【大会の感想】11・5『POWER STRUGGLE』【新日本プロレス】

      2017/11/13

11・5に開催された新日本プロレス大阪大会『POWER STRUGGLE』の感想です。

長いシリーズ前哨戦を経て、ファンの期待もマックス超えしている中でついに開催されたビッグマッチ。

第0試合から要注目という、捨て曲無しの大物ミュージシャンのベストアルバムみたいなアツい対戦カードだけでなく、この日は何かが起こる。というか、2018年1・4東京ドームへのスタートダッシュ的な意味合いのある大会でもあるわけです。

というわけで、俺もハチャメチャに楽しんだ全試合の感想はもちろん、各試合に独断と偏見による点数を付けてみました。

 

第0試合 デビッド・フィンレー VS 北村克哉

 

おまけ的な試合なのにも関わらず、もはや会場は第5試合ぐらい並みにはあったまっていましたね(笑)

とにかく北村への期待の高さね。
フィンレーが気の毒に見えるくらい、北村への声援が凄い。

「北村、お前ならフィンレーくらいKOできるだろう」と言った観客の圧が凄い。

俺が注目していたのは、そんな中で鳴かず飛ばずのフィンレーがどんな戦いを見せるのか?だったのですが、まさかまさかの至ってふつう。

いつものフィンレーさん(つまりいい人)で、ふつうに勝って、ふつうに相手を称えて、ふつうにタッグリーグのパートナーにしちゃうという、このブレなさがもはや逆に魅力になりつつある。

危機感の無さではYOSHI-HASHI以上かもしれない凄い逸材だったのでした。

50点!

 

 

第1試合 ドラゴン・リー&ティタン VS ヤングバックス

このカードが第1試合ってところが凄い。

ヤングバックスなんか他団体のベルトとはいえチャンピオンですよ?
IWGP Jr.タッグベルトの常連ですよ?

そして相手はドラゴン・リーとティタンですから。もう面白いことが保証されまくっています。

ヤングバックスのコンビネーションの素晴らしさとメキシコ組の縦横無尽な空中技、すべてが最高のエンターテインメント。

重力無視しているみたいなスーパープレイの数々が鮮やかで、しかもこの2チームはしっかり噛み合っていて見ごたえありました。

70点

 

 

第2試合 本隊 VS 鈴木軍

ライガー&タイガーマスクにまたもマスク狩りを仕掛ける鈴木軍。

ふむ。つまりこのシリーズの因縁についに決着がつくということですね。

期待していたザック・セイバーJr.が、ほとんど活躍せずに試合が終わってしまった。
というよりも、川人がいいところを全部ことごとく持って行って、ザックは心ならずともそこに貢献していたという感じ。

ちなみに、ジュース・ロビンソンはめっちゃ普通にハシャいでいたので、Twitterアカウント削除問題はただの偶然だったことを確信(笑)

55点

 

 

第3試合 本隊 VS バレットクラブ

真壁と天山のどん臭さはどうにかならないんでしょうか?

チューズ・オーエンズの動きがいいだけに、中年レスラーたちの動きの悪さが目立って仕方がなかった。

真壁、もはやロートルやないか。

30点

 

 

第4試合 ロッポンギ3K VS 田口隆祐&ACH

Jr.タッグトーナメント決勝戦なのに第4試合。
そこが残念でもあり、でも贅沢でもあるという複雑な心境。

ただ試合内容的には、ACHが脇腹を痛めていてひん死という状態で見ていて痛々しかったですね。

ロッポンギはもっと早めに試合を決められたと思うんですが、田口監督がちょっとACHを酷使しすぎだなといった印象。

せっかくの決勝戦なのに、華やかさよりも気の毒さが上回ってしまったのがもったいないなと感じました。

60点

 

 

第5試合 CHAOS VS ロス・インゴベルナブレス・デハポン

10人タッグなので、いつもの外道がフォールされる定番のやつかと思いきや、この試合は東京ドームの前哨戦としてかなり激しくアツい戦いとなりました。

オカダと内藤のスター性の凄さを改めて感じた試合で、とにかく画が華やか。

内藤のカリスマ性や魅力はもちろんなんですが、この試合ではオカダのスターとしての魅力がすごいよ状態でした。

あのレインメーカーポーズの高揚感

ツームストンパイルドライバーの迫力

正調レインメイカーの鮮やかさ

絶対王者の貫禄たるや、会場の盛り上がりがすべてを物語っていました。

80点

 

このオカダのゾッとするほどの演出力!

