【2017年プロレス大賞】内藤哲也がMVP! でも俺の中では断然高橋ヒロム

   

毎年恒例のプロレス大賞(東京スポーツ制定)で、昨年に引き続き内藤哲也選手が2年連続の最優秀選手賞(MVP)に輝きました。

受賞結果のニュースを見ての個人的な感想はひとこと。

「でしょうね」

逆に、内藤以外に誰がいるんだよという気持ちにならざるを得ないというか、今年1年の国内のプロレス関連の話題のほとんどが内藤とそのユニット「ロス・インゴブレナブレス・デハポン」絡みだったじゃん。

ロスインゴ以外の人たち、一体この一年何をやってたの?って思いますよマジで。

 

各部門の受賞結果

 

最優秀選手賞(MVP):内藤哲也(新日本プロレス 2年連続2度目)

年間最高試合(ベストバウト):オカダ・カズチカ VS ケニー・オメガ(新日本プロレス 1・4東京ドーム)

最優秀タッグチーム賞:諏訪魔&石川修司(全日本プロレス 初)

殊勲賞:YAMATO(DRAGON GATE 初)

敢闘賞:柴田勝頼(新日本プロレス 初)

技能賞:鈴木秀樹(大日本プロレス 初)

新人賞:青柳優馬(全日本プロレス)

女子プロレス大賞:紫雷イオ(スターダム 3年連続3度目)

特別賞:松井珠理奈(SKE48・豆腐プロレス・ハリウッドJURINA)

 

以上、基本的にまったく異論無しの納得すぎる結果になっておりますね。

特にベストバウトに関しては、もはや年明け早々に決定してしまった。

これを超える試合などもう出てこないだろうというのが、あの時点で誰もが確信してしまった試合でもありました。

そして、その今年最大のベストバウトを間近で観戦したのがきっかけで、プロレスファンになってしまったSKE48の松井珠理奈さんが特別賞に輝いているところにも注目。

まさに、年明け一発目の1・4東京ドームで、2017年のプロレス界全体の運命が決まってしまったと言っても華厳の滝ではないでしょう。



デヴォン式2017年プロレス大賞発表

 

てなわけで、ここでドサクサまぎれに俺の個人的なプロレス大賞を発表したいと思います。

お前ごときが何選んでんだよと思われる方もいらっしゃるとは思いますが、そこは年末のお祭りということで微笑ましく見てやってください。

※基本的に新日本プロレスしか見ていないのでそこがメインになることもご了承ください

 

デヴォン式2017年プロレス大賞

 

最優秀選手賞:高橋ヒロム(ロス・インゴベルナブレス・デハポン)

ベストバウト:後日ランキング形式で発表します

最優秀タッグチーム賞:高橋ヒロム&BUSHI(ロス・インゴベルナブレス・デハポン)

殊勲賞:EVIL(ロス・インゴベルナブレス・デハポン)

敢闘賞:エル・デスペラード(鈴木軍)

技能賞:ザック・セイバーJr.(鈴木軍)

女子プロレス大賞:ASUKA(WWE)

特別賞:松井珠理奈で文句なし

 

以上。

すいません。

ロスインゴと鈴木軍が好きなのがバレバレですが、でも結局のところヘビー級であれジュニアであれ、今年の新日本を盛り上げていたのはロスインゴと鈴木軍の2ユニットであったことには異論ないでしょう。

特にベスト・オブ・スーパーJr.では、鈴木軍が大いに話題作りに貢献したし、G1クライマックスでもザック・セイバーが魅せてくれました。

 

で、WWEのASUKAに関しては、紫雷イオなんかよりも断然好みであるという容姿と、圧倒的な強さとパフォーマンス力でこの人を評価しないで誰を評価するんだってくらいリスペクトしております。

なにより今年WWE一軍に昇格という快挙を成し遂げ、あげくその強さも人気も衰えないという安定感に深く感動しました。

そのほか、ヒロム&BUSHI組のタッグとしてのバランス感の良さ。

合体必殺技「インスルヘンテス」の説得力も凄くて、それまで必殺技として評価していなかったエムエックスという技に対して、はじめてそのカッコよさに気付いたという点で(笑)

 

敢闘賞のEVILさんは言わずもがなですね。

ニュージャパンカップで棚橋弘至を撃破し、G1ではオカダ・カズチカに勝利するなど、あの誰得キャラの存在感を世に知らしめた超絶ブレイクが凄かった。

タッグリーグでの優勝もあり、今年もっとも結果を出した選手のひとりでしょう。

 

 

2017年MVP 高橋ヒロム

 

2017年の新日本プロレスをもっとも盛り上げた、面白くさせたのは間違いなく髙橋ヒロムでしょう。

1・4東京ドームでIWGPジュニア王座を戴冠して新たな風を吹き込み、ジュニア戦線だけでなく、新日本プロレス全体を、プロレス界全体を盛り上げてくれました。

リング上では派手な動きと過激な技で魅せ、リングの外ではキュートでサイコパスなキャラとして振舞う。

ファンの想像の余地を残した意味深なバックステージコメントやTwitterを駆使した画像&動画の投稿と、その発信力は同じロスインゴの内藤哲也をも凌ぐものがありますよね。

