EVIL&SANADA、ワールドタッグリーグ優勝! その裏にあるロスインゴの優れたエンタメ性

   

12・11に福岡で開催された新日本プロレスの『ワールドタッグリーグ 2017』(以下WTR)優勝決定戦。

激しい大技の仕掛け合いを制して優勝したのは、ロス・インゴベルナブレス・デハポンのEVIL&SANADA組でした。

試合内容については、みなさんニュースサイトや試合動画なんかを見てご存知でしょうから特に触れません!

いや、マジで最高に盛り上がった試合でしたが、俺ごときのハンパな語彙力と未熟な表現力ではとてもその魅力が伝わらないので、あえて試合内容には触れずに、大会を通してロスインゴが見せていた最終戦までの盛り上げの軌跡を追ってみました(笑)



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結局WTRを盛り上げたのはEVILと内藤哲也だった説

 

「主役不在」ではじまり、地方での大会は東京ドームの前哨戦にメインを奪われと、逆境の中で展開された今年のWTR。

内藤はこの盛り上がらなさを嘆きつつもこんなセリフを言っていました。

このタッグリーグの成功も失敗も、すべてはEVIL、SANADAにかかってるから。このままだと、無残なタッグリーグに終わってしまうよ。ここから盛り上げて、過去最低、いや、過去最高のWTRにしてくれることを、俺は楽しみにしてるよ。そうなった結果、EVIL、SANADAがもうワンランク、ツーランアップして、そして我々、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンも、ツーランク、スリーランク、アップしていくと、より魅力的なロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを皆様にお届けできますよ。俺はEVIL、SANADAに期待してるし、彼らの活躍を楽しみにしてますよ。

引用元:新日本プロレス公式HP

 

それに対してEVILはこう返します。

今回のタッグリーグは、目の前の敵だけが相手じゃないことはわかってるぜ。内藤はなんだかんだ言って、魅力を感じてしまってるのさ、このタッグリーグに。そして、EVIL、SANADAにな。史上最低という名のジェラシーを感じるよ(ニヤリ)。内藤、オカダ、ケニー、棚橋、いま東京ドームを見てるヤツ、すべて誰が相手でも、史上最高のフィナーレを見せてやるよ。

 

もはやWTRエントリー選手ではなく、出場していない、しかも同ユニットの選手同士のコメントのやり取りでWTRを盛り上げています。

こんなことができるのはロス・インゴベルナブレス・デハポンくらいじゃないでしょうか?

WTRに出場できなかった内藤が、しっかりとWTRを盛り上げることにも貪欲であることの素晴らしさ。

それを受け止めて反応するEVIL。

オカダも棚橋もケニーも東京ドームしか見ていないのに、内藤だけはWTRをちゃんと見ているところに感動を隠せません。

 

 

EVILの仕掛けた大会最終戦へのストーリー

 

さらにEVILは、開幕からずっと「なんの問題もない。ノープロブレ(省略)」などと、一言一句同じコメントで「テンプレ」とか言ってバカにされていましたが(俺に)、実は中盤以降はマジックキラーという必殺技を使って巧妙な「仕掛け」を作っていました。

 

マジックキラー、いい技だな。Aブロックのバレットクラブは、すべてマジックキラーで葬ってやったぜ。なんか文句あるヤツいるか?

 

いわゆるバレットクラブへの挑発ですね。

これが、WTR決勝戦のタマ&タンガ戦への因縁に繋がり、最終戦で今までとは違う新たな展開を生みました。

 

その最たるものが福岡大会の第3試合「バッドラック・ファレ VS BUSHI」のシングルマッチです。

 

カード決定時は謎のシングルマッチと話題になっておりましたが、フタを開けてみれば見事な決勝戦へのネタ振りになってたという。

 

ロスインゴの危機を救ってとんずらするBUSHIと追いかけるファレ

ファレとBUSHIという、まったくアンバランスな選手のちぐはぐな攻防が、まるでトム&ジェリー的な化学反応を魅せるというとんでもないいエンタメ空間。

 

いや、天才かよ。

 

さらに、EVIL&SANADAのフィニッシュですよ。

散々挑発したマジックキラーで最後が決まると誰もが思うように仕向けたここまでの展開も見事です。

 

最後の最後でタマ・トンガに対してマジックキラーが決まる。

終わった!

 

いや、まだ終わらない。

 

タマ・トンガが意地で返すわけです。

このへんの興奮と緊張ったらなかった。

EVIL&SANADA組のフィニッシュが返された! うそ? ヤバイ。これはGODの逆転がある?

からの・・・・・

 

EVIL!!!!!!

 

EVILのEVIL!

 

この史上最大にややこしい技名のやつが、タマに炸裂したときの高揚感というかカタルシスというか。

よく考えたら、今回のWTRシリーズで、EVILのEVILはほとんど封印されておりました。

それが優勝決定戦のフィニッシュになり、さらに観客や視聴者すべてを大きく納得させるほどの最終兵器として登場したことに驚きと感動を隠せないわけです。

 



まとめ

 

結果的に史上最高のフィナーレを見せてくれたEVIL&SANADAのおふたり。

大会の最後はいつもの締めと共に、東京ドームで対戦するであろう現チャンプKESまで呼び込んでの期待感を煽る最高の展開。

 

こりゃあ東京ドーム大会のチケットさらに売れるぞおい。

 

というわけで、優勝決定戦の感想は以上です。

大会全体の感想(というかいろんな事件へのツッコミ)記事もあとでアップしますのでお楽しみに。

ではでは

 

 

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