 



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第6試合 鈴木みのる VS 矢野通

NEVER無差別級を賭けた「ブルロープデスマッチ」という奇抜なタイトルマッチ。

これ、大方の予想は「矢野の勝利」です。

これはもう、今までの公式戦を見ていても明らかなんですが、鈴木にとって矢野は天敵なんですよね。

「強い」「弱い」とかそういうことではなくて、もう宇宙の法則のひとつというか(笑)

鈴木が怒り狂って矢野をボコボコにするも、結局最後に矢野の罠にハマって鈴木が無残に敗北するという、「水戸黄門」の予定調和みたいな世界。

ただ、この試合はタイトルマッチですからね。
「矢野の勝利」と今まで通りに考えるわけにはいきません。

鈴木が今年1年で創り上げた「NEVER無差別級王座」の世界観を受け継ぐとしたら、そりゃあ矢野が適任かもしれませんが、それじゃあ鈴木と矢野だけのベルトになってしまう。

新たなチャンピオンは、新たな価値観を創れる者でなければ。
というわけで、ここは予想通り鈴木が防衛。

矢野、このシリーズほんとしんどそうだったから開放されて正直ホッとしているかもしれませんね。

70点

 

数えてみたんですが8秒間この状態でした(笑)

 

 

第7試合 ウィル・オスプレイ VS マーティ・スカル

オスプレイはとにかくスタイリッシュで、そんなのに余裕で対応して独自の世界観で戦うスカル。

この2人はレベルが高すぎるというか、いやもうジュニアのトップ4人が凄いんですね。

戦い続けることでお互いを高めまくっているから、どんどん凄くなる。

ラストはまさかの丸め込みのような形でスカルが勝利しましたが、それでも納得できるというか、それまでの攻防が凄まじかったので丸め込みすらも凄い説得力なんですね。

感動しました。

100点満点!

 

 

第8試合 ケニー・オメガ VS バレッタ

突如決まったUSヘビーのタイトルマッチですが、やはりバレッタにはオーラが無いなと。

ケニーと並ぶとどうしても田舎臭さが拭えないというか、いままではパートナーが典型的田舎者のロッキー・ロメロだったから気づかなかったけど、やっぱカッペ感すげえな(笑)

動きはいいし、エプロンでのパイルドライバーとか場外の机に突っ込んだりとか過激な試合もこなしますが、もう一皮どこかで剥けないと上には上がれないだろうなという印象。

クリス・ジェリコ登場はびっくりしましたが。
これマジで実現するんですか?

70点

 

 

第9試合 棚橋弘至 VS 飯伏幸太

最初はピンとこなかったインターコンチ王座戦ですが、大会直前の棚橋のインタビューを見て注目度が高まりました。

ベルトの行方というよりも、この試合を通して飯伏がどう変わるか?に期待したいという心境です。

つまり飯伏が何かを学ぶためには、棚橋は絶対に勝たなければいけない。

どちらにも勝って欲しいし、どちらにも負けて欲しくない。
複雑だけど、これ以上ないほど幸せなプロレスの観戦状況ですよね。

予想以上に激しい戦いになり、棚橋も飯伏もお互いエゲツナイほど勝ちにいってましたが、この2人だと不思議と嫌な気分にならないんですよね。

やっぱり相手が強いと棚橋は動きがぐんと良くなりますなあ。
俺の中で今年の棚橋のベストバウトでしたね。

100点満点

 

 

まとめ

 

どの試合も見ごたえ十分、迫力満点、結果納得、一本満足。

特にジュニアヘビー級王座戦とインターコンチ戦という、最初はぜんぜん期待していなかった2試合が死ぬほど良かった。

魂と魂のぶつかり合う試合はやっぱり違いますなあ。

というわけで、以上『POWER STRUGGLE』大阪大会の感想でした。

あ、もちろん感想はこれで終わりではありません。
試合以外の部分での気になったことを、随時記事にしますのでお楽しみに。

ではでは

 

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