まさに、高橋ヒロムはプロレスの面白さを体現していたと言えます。

 

高橋ヒロムの偉業その① ベルトさん

チャンピオンベルトに意思を持たせて、自分の気持ちやファンの意見を代弁させるという、古典的ながらも斬新な発想。

殺伐としていたジュニア王座戦線に、ファンタジックかつポップな世界観を取り入れたその手腕は見事というしかありません。

バックステージなどで飛び出すヒロムの秀逸なベルト芸

ヒロムの芸風がしっかりと固まったことを象徴するベストパフォーマンスでした。

 

高橋ヒロムの偉業その② ダリル

6月の大阪城ホール大会で、ベルトをKUSHIDAに奪われてしまったヒロムが新たに作り出した拠り所が、猫のぬいぐるみ「ダリル」でした。

もはや「ベルトさん」で、高橋ヒロムという人間の「繊細キャラ」設定が確立していたこともあり、何の説明がなくても「ダリル」の存在の重要性がすんなりと受け入れられてしまいます。

このへんの心理的アピールの上手さというか、観客の心を掴む挙動の数々は、内藤哲也から受け継いだところが多いんでしょうけど、あまりにも巧みですよね。

その浸透ぶりは、ダリルがファレに引きちぎられたときの会場の悲鳴の大きさでも明らかです。

 

高橋ヒロムの偉業その③ サイコパス

サイコパスというと、凶悪で恐ろしい精神性みたいなイメージですが、ここでいうヒロムのサイコパスは「危うい純粋さ」という意味合いを含んでいます。

ベルトと戯れたり、猫の人形を肌身離さず持っていたり、ネコ語を話したり、同じワードを繰り返して発狂したり、もうひとりの人格を匂わせたりと、心が純粋だからこそ周囲の環境に影響されて狂った状態になりうるみたいな、精神的危うさを演出しています。

ベスト・オブ・スーパーJr.で、鈴木軍のタイチ相手に見せていた性格退行のストーリーも秀逸というか、どっかのSFサスペンスみたいな流れでとんでもなく面白かったですよね。

 

マイクを貸してもらえなくてイジけてる繊細なヒロムくん(笑)

 

高橋ヒロムの偉業その④ ストーリーテリング

2018年1・4東京ドーム大会でのIWGPジュニア王座4WAY戦へのストーリーは、実はヒロム中心で展開していきました。

【9月の広島大会】
KUSHIDAへのベルト挑戦のためリングインしたヒロムを、オスプレイがブッ飛ばし挑戦権を横取り。

【10月の両国大会】
そのオスプレイがベルトを奪取し、ついにヒロムが挑戦かと思わせて今度はマーティ・スカルに横取りされる。

【11月の大阪大会】
スカルが奪取し、納得できないオスプレイ&再戦を望むKUSHIDAが三つ巴となったところへ、防具に身を包んだヒロムが登場し、十分すぎるほど周囲を警戒しながら4WAYを提案するという素晴らしい流れ。

 

これほど納得のできる4WAY提案があっていいの?

 

9月以降のヒロムの無様な挑戦表明がすべてのフリとなって、点と点が線に繋がるようなスッキリ感すら覚えましたよね。

こんな複雑なフラグ回収は、いまのヒロムじゃなきゃ誰にもできないでしょう。

 

髙橋ヒロムの偉業その⑤ 内藤哲也とのワンダーランド

これがもっとも凄かった。

おそらく今年一番、どんなバラエティ番組なんかよりも面白かったのが内藤哲也と出演した「ワンダーランド」でしょう。

 



内藤とヒロム出演の「ワンダーランド」は神回

 

6月7日に公式動画サイト「新日本プロレスワールド」で公開されたトーク番組「ワンダーランド 出演:内藤哲也・高橋ヒロム」は、前にも他のサイトで発表しましたが、俺の中での2017年プロレス重大ニュースのナンバーワンでありました。

「内藤が手を叩くと猿になったり正気に戻ったりするヒロム」というコント設定からはじまり、ふざけるヒロム、冷静に悪ふざけに加担する内藤、翻弄される野上アナ、という図式が奇跡のようなバランスで成立した至福の時間。

仕込んでいたと思われる数々の秀逸なネタと計算つくされたコントのような表現の美しさに、この2人のユーモアセンスの高さとバラエティ感覚が伺えます。

 

視聴者からのメール質問コーナーにて。大阪で戦いたい相手「K」とは誰か?
「タイコウさんです!」で内藤をマジ爆笑させるヒロム

 

これ、何回見てもおもしれーなw

 

 

まとめ

 

昨年の11月に長期の海外遠征から凱旋帰国した高橋ヒロムは、この1年で試合での実績以外でも大きく話題作りに貢献しました。

内藤哲也あっての活躍であることは間違いないですが、それでもヒロムじゃなきゃできない数々の偉業を成し遂げた。

そういう意味で、2017年はヒロムの年だったなと個人的には大きく評価します。

以上、俺の個人的なMVP発表でした。

ベストバウトは後日、ランキング形式で発表予定ですので、またお楽しみに。

ではでは

 

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