【3・25米国大会】holy shit! アメリカよ、これがプロレスだ【新日本プロレス】

      2018/05/04

3・25にロサンゼルスで開催された新日本プロレスのアメリカ大会「STRONG STYLE EVOLVED」

昨年同様、チケットは発売直後に一瞬でソールドアウト。

新日本プロレスが今もっとも力を入れている海外戦略が、確実に実を結んでいるこの状況だからこそ、アメリカ大会で見せる試合は、まさしく「この団体が世界(というかアメリカ)にもっとも魅せたい試合」になることは必然です。

 

新日本のトップ選手たちに加え、実力派の外国人選手たちが勢ぞろいし“新日本プロレスにしかできないプロレス”をここぞとばかりに見せつけておりました。

 

大きな期待を抱く4500人の観客とネット中継を見ている何万人というファンの前で、すべての期待や想像をはるかに超えた、こんな凄まじく感動的なパフォーマンスを見せてしまう新日本プロレスってなんなの?

 

マジで、俺なんかはもうただただモニターの前で、口をあんぐりと開けて興奮の咆哮を上げることしかできませんでした。

それほどまでに、このアメリカ大会は何もかもが神がかっております。

 

てなわけで、大会終了後の俺の感想をひとことで表すと「もうお手上げ」

感動しすぎて、感想なんか書きたくないよ!(けど書く)

 

 

大興奮の39分、しかし、切なさも消せやしない

 

ゴールデン☆ラヴァーズ VS ヤングバックス

 

これはもう誰が見ても、世界レベル、いや宇宙レベルで最高峰のタッグマッチです。

 

そもそもこれがIWGPタッグ選手権試合じゃないことのほうがオカシイわけですが、新日本プロレスはタッグの価値を自らどんどん落としていった結果として、この戦いがIWGPの戦いを超えてしまっています。

 

この試合の前では、ワールドタッグリーグなんかウンコみたいなものです。

 

飯伏幸太&ケニー・オメガ、ニック&マット兄弟。

 

なんなんでしょうかこの4人は。

 

常人にはマネできない、とんでもないタッグワーク。

その発想はどこからくるんだ?

 

マンガ『キン肉マン』の作者しか思い付かないような、想像上のミラクルなコンビネーションがリアルに実現していく、これぞまさに実写版「夢の超人タッグ戦」。

 

しかも、ケニーとヤングバックスによる友情をめぐる物語も、試合にさらなる深みを与えてくれます。

 

マットの腰を痛めつけるときのケニーの表情みてよ

 

この複雑な人間関係があるからこそ、試合がさらに切なく、過激でハ―ドな展開になればなるほどドラマ性を帯びていくんですね。

 

ああ、親友を痛めつけるケニーの心境は?

 

そんなパートナーの境遇を知る飯伏の心境、誰よりも大事に思っていたケニーと敵対するヤングバックスの心境。

 

すべての感情がリングで交錯し、激しい技の攻防へとカタチを変えて噴出します。

 

楽しんでいいのか? 泣いていいのか?

 

もちろん、どっちもアリです。

 

これはもう勝ち負けじゃないんです。

 

4人が先に進むために必要な闘いなのですよねきっと。

 



そしてCodyさんとの決着へと向かう

 

39分を超えた激しく感動的な試合後に、なんとCodyさんがリングに登場し、満身創痍のヤングバックスを責め立てます

 

当然のようにブーイングが会場を埋め尽くすわけですが、やはり俺はそんなCodyさんに魅力を感じてしまう。

 

バレットクラブの分裂・抗争は、もとをただせばCodyさんの我の強さが原因と言っても過言ではありませんよね。

 

この人が入ることでユニットが混乱したんだけど、でも反対にCodyさんがいるからこそユニットが魅力的になったとも言えます。

 

ケニーと対局の存在として、ブーイングを一身に浴びるCodyさんの存在は、憎たらしくもあり哀しくもある。

 

だって、彼の気持ち・心情もファンは痛いほどわかるから。

 

 

ブーイングを浴びるCodyさんの表情、ほんといい顔するなあ

 

ケニーやヤングバックスの友情は、「孤独な男」であるCodyさんにとっては憧れなのかもしれません。

 

この抗争がエスカレートするたびに、俺はケニーや飯伏よりもCodyさんの哀愁に心を動かされてしまう。。。

 

ケニーとの決着がどうつくのか?

