイと思う鈴木

 

 

内藤に踏んずけられて内心オイシイと思う鈴木



勝敗予想:鈴木の防衛

 

鈴木と内藤のシングルマッチは、ここ数年の新日本プロレスにおいてはレア中のレア。

内藤にとってはロスインゴになってから初対戦となります。

これまでの公式戦シングル戦歴は1勝1敗ですが、ハッキリ言ってまったく参考にならないデータですね。

立場も実績もまるで違いますから。

前哨戦の戦い方を見る限り、鈴木は徹底したヒザ狙い。

本番では、棚橋戦のときのような関節技の恐ろしさを見せつける戦いになるかもしれないですが、鈴木のことだからまた意表をついてくる可能性もあります。

それに対し内藤は、膝攻めされることはわかっているから対策はしっかりすると。

逆に、「鈴木は膝攻め以外に俺に勝つ手立てはない」と煽ってすらおります。

 

 

つまりこの試合、読めそうで読めない戦いになりそう。

お互いに介入を企む可能性もありますし。

個人的な予想は、今後のことを考えて鈴木の防衛なんですが、内藤がビッグマッチで負け続けている状況を考えるとそろそろ勝ちそうでもあるんですが。。。

うーん、読めん。

 

 

まとめ

 

とにかく、“世界一性格の悪い男”である暴君鈴木みのるに対して、ここまで強気でケンカを売れるのが内藤の凄さであり、魅力でもあります。

内藤だからこそ許されるってとこ、あるよね。

だからこそ、このカリスマ対決は新日本プロレスの今後の方向性を占う意味でもとても重要な試合と言えます。

もし鈴木が勝てば、俺の最近の予想通り、2018年が鈴木の年になり得る大きなポイントになりますよ!

運命の日は4・29!

 

 

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