【2・10大阪大会】ラストの観客の野次さえなければ最高の大会だったよね

   

新日本プロレスの大阪大会『THE NEW BEGINNING in OSAKA』(2・10大阪府立体育館)

タイトルマッチを含む5つのシングルで構成された「ロス・インゴベルナブレス・デハポン VS CHAOS」のチーム対抗戦をメインとした豪華なカードが注目でした。

とにかくこの対抗戦は、現在の新日本プロレスにおける最高のユニット抗争であり、まさにプロレスの最先端

これを見ずにプロレスを語れないし、これを楽しめない奴はプロレスを一生見るなと言いたい。

もちろん個人的な意見ですが、そんな気持ちを含めて大会の感想を述べさせていただきます。



BUSHI VS 外道(でのライガーさんの件)

 

ロスインゴ VS CHAOSの対抗戦の一戦目は、お互いのユニットのコントロール役でもある2人の対戦。

前哨戦でマスクをはがされまくったBUSHIさんと、長いおヒゲがチャームポイントの外道さんの一戦でした。

とても楽しい楽しい試合で、さすがテクニシャン同士ならではのユーモア満載&サービス精神満点な戦いとなっておりました。

 

BUSHIさんはなぜかクロックタワーのシザーマンで登場(違)

園芸用のでかいハサミを持ち込んだBUSHIさんから伺えるように、この試合のキーワードは「外道のヒゲ」だったわけですが、試合はともかくですね、また解説のライガーさんがやらかしておりました。

 

【外道のヒゲについて】

ライガー「ちなみにあのヒゲは陰毛にあたるんですか?何毛なんですか?」

 

解説席 30秒近く沈黙

 

その後ナニゴトも無かったかのように、ライガーの言葉を無視して実況をはじめる吉野アナ。

 

というね。

 

ライガーさんってバカなんでしょうか?

 

ヒゲが陰毛なわけねえし、そもそも質問の意図がぜんぜんわからない(笑)

俺、この瞬間に笑い死にしそうなくらい爆笑してしまいました。

 

 

YOSHI-HASHIに必要なモノ。特に無し

 

2本目の試合は「俺のハートは砕けたか?」でお馴染み「ヨシハシノブオ VS 内藤哲也」

砕けるもなにも、ヨシハシにはハートそのものが無いので、一生砕ける心配はありません。

しかし、今回の試合では無かったはずのハートが少々見え隠れするような「アツい」アクションもありました。

だからと言って、ヨシハシが「塩」であることには変わりはないわけですが、それでもこの試合にかける意気込みだけは十分伝わりました。

しかし内藤は危なげもなく勝利。

去り際にはツバを吐きかけるという、対戦相手への敬意もクソもない行為を繰り出し、ド派手に花道でタイチに連れ去られるというエンターティナーならではの退場をしてのけました。

 

さすが内藤。

 

勝ってなお、退場シーンまでも楽しませようとするそのサービス精神に感動。

ぶっ倒れたままで何のリアクションもしないヨシハシとは次元が違いすぎます。

 

タイチの襲撃!次へのストーリー作りも秀逸

 

 

ヒロム&オスプレイ、誰にも踏み込めない2人だけの世界

 

IWGPジュニアヘビー級選手権試合「ウィル・オスプレイ VS 髙橋ヒロム」は、めまいがするほどスピード感のあるとんでもない試合でした。

いや、そんなことわかってはいましたが、想像の遥か上のほうを行くとんでもなさ。

しょっぱなからクライマックスのバトルアクションを見ているような、もはや技というよりはアクロバット。イリュージョンみたいな動きの連続。

ヒロムとオスプレイにしかできない攻防。

2人だからこその技や動きの説得力。

俺にできることは、口をポカンと開けて、まばたきも忘れて見入ることのみ。

結果も、予想とはまったく真逆でオスプレイの防衛。

ここでもヒロムは勝てないのか!

「ベルトさん」の帰還は一体いつになるんだ!