 

これも今後もっとも気になるストーリーのひとつですね。

 

 

 

ジェイくんはやはり大物。そしてフィンレーが動く

 

 

ケニーとCodyさんに振り回されているもうひとりの哀しき男、ハングマン・ペイジ。

 

USヘビー級王座選手権
ジェイ・ホワイト VS ハングマン・ペイジ

 

試合記者会見にて

ジェイ「さあ、ハングマン・ペイジ。おまえは、ここまでどうやってきたんだ?アメリカで何か凄い試合をして、新日本の舞台にやってきたのか? でもこうやってよく見ていると、おまえってヤツはバレットクラブの影に隠れているだけなんじゃないか?」

引用元:新日本プロレス公式HP

 

ジェイくん、やめてあげて。

 

これ以上、憐れなハングマンさんをいじめないでください。

 

ハングマンさんは、イケメンだし実質バレットクラブ内ではトップメンバーのひとり的な扱いなのかもしれませんが、いまいちパッとしなかった。

 

今回の抗争があってはじめてその存在を大きくアピールできた選手のひとりでしょう。

 

だからこそ、ジェイとのUS王座戦というチャンスを絶対に無駄にできない。

 

反対に、ケニーという大物を撃破してチャンピオンになったジェイくんには、もはや王座の貫禄しかない。

 

驚くべきことに、ジェイくんが負ける姿がまるで想像できませんでした。

 

そんなジェイくんとハングマンさんの戦いもこれまた凄まじかったです。

 

これまでUS王座の戦いは、魂を削るような試合が多いですが(YOSHI-HASHIは除く)、今回も血で血を洗う危険な技の応酬で、会場が大いに震えあがっておりました。

 

まだまだキャリア的には短いジェイくんが、この大舞台でこんなハイクオリティな試合ができてしまうことに驚きを隠せない。

 

いつの間にこんなスキルアップしてたんだジェイくん!

 

 

王座防衛!しかし、またも水を差されるジェイくん

 

チャンピオンになってから、一度もまともにベルトを掲げて喜ばせてもらえないジェイくん。

 

前回はハングマン・ペイジ、今回は“夜中にお菓子を食べる男”ことデビッド・フィンレーに襲撃を受けてしまいます。

 

フィンレー本気か?

 

いまの試合を見て、お前、本気で行く気か?

 

 

 

鈴木の打撃に対抗できるの、石井さんしかいない説

 

スペシャルタッグマッチ
オカダ・カズチカ&石井智宏組
VS
鈴木みのる&ザック・セイバーJr.組

 

この贅沢極まりないタッグ戦は、アメリカ大会だからこそのカードではないでしょうか。

 

とにかくオカダとザックの前哨戦というよりも、鈴木と石井さんが対峙することの興奮のほうがデカすぎる。

 

石井さんの強さとタフさは、ある意味反則じゃないかと思うことがあるほどズバ抜けているじゃないですか。

 

「相手の技を耐えて、あとはぶっ飛ばすだけ」みたいな、そのドストレートな戦闘スタイルがあまりにも魅力的で、海外のファンが多いのもよくわかります。

 

そして、鈴木みのるもまたそういったタイプの選手なんですよね。

 

 

同じタイプのスタンド・・・(じゃなくてレスラー)

 

鈴木の打撃が凄まじい威力なのはプロレスファン誰もが知るところで、いつもエルボーの打ち合いなんかになると「あー、やっぱ鈴木の打撃は違うなあ」なんて気持ちになって、相手の選手が気の毒になるじゃないですか。

 

でもね、石井さんは違うんです。

 

鈴木にぜんぜん負けてない。

 

この2人がバチバチやっている姿というのは、対等にバトルしている感がちゃんとある。

 

そこに思わず感動して、できればシングルマッチ見てみたい。。。って気持ちでいっぱいになりました。

 

もちろんオカダとザックの攻防も興味深いんだけど、今回の試合に関しては鈴木と石井さんのインパクトにもっていかれましたね。



まとめ

 

全試合について感想書こうと思いましたが、やはりラスト3試合にすべてがつまっていた気がするので割愛。

 

気付けばタイトルマッチはたった一試合しかなかったのに、こんなにも刺激と興奮があったアメリカ大会。

 

現地のファンはこの日の試合を見て、間違いなく次のアメリカ大会にも足を運ぶでしょう。

 

つーか、次のアメリカ大会が7月だとサプライズ発表がありましたね。

 

新日本、ついに本気を出してきましたね。

 

ではでは。

 

 

 - アメリカ大会, ケニー・オメガ, 公式戦の感想 , , , ,