EVILさん、よくわからないが除霊される

 

NEVER無差別級王座戦「後藤洋央紀(殿) VS EVIL」は、除霊マッチという意味の分からないキーワードをのたまっていた殿に軍配。

やはりEVILは自らのダークネスワールドに飲み込まれてしまったようです。

そのへんは記者会見(調印式)でも見て取れたんですが、明らかに殿のほうが迷走していました。

 

殿の迷走がEVILの迷走を上回ったからこその勝利(つーか除霊)でしょうね。

 

見よ、この迷走っぷりを。この数珠は結局なんだったんだ?

 

 

SANADAの強さとオカダの凄さ

 

大阪大会は3つのタイトルマッチが行われ、ベルトが動かなかったと言う意味では変化はありませんでしたが、試合内容はすこぶる良かったですね。

特にメインイベントIWGPヘビー級選手権試合の「オカダ・カズチカ VS SANADA」は、今年だけで言えば今のところベストバウトと言ってもいいほど凄まじくアツイ試合でした。

SANADAの強さが際立っていて、チャンピオンを凌駕する勝利への執念が伝わって、またそれを上回るオカダの意地が後半で爆発する。

 

とんでもなく強いSANADAを倒してベルトを防衛するオカダが凄い。

 

マジでSANADAが勝利するのではとゾクっとした一瞬

 

クールなSANADAがしっかりと勝ちに行っている姿に心打たれるし、それを受け止めて自らも気持ちをムキダシにするオカダにも感動を隠せない。

オカダとSANADAでしか表現できない世界観が、間違いなくあのリング上にありました。

 

不敵な笑みで睨み合うシーンとかマジ最高

 

勝ったオカダも、負けたSANADAも最高。

 

で、俺なんかマジで感動して、最後にオカダのマイクでSANADAへのひとことなんかも聞きたいし、この豪華な夜のラストを締めてもらいたいし。

試合の余韻に浸りながら金の雨を眺める最高のエンディング。

を、すべて台無しにする一部の観客のヤジ。

 

 

オカダに暴言を吐いたカスは会場に一生来るな

 

ここからは試合と関係ない話で申し訳ないんですが、個人的な愚痴として言わせていただきたい。

試合後のオカダのマイクのとき、一部の客が大声でヤジを飛ばしていました。

あれほど壮絶な試合をして勝ったオカダに対して「オカダは帰れコール」をした奴がいたんです。

今まで会場で心無いヤジを飛ばす奴はたくさんいたし、実際に会場で遭遇したこともあります。

でも、今回のはなんかいつもよりも異様に悲しい気持ちになってしまって、その日に行われた、いくつもの素晴らしい試合の余韻が全部消えてしまいました。

オカダ自身はそのヤジに対して、涼しい顔で「もう少ししたら帰るから、ちょっと待ってくれ」と爽やかに対応していましたが、心の中ではショックだったと思います。

あくまで俺の想像にすぎませんが、あんなに良い試合を魅せても「帰れコール」をされてしまうオカダの心境なんか誰にもわからない。

 

あのね。

 

あの野次は、オカダだけでなく、必死で戦ったSANADAへの侮辱であり、新日本プロレス関係者全員への侮辱であり、新日本プロレスのファンすべてに対しての侮辱でもあります。

 

しかもそのカスは、オカダがマイクをしている最中も執拗に「オカダは帰れ」を繰り返していました。

あいつは何を考えて、どういう意図であんな暴言を叫んでいたのか?

単純に目立ちたかったんでしょう。

相手に見つからないところで、群衆にまぎれて石を投げることでストレス発散していたのかもしれない。

まあどちらにしても、あいつはこれまでの人生で一度も戦ったことのない人間であることは間違いないです。

何かを創造したり、何かを発信したり、何かを表現したり、自らの個性で戦ったことがない人間。

だからこそ、戦って満身創痍の人間に平気で石を投げることができる。

というか、それでしか自分をアピールできない。

そんな今世紀最大に恥ずかしい奴が、最後の最後に目立ってしまった大阪大会。

ほかの大阪のファンの人たちが本当に可哀想だし、なぜか俺自身もプロレスファンとしてレスラーのみなさんに申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまった。

あまりにもショックだったので長くなってしまいましたが、俺が言いたいのはあんな奴は会場に二度と来るなということです。

 

 

 

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